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中国政府がゲームの承認を凍結。北米メディアが伝える
記事によれば,中国で発売されるゲームの認可に携わる2つの機関のうち,中央広播電視総台(National Radio and Television Administration)は約4か月にわたって認可を出しておらず,また文化観光省(Ministry of Culture and Tourism)は,承認手続きをより厳格化しているという。
これまで,認可の遅れを訴える企業はあったが,それが全体的な状況であることが初めて分かった。
理由について記事では,複数の関係筋からの情報として,政府が機構改革を進める中,どちらの機関でも責任範囲の見直しや人事異動が行われており,官僚達がリスクを取ることや,議論の元になりそうな措置を嫌っているのではないかとしている。
2018年8月13日には,Tencentが「MONSTER HUNTER: WORLD」の販売を開始した直後,配信を停止するように命じられており,中小から大手まで,中国のゲーム企業に大きな影響が出ている。当局は,ゲームの暴力表現や中毒性などにも懸念を示しており,こうした状況はしばらく続くのではないかと記事は予想している。
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