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“マウスウォッシュ”から“タヌキ”まで手掛ける彼らの次の一手とは。異彩を放つCRITICAL REFLEXのCEOに聞いてみた[BitSummit]
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印刷2026/05/23 18:30

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“マウスウォッシュ”から“タヌキ”まで手掛ける彼らの次の一手とは。異彩を放つCRITICAL REFLEXのCEOに聞いてみた[BitSummit]

 パブリッシャのCRITICAL REFLEXが今年もBitSummitの会場で異彩を放っている。同社はジャンルの枠にとらわれず,ルール無用で脳を揺さぶるような尖ったタイトルを専門に発掘・育成するスタイルで知られ,近年インディーゲームシーンで爆発的な存在感を示している注目のレーベルだ。

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 CRITICAL REFLEXは,2020年にキプロスを拠点として設立された若いパブリッシャだ。その創業者でありCEOのリタ・レベデヴァ(Rita Lebedeva)氏は,自らを「カフェインと呪われたビデオゲーム,そして奇妙で美しいものを届ける強迫観念によって動いている」と評する“変わり者”である。

 同じくキプロスを拠点とする大手モバイルゲームパブリッシャのNekkiに在籍し,国際的な事業開発やPR,パブリッシング関連のマネージャー職を歴任する中で「パブリッシャに相手にされないような,エッジが利き過ぎてプレイヤーを選ぶ作品」を世界に知らしめるために活動してきたという。

CRITICAL REFLEXの創業者でCEOのリタ・レベデヴァ氏。筆者とのアポを待つ間,会場の地べたに座って待っていたという,新世代系の業界リーダーの一人だ
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 その活動は一気に実を結んだ。マイク・クラブニカ(Mike Clubnika)氏が開発した,単純明快なロシアンルーレットで生き残りを賭ける「Buckshot Roulette」を2024年4月にリリースしたのに続き,宇宙空間に取り残された5人を描くWrong Organ開発のホラーゲーム「Mouthwashing」を同年9月にリリースしてヒット。さらに,2025年にはパラノイアや精神的不安をテーマにしたTrioskazの「No, I’m Not a Human」も公開され,大きな話題を獲得している。

 レベデヴァ氏は「Mouthwashingは期待以上の大成功で我々のレーベルの価値を高めた」と語る。3時間ほどで終わるゲームだが,不気味な話題性はストリーミング界隈でも評価され,リリースから半年ほどで50万本を売り上げている。

遥か宇宙の彼方で事故により座礁してしまった運搬船に搭載されていたものは,ほとんど使い道のない大量のマウスウォッシュだった。そんな気がおかしくなりそうな設定の「Mouthwashing」
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 CRITICAL REFLEXは,BitSummitに何度も出展しているが,過去に発表された中でまだリリースされていないゲームといえばTALLBOYSの「Militsioner」だろう。犯罪の濡れ衣を着せられた主人公が,巨大な警官に監視される奇妙な町からの脱出を目指すという,これまた不思議なアドベンチャーゲームだ。

 それについて聞くと,レベデヴァ氏は「我々は開発者たちにプレッシャーをかけることはしません」と,開発者たちの尊厳を大切にする方針を語った。そのうえで,必要な人材やリソースを結びつけることで想定以上の作品に仕上げるのが彼らの手法だ。

「Militsioner」のデモは昨年と同じ導入部分だったが,発売が近付いていることは期待できる
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 そんななか,「不気味なゲームばかりプレイしていると,たまに息抜きしたくなることがあるんです」と話すレベデヴァ氏の一押しタイトルが,デンキワークスの「TANUKI: Pon's Summer」だ。どこかほんわかとしたグラフィックスやユルいキャラクター,奇妙なミニゲームが登場し,欧米では「ホールサムゲーム」(Wholesome Game)とも呼ばれるほのぼの系ゲームに属するタイトルとなっている。

 注目したいのは,同社にとって初めての,日本のデベロッパのタイトルであることだ。これについてレベデヴァ氏に聞いたところ,「開発者の出身国を気にしているわけではないですが,確かにそうですね。BitSummitなどで来日する機会は多いですが,日本のディベロッパの皆さんは,なかなか私たちにアプローチしてくれません。ホラーゲームじゃなくてもいいので,ぜひ私たちに話を聞かせてほしいです」と,日本のインディー開発者たちにエールを送っていた。

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 CRITICAL REFLEXのブースでは,10作程度のプレイアブルデモが展示されており,新作と発売済みのタイトルが半々ほどの割合となっている。初出展作品の中には,レベデヴァ氏が「短いからぜひ最後までプレイしてほしい」と勧める“クッキングホラー”の「Cucina Stellata」などもあり,遊びごたえのあるゲームが本当に多い。

「Cucina Stellata」
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 試遊はメイン画面にリストアップされた中から自由に遊ぶスタイルなので,空いた席が1つあればどのゲームもプレイできる。試遊するとタヌキ君の絵が描かれたミニトートをゲットできるし,さらにゲームをウィッシュリストに追加すると,ブースに展示されている絵馬に文字を書き込める。

 またブースには,Good Smile Companyとの提携で9月に販売される予定の新作グッズ「ぬいぐるみ アーニャ」が展示されているので注目だ。もちろんここで言うアーニャは「Mouthwashing」に登場する不幸そうな看護師のアーニャだ。こちらの予約は5月27日までとなっているので,気になる人は公式販売サイト(外部リンク)をチェックしておこう。

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