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「バイオハザード」の恐怖をVRで体験。アミューズメント向けVRコンテンツ「BIOHAZARD VALIANT RAID」のお披露目会&試遊会をレポート
「BIOHAZARD VALIANT RAID」は,プレイヤーがアンブレラ社の特殊部隊・U.S.S.の隊員となり,問題の発生した施設の調査に乗り込むというガンシューティングゲームだ。施設内で刻々と変わっていく事態の中,プレイヤーは激しい戦闘を繰り広げつつ,生き残りと脱出を図ることとなる。なお,本作は多人数プレイができ,最大4人まで参加可能となっている。
本作のウリは,360°のVR空間に「バイオハザード」の世界そのものが広がっていることだ。シリーズおなじみのクリーチャーが,リアルな没入感とともにプレイヤーに迫ってくるのだが,恐怖体験以外の何物でもない。
本作は恐怖体験だけでなく爽快感も追求しており,銃はリロードこそ必要だが弾数は無制限となっており,無限に撃ちまくれる。また,プレイ開始時に使える銃はハンドガンとショットガンだが,ストーリーの進行に沿ってサブマシンガンも使用可能になる。それぞれ威力や射程,装填可能な弾数が異なるので,原作同様に局面によって使い分けると良さそうだ。
銃の切り替えは両手を上側から背中に回すことで行い,リロードは構えた銃を下に向けることで完了する。クリーチャーの種類や距離に応じて即座に武器を変更し,リロードを挟みつつ,撃ちまくるという動作がスムーズに行えるため,爽快感はかなりのものだ。
筆者も実際にプレイしたのだが,ヘッドセットやコントローラを装着する待機場所の時点で研究者らしき風貌のゾンビが何体も倒れており,嫌な予感で一杯になる。
4人のプレイヤーは背中合わせに立っており,基本的には定位置で自分の向いている方向から迫ってくるクリーチャーを撃っていく。一通り倒し終わったら,左右や後ろをチェックしてほかのプレイヤーを手助けしても構わないが,倒したと思ったクリーチャーが再び立ち上がってくることもあるので,注意が必要だ。
クリーチャーに近寄られると,思わず身体を動かして避けようとしてしまうのだが,本作の仕様で回避はできない。筆者は噛みつこうとしてくるクリーチャーを撃とうとするも,焦ってリロードを忘れてしまい,弾を撃ち尽くした状態でカチカチとトリガーを引き続けるという,まさに恐怖映画でパニックを起こした人物のような状態に陥ってしまった。
プレイの最後の局面は,無数のゾンビが押し寄せる絶望的な状況の中,おなじみのアイツが迫ってくる……という展開に。筆者たちも必死に抵抗し,何とかゾンビは倒したものの,健闘惜しく全滅という結果となった。
なお,アテンドしてくれたスタッフによると,プレイヤーの行動に応じて本作のストーリーは分岐していくとのこと。また,ゲームの難度は高めとなっているようで,簡単に生き残ることはできないようである。「バイオハザード」シリーズの緊張感と恐怖を,より強く体験してみたいという人は,ぜひ本作にチャレンジしてみてほしい。
■『BIOHAZARD VALIANT RAID』概要
【設置店舗】プラサカプコン 池袋店内「VR-X」
http://www.capcom.co.jp/amusement/game/shop/ikebukuro/index.html
【「VR-X」営業時間】10:00〜23:45(最終受付:23:00)
【プレイ料金】ノーマルエディション:2,200円/DXエディション:2,500円
※「DXエディション」は,よりゲームをリアルに体感できる振動装置を設置した空間でのゲームプレイとなります。
※金額は税込みです。
【プレイ人数】1〜4人
【所要時間】約35分
【注意事項】
7歳未満の方はご利用いただけません。
13歳未満のお客様は保護者の方同伴でのご入場及びご遊戯とさせていただきます。また利用に関するガイドラインへの同意が必要となります。
保護者同伴でない16歳未満,または18歳未満のお客様のご利用時間は以下のとおりです。(「16歳未満」18:00まで/「18歳未満」22:00まで)
3名以下のお客様の場合,プレイヤーが4名になるよう他のお客様とご一緒に遊んでいただきます。
その他,特設ページにある注意事項をよく読んでご利用ください。
「BIOHAZARD VALIANT RAID」公式サイト
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