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Googleマップ上で自動車運転ができるゲーム,「3D自動車シミュレータ」が公開
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フレームシンセシス:「3D自動車シミュレータ」公式サイト
「3D自動車シミュレータ」は,2018年にGoogleが公開した「Google Maps API」(関連記事)を使用して作られており,無料公開されている。遊び方は簡単で,フレームシンセシスの公式サイトにアクセスして「START」ボタンをクリックするだけ。スマホにも対応しているとのこと。ゲームが始まるとGoogleマップに自分の車が表示されるので,あとは矢印キー上下で前進/後進(押し続けると加速)を選び,矢印キーの左右でステアリングを操作するだけだ。
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ロケーションは,デフォルトでGoogle本社のあるカリフォルニア州マウンテンビュー近郊が選ばれているが,画面右上の「おすすめロケーション」をクリックして,東京駅や国会議事堂,レインボーブリッジのあたりを選ぶことができ,座標入力で場所を選ぶことも可能だ。「Map」をクリックすることで,衛星写真ではなく,おなじみのGoogle Mapに切り替えられる。当たり判定などはないため,画面の速度表示を見ながら安全運転してもいいし,オブジェクトを無視して爆走してもいい。海の上だっておかまいなしだ。
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こりんさんのツイートによれば,車の動きにはゲーム用の2D物理演算エンジン「Box2D」が使用されており,物理シミュレーションが行われているとのこと。確かにスピードを出しすぎると,操作が難しくなる。気になる人はサイトにアクセスして,サハラ砂漠でも南極でも,世界中を自由自在に走りまくってほしい。
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こちらGoogle Maps APIの担当者から連絡をいただいて、APIの使用枠を引き上げていただきました! スマートフォンにもとりあえず対応しましたので試してみてください。 https://t.co/wR8L9viUCP
— こりん@VR (@korinVR) June 2, 2021
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