開発を手がけるのは,2022年に発売された前作「エンドリング - エクスティンクション イズ フォーエバー」でキツネの親子の生存劇を描き,高い評価を得たバルセロナのデベロッパHerobeat Studiosで,今回はKabamがパブリッシングを担当している。
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「Wilderings: The Lost Spring」は,キュートなグラフィックスとは裏腹に,環境破壊や生態系の再生をテーマにしたシリアスなローグライト・サバイバルアドベンチャーだ。
舞台となるのは,環境汚染によって自然のバランスが崩壊し,文字どおり“春”が失われてしまった世界だ。プレイヤーである1人の少女は,各地を探索しながら素材を集め,拠点を構築して迫り来る脅威や厳しい気候に対応していくことになる。
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この地に生息する「Hântu(ハントゥ)」と呼ばれる神秘的な生き物を仲間にして戦わせるポケモンライクなゲームメカニクスを採用している。汚染された地域を浄化して泉を再活性化させると,その地を追われていた固有種のHântuたちが目を覚まして戻ってくる。プレイヤーはこうしてHântuたちと心を通わせ,仲間として共に成長していくのである
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Hântuたちには,それぞれ固有のアビリティやパッシブ効果,状態異常の肩代わりといった能力が設定されている。エサを与えてレベルアップさせたり,チームとして組み合わせたりすれば,相乗効果によって戦闘や探索がぐっと楽になる仕組みだ。
プレイヤーの活躍によって再生された荒野は,薄暗い風景から春が戻ったかのような明るい風景へと変化するので,主人公の冒険の軌跡が分かりやすいのも特徴といえる。
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本作にはローグライト要素も取り入れられていて,プレイのたびに展開が異なるのも魅力の1つだ。毎回違うHântuでチームを編成し,リプレイ性の高い冒険が楽しめる。さらに拠点となる空中船(スカイシップ)では,集めた種と資源で植物を育てて永続的な強化を獲得したり,仲間を進化させたりと,遊びごたえも十分。
Steamで公開中のデモ版も,先日のアップデートで戦闘やゲームバランス,チュートリアルなどが改善され,さらに遊びやすくなっているとのことだった。今のところ日本語のサポートには言及がないものの,将来的なアップデートに期待したいところである。
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そんな本作の開発を手がけるHerobeat Studiosは,ICEC(カタルーニャ州政府文化企業局)の支援を受ける,バルセロナを象徴するスタジオでもある。地元のイベントで大賞を受賞した本作が,どんなメッセージを世界に届けてくれるのか,楽しみにしておこう。
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