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AMD,組み込み機器向け新CPU「Embedded R-Series」を発表。単体GPUのバンドル販売も開始
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印刷2013/08/21 18:33

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AMD,組み込み機器向け新CPU「Embedded R-Series」を発表。単体GPUのバンドル販売も開始

 北米時間2013年8月20日,AMDは組み込み機器向けの新しいCPUEmbedded R-Series CPU」(以下,R-Series)3製品を発表した。そのラインナップは以下のとおり。なお,R-Seriesの製品情報ページに新製品情報が見当たらないため,採用するCPUアーキテクチャや詳細なスペックは分からないが,もともとR-SeriesはAPUとして登場した経緯があるので(関連記事),Trinity,もしくはRichlandベースのAPUから,統合型GPU機能を無効化したものという可能性はある。

物理コア数 ベースクロック ブーストクロック TDP
RE464X 4 2.3GHz 3.2GHz 35W
RE272X 2 2.7GHz 3.2GHz 35W
RE264X 2 2.2GHz 2.8GHz 17W

 AMDではR-Seriesを,高い処理性能を要求する組み込み製品向けのCPUに位置付けており,Intelの「Core i3-3217U」と比べて,価格性能比では2.5倍も優れると主張。処理能力の高いプロセッサを必要とするNAS(Network Attached Storage)に適した製品と謳っている。

 なおAMDは,組み込み機器向けの単体GPU「Radeon E6460」「Radeon E6760」を,R-Seriesとバンドルした形で機器メーカーへ安価に提供するプログラムを実施することも合わせて発表している。これにより,CPUとGPUを別々に購入する場合よりも,20%ほど割安で購入できるそうだ。
 R-Seriesと組み込み向けの単体GPUを組み合わせた場合,最大6画面出力が可能とのことで,高いグラフィックス性能を求めるゲーム機――家庭用ではなく,カジノやゲームセンター用――や複数画面のデジタルサイネージを実現できるという。

 新しいR-Seriesの出荷はすでに始まっているとのこと。用途が用途なだけに,一般PCユーザーがこれらのCPUを目にする機会はまずないだろうが,ゲームセンターで見かけるアミューズメント機器の内部では,実はR-Seriesが動いているなんてことはあるかもしれない。

AMD Embedded R-Series CPUに関するニュースリリース(英語)

AMD Embedded R-Series 製品情報(英語)

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