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国際大会の出場を賭けて騎士と武者がリアルでぶつかり合った「STEEL! チャンピオンシップ 2015」をレポート
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印刷2015/04/03 11:00

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国際大会の出場を賭けて騎士と武者がリアルでぶつかり合った「STEEL! チャンピオンシップ 2015」をレポート

 2015年3月28日,ジャパン・アーマードバトル・リーグの公式戦「STEEL! チャンピオンシップ 2015」が開催された。4Gamerでも何度か取り上げているが,アーマードバトルとは,甲冑を着込んだ選手同士が武器を持ってガチンコのバトルを繰り広げるスポーツで,騎士や武者によるぶつかり合いや,多人数での集団戦など,普段はゲームの画面でしか見ることのないような光景が目の前で繰り広げられるアツい競技だ。

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会場は,東京タワーメディアセンター内にあるスターライズタワーと,前回より大きな会場での開催となった
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リングはオクタゴンで,写真を見てもわかるように巨大な投影スクリーンを活用した迫力ある試合会場だった

 今回のSTEEL! チャンピオンシップ 2015は,5月に控えたポーランドでの国際大会の予選にあたるフリーウェイトトーナメントをコアに,新設された70kg以下級ライトウェイトトーナメント,そして集団戦であるメーレー戦の3部構成となっていた。新人選手の加入もあり,ドラゴーネズ5人,サングリエ4人,黒鋼衆3人という,3チーム合わせて12人の選手が揃うことになった。
 選手を見てみると,2m越えの巨躯を持つ,お笑い芸人で「ドラゴンクエストX」の第三期初心者大使でもある阿見靖士選手のインパクトが強いが,今回は女性騎士の加川聖香選手や,キャッスル・ティンタジェル城主であるJay Noyes選手も参戦し,ユニークな面々が揃っていた。

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スタンダードな中世剣術をベースとするドラゴーネズ。左上からJay Noyes選手,Tony Dplan選手,Dave McComb選手,松尾勇太選手,そして唯一の女性騎士である加川聖香選手
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近代格闘技などの動きも取り入れるサングリエ。左上からJoshua Dorie選手,Sean Henry選手,阿見靖士選手,佐藤尚樹選手
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日本剣術ベースの黒鋼衆。左から田中克実選手,八ヶ代大輔選手,砂馬広太夫選手
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試合中のNoyes選手(写真奥)。この構えのまま間合いを詰める動きを見せるなど,ゲームにそのまま出てきても違和感がなさそうだ。ちなみに,氏は直近だとアニメ「純潔のマリア」への取材協力や「DARK SOULS II」での剣術指導などを行った人物だ
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フリーウェイト級


 国際大会の個人戦に出場する選手を決めるフリーウェイト級は,ソード&シールド,ロングソード,ポールアームの武器ごとに総当たりで行われた。ソード&シールドのエントリーは2名,ロングソードは3名,ポールアームは3名だ。ロングソードを選んだ選手は,各チームのキャプテンでもあり,ひときわレベルが高く,ポイントの取り合いというよりは,互いの攻撃をロングソードで裁きつつ,少しずつスコアを稼ぐといった展開が多かった。というわけで,まずは動画を見てほしい。





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相手の派手なフェイントにも動じないNoyes選手
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距離が開くとゆっくりと間合いを詰めていく

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黒鋼衆の場合,ロングソードに該当するものは太刀。構えも異なる
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剣道的な切り返しを見せていた

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スローイングからのダウン時の様子だが,とてもゲームっぽい
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攻撃を受け止めてからの切り返しに入るところ

田中選手は,Dorie選手戦ではよく足を使い,横合いからの薙ぎ払いを入れることも
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 ソード&シールドは,Henry選手とMcComb選手のみ。シールドを使って視界を奪ったり,シールドパンチをしたり,小回りの効くショートソードでフェイントをしたりなど,筆者は見ていて楽しかったのだが,初見では地味に感じるかもしれない。この記事で初めてアーマードバトルを知った人は,ポールアーム,ロングソード,ソード&シールドの順で見ていくと,分かりやすいかと思う。


動きやすい武器なので,一気に間合いを詰めるシーンもあれば,組み合いもあり,さまざまな試合展開が見ていて楽しい。またシールドのサイズによって運用方法が大きく異なる
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Henry選手はスモールシールドなので攻撃を受けやすく,そのまま反撃をしやすい。逆にMcComb選手はバックラーなので,受け流しや目隠しをしやすいが,攻撃を防ぐのにはあまり向かないといった違いがある。このあたりは上記動画でもよく分かる
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 ポールアームは,両手持ちの武器。参加選手は阿見選手とDplan選手,そして新規参戦の砂馬選手だ。背の高い阿見選手と,ずんぐりむっくりなのにクレバーな戦いをするDplan選手に挟まれていた砂馬選手には,場内からの応援が目立っていた。砂場選手は,重量級ばかりのポールアームにおいてスピーディーな動きを見せていたので,今後の活躍にも期待したい。



高い身長を利用した打ち下ろしがヒットしたところ
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攻撃を受け止めきれず,ディスアームが発生したシーン
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阿見選手が崩し目的で(ポイントにはならない)膝蹴りを入れるまでの流れ。武器が長いため,それを利用して相手の後頭部に自分のポールアームを回し,相手のポールアームの動きを止めているのが分かる。そして距離が開いたら,振り下ろしにつないでいる。両手とも手の甲を上にしてポールアームも持っている理由は,このためだろうか
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Dplan選手も,ポイントにはならない柄での突きを多用していた。いわゆる小足によるチクチク攻撃に近く,心理的なものを狙っていると思われる
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ライトウェイト級


 ライトウェイト級は,70kg以下の選手が参加するもので,各陣営から1名ずつが参加し,ソード&シールドとロングソード,ポールアームのそれぞれで総当たり戦という内容だった。女性騎士である加川選手は,本大会が初出場であり,70kg以下級といっても苦戦が予想されたが,1勝を挙げる結果に。ロングソードで,カウンター気味に後頭部を狙う動きなどが正確で印象的だった。

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手前がドラゴーネズ・加川選手。得意な武器はロングソードのようで,サングリエ・佐藤選手に押されるシーンも
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加川選手と黒鋼衆・八ヶ代選手の激しい打ち合い。八ヶ代選手の鎧は新調したものではなく,本歌甲冑(レプリカではなく本物)をルールに合わせて改良したものだという

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軽快なフットワークを見せていた八ヶ代選手
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黒鋼衆のシールドは無骨な感じだ。戦国時代には,置き盾はあれど手持ちの盾は廃れていたので,ルールに合わせて用意したものだろう

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相手の動きに制限をかける目的では,やはりバックラーのほうが都合がいいように見えた
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黒鋼衆の盾はスモールシールドで,密着時の運用に制限があるためか,写真のように刀を持った側の肘をうまく使っていた

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鎧を着ていると女性とは分かりにくかったが,ポールアーム戦では八ヶ代選手を追い詰めるシーンもあった
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八ヶ代選手と佐藤選手のポールアーム戦は見応えあるものだった。動画を撮る余裕がなくて申し訳ないほど。ニコニコ生放送のタイムシフトでチェックしてほしい

これまでの大会だと体格差で思うように動けていなかったのか,佐藤選手のテクニックが光っていた。あと盾がなんだかかっこいい
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メーレー戦


 メーレー戦は,4対4での集団戦闘になる。ルールは明瞭で,相手をダウンさせあい,最後まで残った選手がいるチームの勝ちだ。これも総当たり戦のポイント制で,全9戦行われた。
 集団戦と個人戦ではやはり勝手が異なるようで,個人戦で強さを見せたNoyes選手であっても,あっさり倒されてしまうシーンが多かった。サングリエと黒鋼衆の動きを見ていると,まずはNoyes選手を押さえる作戦だったようだ。

 ちなみに,黒鋼衆は3人だったので,人数が足りないはずなのだが,謎のBlack Knightが召還されて,黒鋼衆に加わっていた。DARK SOULS IIでいう青教みたいなものだろう,うん。






 といった感じにレポートをお届けしてきたが,個人戦の試合は,見ていてもどちらが優勢なのかが分かりにくく,リザルトを見るほかないというのは,今後の課題だろう。今回は試合後のスコア集計の速度アップを図るためか,サブのマーシャルはスマホアプリで計測を行っていた。具合的な仕様は不明だが,1ポイント入った場合にタップし,そのデータはサーバーを介して審査員のPCに送られていたのだと思われるが,計測方法は大会ごとにマイナーチェンジを見せており,苦労しているのだと思われる。
 とはいえ,会場は盛況で,ほぼ満員になるほどだったので,今後の展開は気になるところだ。国際大会があるため,国内での試合開催はしばらく先になるとのことだが,興味があれば大会に足を運んでもらいたい。これほどゲーマーの心をくすぐる格闘技もなかなかないだろう。

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ビデオ撮影:姫乃たま

キャッスル・ティンタジェル公式サイト

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