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[TGS 2019]「ARCADE1upステージ いまこそレトロゲーム」レポート。「スペースインベーダー」の生みの親,西角友宏氏がレトロゲームの魅力について語った
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印刷2019/09/13 16:58

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[TGS 2019]「ARCADE1upステージ いまこそレトロゲーム」レポート。「スペースインベーダー」の生みの親,西角友宏氏がレトロゲームの魅力について語った

 タイトーが国内代理店として販売している,家庭用の筐体型ゲーム機「ARCADE1up」のステージイベント「ARCADE1upステージ いまこそレトロゲーム」が,東京ゲームショウ2019の初日(2019年9月12日)にタイトーブースで行われた。

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「ARCADE1up」公式サイト


 ステージには,タイトー代表取締役社長 山田 哲氏,ARCADE1upをリリースするTastemakers LLCプレジデントのスコット・バックラック氏,そして「スペースインベーダー」の生みの親であるタイトー顧問 西角友宏氏が登壇し,ARCADE1upでプレイできるレトロゲームについて語った。本稿ではその模様をレポートする。

左から山田氏,西角氏,バックラック氏
画像(002)[TGS 2019]「ARCADE1upステージ いまこそレトロゲーム」レポート。「スペースインベーダー」の生みの親,西角友宏氏がレトロゲームの魅力について語った

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 バックラック氏によると,Tastemakersは古くからライセンス契約によるグッズ製作を行っていたが,2年半ほど前に戦略を転換し,ゲームへと参入。自分達が子供の頃に遊んだレトロゲーム筐体を家庭に持ち込めるサイズにしたARCADE1upを発売し,2018年には約40万台を出荷しているという。

 国内で販売を行うタイトーは,アーケード筐体の形をそのまま縮小してゲームが遊べるというアイデアに感銘を受け,「スペースインベーダー」のライセンス契約時に,「よければこれを我々に売らせてくれないか」と逆提案したところ,Tastemakersもそれを快諾。日本国内での販売提携が決定したそうだ。

 そんなARCADE1upのラインナップの中でも人気の高いスペースインベーダーが,1978年の発売当時,多くのファンを魅了した理由について,西角氏は「シューティングゲームはそれ以前にもありましたが,たくさんの敵が攻めてくるゲームデザインは世界初で,しかも操作が簡単だったことが,当時の若い人の心を掴んだのではないか」と述べる。

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 そうした若者の1人だった山田氏は,「やり方はすごく簡単なのに,インベーダーがどんどん攻めてくるので慌ててしまい,負けてしまうことが多かった」という自分の腕前を振り返り,100円玉1枚でいつまでも遊び続けている上級者をうらやましく見ていたと思い出を語った。

 一方,自分のことを「スペースインベーダーオタク」だと自負するバックラック氏は,シンプルなゲーム性で直感的に理解できるところが本作の魅力であり,それが現在もレトロゲームとして評価される理由だとコメント。その出会いは10歳の頃で,ブルックリンのピザ屋に置いてあった本作を見て,一目で魅了されたという。

画像(005)[TGS 2019]「ARCADE1upステージ いまこそレトロゲーム」レポート。「スペースインベーダー」の生みの親,西角友宏氏がレトロゲームの魅力について語った
 当時,日本のクリエイターとして,アメリカから入ってきたテレビゲームに負けたくないという気持ちを強く持っていたという西角氏は,スペースインベーダーが生まれた経緯について,1976年の「ブレイクアウト」(ブロック崩し)にハマってしまい,「負けた」という気持ちになったことがきっかけだったと語る。

 そして,「これ(ブレイクアウト)を超えるものを作る」という信念のもとにスペースインベーダーを完成させたが,リリース当初はここまでのヒットになるとは思っておらず,本作がヒットしたことから生まれた「インベーダーハウス」には一度も行ったことがないそうだ。

 また昨今のレトロゲームブームについては,「今のゲームに入り込めない人や,昔を懐かしむ人が楽しんでいて,さらにそれを見る子供達にも伝わり,いろんな方向から楽しめていることが,ブームにつながっているのではないか」と西角氏。山田氏も,「もう一度,この時代のゲームをやることで,ゲームの楽しさを再認識できる」と西角氏に賛同しつつ,「これ(レトロゲーム)をきちんと伝えていくことで,ブームではなく1つのカテゴリとして定着するだろう」と続けた。

ARCADE1upの「スペースインベーダー」をプレイする西角氏。「私はうまくないけど,1面はクリアしたい」と挑んだが,残念ながら未クリアで終わってしまった
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 最後に,これからのゲームクリエイターに向けてのメッセージを求められた西角氏は,「レトロゲームは今のようなグラフィックスが使えなかったので,面白さにつながるゲーム性の部分がすごくしっかり作られています。今それにならうのであれば,最初はグラフィックスのことは考えずに,中身の面白さだけにこだわって作り,最後に美しいグラフィックスや豪華なサウンドを乗せれば,より面白いものが作れるのではないか」と答え,トークを締めくくった。

タイトーの「ARCADE1up」ブース。小さな実物とは真逆の巨大な筐体がブースのランドマークになっていた
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新たにラインナップされた「HEAD-TO-HEAD」は,対面プレイができる小型のテーブルタイプ筐体だ。2020年発売予定
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壁掛けタイプの「WALL-CADE」。薄型で壁掛けと卓上の両方に対応。2020年発売予定
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卓上向けの「COUNTER-CADE」。日本の家庭にもピッタリの小型サイズで,2019年冬発売予定
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実物のアップライト筐体の3/4スケールの「STAND-UP」。2020年には「バーガータイム」が発売予定
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STAND-UPには「バーガータイム」「カラテチャンプ」「CAVEMAN NINJA」「BAD DUDES」の4タイトルを収録
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「カラテチャンプ」のプレイ用に,STAND-UPのコンパネには合計4本のレバーが装備されている
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