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厚さ6mmのAtom搭載Androidタブレット「Venue 8 7000」がDellから発売に。Androidでは初のRealSense 3D camera内蔵モデル
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税別の直販価格は4万8980円(送料込)とされているので,単純計算した税込価格は5万2898円となる。
Venue 8 7000は,米国では2015年1月6日に開催された2015 International CESに合わせて発表された製品で,その薄いボディと独特のデザインで話題を呼んだものだ。アルミ合金を削り出し加工で成形したというボディは,重さ約305gとなっている。
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Dellでは,Venue 8 7000をビジネスユーザー向けの製品と位置付けているため,提案しているRealSenseカメラの用途もビジネス寄りであるが,IntelではGame Developers Conference 2014でソフトウェア開発者向けセッションを開くなど,ゲーム用途にも強く訴求している。とはいえ,実際にRealSenseカメラをどう使うかはアプリケーション次第なので,対応するゲームの登場を期待するしかない。
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RealSenseカメラ以外のスペックも見てみよう。搭載するディスプレイパネルは,8.4インチサイズで解像度1600×2560ドットの有機ELディスプレイパネルという,非常に高解像度のものである。8インチ級のタブレットとしては,おそらく現状ではもっとも高精細なディスプレイパネルであろう。
搭載SoC(System-on-a-Chip)には「Atom Z3580」(クアッドコア,最大動作クロック2.3GHz)を採用。メインメモリ容量は2GB,内蔵ストレージ容量は16GBとなっている。搭載OSはAndroid 4.4(KitKat)だ。
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なお,米国では本体だけなく,ワイヤレスキーボードやカバーを付属させたセットモデルも販売されているが,国内で販売されるVenue 8 7000は現時点では本体のみの1モデルだけとのこと。
約5万円という価格に加えて,注目のRealSenseカメラを使えるゲームも見当たらない現状では,Venue 8 7000をゲーム用途のAndroidタブレットとして選ぶという選択肢はないだろう。とはいえ,ボディの薄さと独特のデザインはモノとしての魅力に溢れているのも事実。このデザインに惹かれるという人なら,あえてVenue 8 7000を選ぶというのも一興かもしれない。
●Venue 8 7000の主なスペック
- OS:Android 4.4(KitKat)
- ディスプレイパネル:8.4インチ有機EL,解像度1600×2560ドット
- プロセッサ:Atom Z3580(クアッドコア,CPU動作クロック 2.3GHz)
- メインメモリ容量:2GB
- ストレージ:内蔵(容量16GB)+microSDXC(最大512GB)
- アウトカメラ:有効画素数約800万画素+深度情報
- インカメラ:有効画素数約200万画素
- バッテリー容量:未公開
- 無線通信機能:IEEE 802.11ac,Bluetooth 4.0
- 本体サイズ:124.4(W)×215.8(D)×6(H)mm
- 本体重量:約305g
Dell 日本語公式Webサイト
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Android端末本体
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