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EU,ゲーム開発者やパブリッシャ保護のため,デジタル配信プラットフォームに対する制限を強化
「オンライン仲介サービス」として規制の対象となるのは,AppleのApp StoreやGoogleのGoogle Playといったデジタル配信プラットフォームで,これにより,EU域内のゲームデベロッパやパブリッシャがより強く保護される。例えば,これまで配信プラットフォーム側が恣意的に行えた掲載ソフトの削除に対しては,少なくとも30日前の通知と説明責任が生じ,デベロッパは異議を唱えるか,ゲームの変更を行うことができる。
また,ランキングや大手デベロッパ優遇などに対する透明性の確保が求められているほか,配信プラットフォーム側がゲームからどのようなデータを収集しているのかについても明確にしなくてはならない。契約についても,より分かりやすい言葉で書かれ,変更がある場合は,少なくとも15日前までに通知しなくてはならないという。
今回の規制は,これまで不公平で交渉不能な企業間契約を強いられてきたデベロッパやパブリッシャにとって大きな前進であろうと記事は述べている。
EU,プラットフォームの狂気に制限を設ける
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