4Gamer 女子部（仮）
紹介記事
きれいな花には“棘”がある。まるで人狼ゲームのような「月とオオカミちゃんには騙されない」の魅力を8話までの放送回で振り返る
人は誰しも，ときめきたい瞬間がある――そんな瞬間のため，世の中には，てっとり早く“ときめき”が体験できる恋愛漫画，ドラマ，乙女ゲームなどのコンテンツが溢れている。4Gamerでも乙女ゲームの紹介を中心に，読者がときめけるような記事を掲載してきた。
ということで，本稿でも読者にときめきをお届けしたいのだが，これまでとは趣向を変えて，最近注目を集めているAbemaTVの恋愛リアリティーショー（以下，恋リア）を紹介する。ゲームじゃないじゃん！ というツッコミは，ひとまず番組の説明を読んでからにしてほしい。
恋リアとは，AbemaTVで放送されている恋愛をテーマにしたバラエティ番組のことだ。初対面の高校生男女が，限られた時間の中で本気の恋を見つけることができるのかに追った「今日、好きになりました。」，若手俳優が毎話キスシーンのある恋愛ドラマの撮影をしながら，本当の恋をしていく様を追いかける「恋愛ドラマな恋がしたい」，遠く離れた場所に住む高校生たちが，週末だけのホームステイで恋を育む「恋する♥週末ホームステイ」，英語が話せない日本人女子と英語しか話さない外国人男子の恋愛模様を描く「いきなりフォーリンラブ」など，さまざまな恋リア番組が放送されている。
そのなかで今回紹介するのは，毎週日曜22：00に放送中の「月とオオカミちゃんには騙されない」。
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本番組は，複数の男女が出会い，デートや共同作業をとおして恋の駆け引きをくり返し，本気の恋に落ちていくまでを追いかける「オオカミ」シリーズ最新作だ。AbemaTVの20代〜30代女性の視聴者数ランキング1位という人気番組となっている。
男女が出会って恋愛する過程を見られる，という意味ではほかの恋リアシリーズと根本的には変わらないが，「オオカミ」シリーズの面白いところは，メンバーのなかに“嘘つき”が紛れ込んでいること。なお今作では女子側に嘘つきがいるため，“オオカミちゃん”と呼ぶ。
オオカミちゃんは，男子を惑わし，あえて女子メンバーの恋のライバルを演じるなど，メンバーの恋をかき乱す役割を担っている。メンバーはオオカミちゃんの存在を知っているが，それが誰なのか，何人いるのかまでは分からない（少なくとも1人以上はいる）。自分の好きになった相手がもしかしたらオオカミちゃんかもしれない……疑心暗鬼に陥りながら恋愛をしていく。この前提がほかの恋リアと大きく異なる。
さらに本番組のひと味違うところは，視聴者自身もメンバーたちの表情や行動を見て推理し，オオカミちゃんだと思う人物に投票できるシステムになっていることだ。純粋に恋愛ドラマのときめきを楽しみつつ，嘘つきを見破るスリルも同時に味わえる，まるで“人狼ゲーム”のようである（これが言いたかった！）。
現在，3月1日に放送された9話が1週間無料公開中の「月とオオカミちゃんには騙されない」。この機会に9話からでもぜひ観てほしいので，以下より，メンバー紹介と，1話から8話までのあらすじ＆ときめきハイライトをお届けしていく。
メンバーは美男美女揃い！
もし恋が始まらないなら，その理由を教えてほしい
今回はシリーズ最多の11人（女子6名／男子5名）が参加。オオカミちゃんは1人とは限らないので，視聴者はもちろん男子メンバーにとっても難度の高いものになっている。
ちなみに過去の「オオカミ」シリーズには，舞台「刀剣乱舞」で堀川国広を演じる小西詠斗さんなども出演している。もしかしたら今回も，本番組をきっかけに注目される役者たちがいるかもしれない。
それでは恋とオオカミちゃんに翻弄される11人のメンバーを見ていこう。
■メンバー紹介
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堀江 亨（ほりえ とおる）さん
年齢：20歳
出身：岐阜
職業：テニスプレイヤー
好きなタイプ：明るく大人っぽい女子
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岸本ルーク（きしもと るーく）さん
年齢：20歳
出身：沖縄
職業：モデル
好きなタイプ：家族を大切にする女子，一緒に居て安心できる人
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岡田翔大郎（おかだ しょうたろう）さん
年齢：19歳
出身：京都
職業：俳優
好きなタイプ：マイペースな自分をしっかり支えてくれるような人。 自分には自然体で、素を出してくれるような人。
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曽田陵介（そた りょうすけ）さん
年齢：22歳
出身：島根
職業：大学生
好きなタイプ：常識があり，短気ではなく思いやりがある人。将来の目標がある人。
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Novel Core（のべる こあ）さん
年齢：19歳
出身：東京
職業：アーティスト
好きなタイプ：気をつかわない人，一緒にいて楽しい人，サバサバしてる人
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加藤ナナ（かとう なな）さん
年齢：21歳
出身：群馬
職業：モデル
好きなタイプ：男らしくて頼もしい人！だけどたまに子どもっぽい一面を見せてくれる人
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大原梓（おおはら あずさ）さん
年齢：20歳
出身：福岡
職業：女優 好きなタイプ：大人っぽい人
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岡本莉音（おかもと りおん）さん
年齢：18歳
出身：愛媛
職業：モデル
好きなタイプ：優しくて，自然体な方。アウトドアな方。
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松川菜々花（まつかわ ななか）さん
年齢：22歳
出身：埼玉
職業：モデル
好きなタイプ：優しい，積極的な人，考えがしっかりしている人，一緒に居て楽しい人
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Hina（ひな）さん
年齢：23歳
出身：京都
職業：アーティスト
好きなタイプ： 素直な人、しっかり会話ができる人
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莉子（りこ）さん
年齢：17歳
出身：神奈川
職業：モデル
好きなタイプ： 会話が続くおもしろい方！！
美男美女揃いのメンバー。彼ら＆彼女たちと筆者は本当に同じ人間なのか不安になってきたが，もはや「これは2次元キャラクターだ」と現実逃避して割り切ることにした。これから紹介する恋模様を見たら，もっと現実逃避したくなるかもしれないので，「これは2次元の出来事だ」と自分自身に言い聞かせながら，心を強く持って先に進んでほしい。
※以下より出演者名は敬称略
心がえぐられそうなときめきが満載
第1話〜第8話までの見どころをチェック
放送回を振り返る前に，知っておきたい「オオカミ」シリーズ用語を紹介しよう。
| 共同作業 |
| メンバー全員で取り組む作業。内容はシリーズごとに異なる。 |
| 赤い手紙 |
| 番組からの指令が書かれている。 |
| 赤いブレスレット作戦 |
| 第一印象のよかった女子メンバーに，男子メンバーがブレスレットをプレゼントする「オオカミ」シリーズ恒例のミッション。 |
| 光のアミダ |
| 誰とデートするのか決めるアミダ。もともとある線に，女子メンバーがそれぞれ1本ずつ線を足して配置に着く（事前に男子メンバーの位置は確定している）。その後，女子メンバーがアミダに従って歩いて進み，到着した男子メンバーがデート相手となる。 |
| 太陽LINE |
| デートの誘いが全員に通知され，そのデートに誰でも参加できる。 |
| 月LINE |
| LINEを送った相手にだけ内容が公開され，2人きりでのデートが可能となる。月LINE使います，というメンバーへのアナウンスあり。 |
| 中間告白 |
| 男子メンバーが脱落してほしくない気になる女子メンバーにお守りを渡し，女子メンバーが気になる男子メンバーへ想いを伝え，「自分はオオカミちゃんではない」と宣言する。 |
| オオカミちゃん投票 |
| 視聴者がオオカミちゃんだと思う女子メンバーに投票する。※投票はすでに終了 |
| 落ちないで投票 |
| 視聴者が脱落してほしくない女子1人を選ぶ。※投票はすでに終了 |
これらの用語を念頭に置きつつ，1話から8話まで振り返っていく。ちなみに，各話の放送時間に差があったり，放送回によって大きな展開があったりで，紹介するボリュームにばらつきがあることを先に述べておこう。
■#1：1時間SP アタシたちは同じ月を見ている
教会で顔合わせを済ませたあと，バーベキューをしながら自由に交流するメンバー。戦いはもうここから始まっている――！
あずさは福岡の方言が可愛いし，りこはりおんとコアの会話中に突入するくらい積極的だしで，それぞれの個性が少し分かってくる。
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そしてひととおり会話できたところで，女子メンバー同士で「どの男子が気になる？」という話題に。
| 女子メンバー | 第一印象のよかった相手 |
| ナナ | とおる |
| あずさ | |
| りおん | |
| ヒナ | しょうたろう，とおる |
| ななか | りょうすけ |
| りこ | コア |
結果は，とおるが一番人気。筆者はしょうたろうが人気だろうと予想していたが，見事に外れてしまった。乙女ゲームや少女漫画では，だいたいしょうたろうのような好青年タイプが定番人気だが，現実は違ったようだ。現代を舞台にした乙女ゲーム限定でいえば，ロン毛キャラが1番人気は極めてめずらしいと個人的に思っている。そういうわけでまったく予想できなかった展開だが，落ち着いて考えてみると，とおるは堂々としていて頼りがいがありそうだし，聞き上手だし，どこか大人な雰囲気だからかもしれない。加えてスポーツマンってずるいよね。
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その日の夜。男子メンバーには，第一印象のよかった女子に赤いブレスレットを渡す「赤いブレスレット作戦」が発令される。女子メンバーにとって緊張の瞬間だ。そしてここでも波乱の展開が待っていた。
| 男子メンバー | 赤いブレスレットを渡した相手 |
| とおる | あずさ |
| りょうすけ | |
| ルーク | ヒナ |
| しょうたろう | |
| コア |
まさかの2人に集中。ブレスレットを受け取れなかった女子メンバーの複雑な表情が見て取れる。ヒナに至っては3人からプレゼントされる予想外の展開になった。確かにヒナは，男子が好みそうな黒髪の綺麗なストレートロングかつ，性格はさっぱりしていて男子にも女子にも好かれそうなタイプだ。
とはいえ，ほかのメンバーも美人揃いなのにこの偏りは驚いた。こうなると，もっとも男子を虜にしたヒナこそがオオカミちゃんなのでは……？ と疑ってしまうが，始まったばかりでまだ確信は持てない。
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そんなブレスレット作戦が完了したあとは，あみだくじでデート相手を決める「光のアミダ」へ。今回は女子メンバーが多いため，光のアミダで残った女子には，番組からの指令が書かれた赤い手紙が用意されていた。
神様の悪戯なのか，赤い手紙に選ばれたのは男子1番人気のヒナ。男子メンバーは心なしか残念そうだが，気になる相手以外とも交流する機会を作るいいミッションだ。人の心はうつろいやすいとはよく言ったもので，第一印象がよかったからといってずっと一途とは限らない。くつがえることだって当然ある。
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メンバーがイルミネーションデートを楽しむなか，残ったヒナは赤い手紙を開く。そこには「この手紙を手にした女子は気になる男子を指定して2人きりで話すことができます」と書かれていた。不利な立場かと思いきや，実は絶好のチャンス！ ヒナはしょうたろうを選び，楽しい時間を過ごす。この2人は順調にいきそうだな（と，このとき筆者はそう思っていた）。
翌日，メンバーはとあるアトリエへ。ここで発表されたのは，メンバー全員で取り組む共同作業の内容だった。今回は「洋服を作り，期間限定のアパレルショップをオープンする」という。洋服はすべてメンバー自身がデザイン・制作したもののみ。
素人ならば厳しい条件だが，服飾デザイン科に通っていたというあずさをリーダーに取り組むことに。メンバーは洋服をデザイン・制作して目標を達成しながら，恋もしなければならない。男子メンバーに至ってはオオカミちゃんまで警戒しなければならないしで，考えることがいっぱいだ。
また後日，早くも太陽LINEの使用者が現れる。この日はメンバー全員で本番組のオープニング撮影。終始和やかに終了し，それぞれが帰路についていたとき，メンバーのLINEが一斉に鳴る。
トーク画面には「太陽LINE使います」の文字。送り主はあずさで，相手はとおるか？ りょうすけか？ とざわつくメンバーだが，誘った相手はなんとルークだった。誰もが予想しなかった展開に，メンバーは驚愕する。
第一印象で，あずさはルークの名前を出さなかった。しかもルーク自身はヒナにブレスレットを贈っている。あずさの行動はメンバーもそうだが，筆者も正直何を考えているのか分からなかった。彼女がオオカミちゃんなのか？
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と，第1話はこんな感じで幕を閉じる。そもそもの話だが，前提としてメンバー全員の顔面偏差値が高いので，きっとそれなりに恋愛の場数を経験しているはず（筆者の偏見です）。それぞれが魅力的なので，その言動を見るだけで，なんだかすごーく勉強になる気がしてきた。自然と可愛い＆男前な振る舞いができるメンバーたちに感服……。
☆第1話のときめきハイライト
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■#2：45分SP 好きな人には好きな人がいる
前回，あずさが太陽LINEを使って誘ったのはルークだった。太陽LINEではほかのメンバーも参加できるので，とおるとナナ，りおんも加わり5人でお出かけ。あずさが指定した場所は古着屋で，リメイクするための洋服を調達したいと説明する。リーダ−としてなのか，ルークに興味があるのか，オオカミちゃんなのか……筆者のなかであずさへの疑念が消えない。 |
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その後，ヒナも合流してアソビルにやってきた面々。この時間で，りおん，ナナ，あずさはそれぞれとおると2人きりになり，互いの気持ちを探り合うような会話をしていた。
もう視聴者側からすると気になるなんてレベルじゃない。「もう彼女ら，とおるのこと完全に好きになってっから！！」と叫びたい荒ぶった感情を，筆者は必死に抑えた。このあともしょうたろうが合流してヒナを誘ったりといろいろあった。
きっかけはルークへの太陽LINEデートなのに，とおるがモテモテ過ぎて目立つ。筆者はルークはどこにいるんだろうと探してしまった。
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さて，場面はアトリエへ。服作りに励みつつ，ヒナ，ルーク，りこが作業するテーブルでは，りこの気になる人の話題になっていた。ここで筆者は思ったのだが，ルークって安心感があるというか，女子から相談されやすい立ち位置なんだろうなと。ほかのメンバーのことも「いいやつだよ」って褒めちゃうし。ルーク自身がたぶんめっちゃいい人なんだけど，この恋愛戦の場では非常に不利だ。でも筆者は好きだぞ！（どうでもいい情報）
ここで，りこが気になっている相手であるりょうすけが，近くにやってくる（「ルークを探してくる」と，さりげなく席を外すヒナって本当にかっこいいと思った）。ヒナのアシストもあって，りことりょうすけは会話も弾んでいい雰囲気に。2人の間に“恋が生まれた瞬間”が見えた気がする。ちなみに後半では，コアが太陽LINEを使って，ヒナを自分のライブに招待するという展開も。
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☆第2話のときめきハイライト
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■#3：45分SP 美しいほど悲しい月
第3話では，ナナがとおるに対してかなり積極的に動く。とおるの気持ちは分からないが，あずさから少しずつ離れているように感じた。その影で傷つき涙するりおんと，リーダーとしての責任と自分の恋，どちらを優先するべきか揺れるあずさ。そしてコアに誘われたヒナはライブへ……。いい感じにかき乱されてきている。 |
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筆者のなかでは，りこ，りおん，ななかはシロな気がしている。ナナ，あずさ，ヒナの誰かが，もしくは全員がオオカミちゃんなのでは。ヒナが誰に心動いているのか，本心がまったく見えないのでもっとも怪しいけれど，信じたい気持ちもあるから難しい。
話を戻すが，コアのライブを見届けたヒナには，このあと乙女ゲームも顔負けの展開が待っていた。ヒナがアトリエに戻ると，そこにはなんと1人で作業するしょうたろうがいたのだ。こんな偶然ってあるのかと，どこか運命を感じる瞬間。この2人はこのまま順調にいきそうだな（と，このとき筆者はそう思っていたPart2）
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なお，初回放送にて制作した服をお披露目するファッションショーの実施が告知されていたが，そのステージが「第30回 東京ガールズコレクション 2020 SPRING/SUMMER」（以下，TGC）であることが本放送で明らかになった。女子メンバーは自らデザインしたオートクチュールを制作し，モデルとしてランウェイを歩くことになる。
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☆第3話のときめきハイライト
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■#4：黄金の月の前で君は
それぞれの想いが恋の確信に変わっていく第4話。りょうすけ＆りこは早くも2人の世界だし，ヒナをオオカミちゃんと怪しむとおるが探偵活動をするしで，恋もオオカミちゃん探しも過熱していく。さらに，2人きりのデートに誘える月LINEをコアがヒナに送って……。3人の男子から好意を寄せられるヒナは，まだ気持ちの整理ができず，「苦しい」と涙する。 |
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これまでの様子を見ていると，素直に好きな感情を表情に出したり，行動に起こしたりできる女子メンバーは明らかに恋もいい方向に向かっているのが分かる。なんだけれども，話しかけに行くきっかけが掴めず，近くに好きな人がいても顔を上げられないりおんや，身を引いてしまうななかの気持ちも非常によく分かる。みんな頑張ってほしい。
☆第4話のときめきハイライト
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■#5：中間告白60分SP これが散りゆく運命ならば
第5話はヒナとコアのデートから始まるが，その途中でしょうたろうからの月LINEがヒナのもとに届く。しかもしょうたろうは，“今夜”会ってほしいという。爽やかな見た目とは裏腹になかなかやりおる……。 |
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なお，この回では男子メンバーが脱落してほしくない女子メンバーへお守りを渡し，女子メンバーが気になる男子メンバーへ「自分はオオカミちゃんではない」と宣言する「中間告白」が行われる。
自分がどの女子メンバーに呼ばれるのか，男子メンバーはドキドキだ。ひととおり中間告白を終えて，誰が誰に好意を持っているのかハッキリしたが，筆者はますます混乱した。女子メンバーのなかには必ず1人以上のオオカミちゃんがいるはず。でも本当にいるんだろうか。みんな本心を言っているようにしか見えない。
ちなみに，筆者が今回の中間告白でもっとも切なかったのは，コア，りょうたろう，ルークの男泣きだ。ヒナの番になり，男子メンバーを指名するLINEが届いたとき，震える3人が手を握り合って一緒に画面を見る姿も印象的だった。
そして，とおるとりょうすけも誠実だった。複数の女子メンバーから告白され，気持ちに感謝は伝えつつ，自分の好きな子をはっきり宣言。中途半端な優しさなんていらないのだ。女子メンバーはみんな，本当によく勇気を振り絞った！ とくにヒナの決断は，筆者にとってかなり想定外だった（詳細は番組を見てね）。
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☆第5話のときめきハイライト
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■#6：誰もが秘密を抱えている…
運命の中間告白を終えての第6話では，心が通じ合った2人，想い繋がらずに諦める人，諦められない人，いろんな想いが交錯していく。ずっと積極的に行動できなかったななか，りおんが新たな恋への一歩を踏み出したり，ルークがヒナにあらためて想いを伝えたり，ナナが出るTGCしずおか（「SDGs推進 TGC しずおか 2019 by TOKYO GIRLS COLLECTION」）をあずさととおるが2人で観に行くことになったりと，もう切なさが半端ない。 |
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☆第6話のときめきハイライト
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■#7：消えても消せない想い
脱落者の発表が間近に迫った第7話。あずさととおるは，ナナが出演するTGCしずおかを訪れていた。リーダーとして，関係者と打ち合わせするあずさは，颯爽とランウェイを歩くナナを撮影するとおるを遠くから見つめる。その帰り，あずさがとおるに伝えた気持ちは……。一方アトリエでは，コアへの気持ちをりおんがヒナに宣言し，さらに太陽LINEでコアをデートに誘う展開に。
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☆第7話のときめきハイライト
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■#8：脱落の日 この街で月に一番近い場所で
女子メンバーの脱落者が決まる第8話は，コアとりおんのデートから始まる。そんななか，とおるは太陽LINEでナナを誘い，ルークはヒナを月LINEで誘う。脱落者の発表が近いとあって，みんな後悔しないように過ごしているようだった。 |
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ここまで視聴してきた筆者も，もうオオカミちゃんが誰だか分からないし，誰でもあってほしくはない。もはや誰がオオカミちゃんでも，すべてが嘘だとは思えない。メンバーのなかには恋だけではなく，友情も絶対に芽生えていると感じるからだ。きっとオオカミちゃんだって辛いんだ……そう思えてくる。
発表の日，脱落についての説明が行われた。脱落した女子は，「落ちないで投票数」が「オオカミちゃん投票」を上回っていた場合，復活することができるらしい。しかし，「落ちないで投票」の結果はアパレルショップが期限内に完成し，メンバーが告白の権利を獲得した場合にしか公開されないうえ，脱落した女子が復活できるのは，最終告白の日と，その前日の2日間のみだという。
つまり，復活したとしてもTGCには1人を除いた10人しか参加できない。衝撃の事実に，メンバーの涙が止まらない。そんなしんみりした雰囲気のなか，ルークは地元の先輩から教えてもらったというドリンクを取り出す。
そして全員にゴーヤドリンクを配り，先輩から教えてもらった「恋は苦いこともあるんだよ」という言葉と，「みんな今日は楽しもう！」と伝え，乾杯する。みんなの表情に一気に笑顔が戻った。やっぱりルークはみんなのことをいつも考えていて，とんでもなく優しいと思う。
そして，ついに脱落者の発表へ。1人ずつ前に出て，脱落しない女子には白い花火，脱落する女子には赤い花火が打ち上がると告げられる。
選ばれたのは，ナナだった。涙するメンバー1人1人と言葉を交わすナナ，そしてとおるとの最後の時間を過ごす。
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☆第8話のときめきハイライト
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さて，ここまで1話から8話を振り返ってきた。本番組には，乙女ゲームや少女漫画にも引けを取らないほど“ときめき”が詰まっていることが分かったと思う。これがリアルに起きた恋愛なんて信じられないけど，あるところにはあるんだよ……！ 他人の恋愛事情ながら，幸せそうな2人を見ていると心がポッカポッカしてくる（ラブ＆ピース！）。
しかし，忘れてはならないオオカミちゃんの存在。読者のみなさんはオオカミちゃんの正体に予想はついただろうか。筆者はかつて，こんなにも疑心暗鬼になりながら恋愛リアリティーショーを見たことはないが，8話まで見ても変わらず，ナナ，あずさ，ヒナが怪しいと睨んでいる。
脱落したとはいえ，ナナの正体は分からないままだからだ。さらにいうと，もしナナだったとしても，オオカミちゃんが1人とは限らない。まだまだ油断大敵だ。
続く9話ではついにオオカミちゃんに動きが？ そしてナナ不在のメンバーたちの恋の行方に動きはあるのか？ シリーズ最大の混沌を迎える9話は，3月8日まで無料配信中なので，気になる人はこの機会をお見逃しなく。
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AbemaTV内「月とオオカミちゃんには騙されない」ページ
（C）LESLIE KEE
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