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FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE
| 公式サイト | ： | https://www.jp.square-enix.com/ffviir_ig/ https://store.steampowered.com/app/1462040/FINAL_FANTASY_VII_REMAKE_INTERGRADE/ |
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| 発売元・開発元 | ： | |
| 発売日 | ： | 2021/12/16 |
| 価格 | ： | 9878円（税込） Steam版は2022年6月17日に配信 |
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このゲームの読者の評価
45
- 読者レビューについて
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リメイク！と思いきやとんでもないお金と手間をかけた二次創作だった 45 - 投稿者：キリコ（女性/30代）
- 投稿日：2021/12/31
- 良い点
- ■グラフィック
世界の描写はあの頃ポリゴンから頭の中で想像していたFF7の世界そのもの。
よくここまでリアルなグラフィックで再現したなぁと感心しきりでした。
■BGM
元々神曲集といっていい魂の楽曲が並ぶFF7なので、そのアレンジ版もやっぱり良い！
原曲に忠実なアレンジから原曲がわからなくなるような手の込んだアレンジまであり、ノスタルジーをうまく刺激されました。
■ユフィ編
ストーリーはもはや完全に原作無視の新規創作になっているのですが、ユフィに関しては原作ではあくまで「加入させなくともクリアできる」おまけキャラ的立ち位置だったため、掘り下げが不足していた部分もあったので、このDLCはファンには嬉しかった内容だと思います。
戦闘もクラウドより楽しかった気がします。というかクラウドより強いんじゃ…。
連携もテイXズみたいで気持ちよかった！
ただし、ストーリー自体はほぼ一日の出来事であり、それをメチャクチャ長いダンジョンとサブクエストとミニゲームで引き延ばすテンポの悪さは本編同様なので、ストーリー重視派には向かないかもしれません。 - 悪い点
- ■戦闘
これはちょっと、ひどいとしか言いようがありません。
戦っていてもすぐギミックとイベント発動で強制的にコンボを止められたり、敵が無敵化したり、とにかく弱点の調査とギミック処理に明け暮れる戦闘です。
「クリエイターがどうやって撃破してほしいのか」を読み取ってそれにひたすら従うだけで、使うマテリアや装備、スキル、キャラクターに至るまで強制されているようなもので、ほとんど「ロールプレイング」の戦闘を楽しめませんでした。
■ミニゲーム
原作ではオマケ的な位置づけでやりたくなければやらなくても済んだミニゲームの数々ですが、このリメイク版では景品とトロフィーが設定されているために「やらなければならない義務コンテンツ」となっています。
原作FF7もRPGなのに様々なミニゲームが楽しめる点が魅力の一つだったのですが、これがストレスに転じてしまっているのはゲームデザインのセンスの悪さというしかありません。
■ストーリーの改変
これは評価が割れると思います。原作ファンなら原作ファンなほどメインシナリオを改変されてしまうと思い出が壊されるというか。
特に死んだキャラが生きていたみたいなのは一番やってはいけないことではないかと思います。ストーリーの根幹部分が崩壊してしまいます。
二次創作としてこんな展開も考えました、というなら「じゃあ、どうなるんだろう？」と興味も惹かれますが、これは公式ですからね…。
■分割商法
リメイク作品の分割で、その完結編が出る前に全編のみのさらにリメイクという本当にわけのわからない位置づけの作品になります。
こういう売り方は本当に感心しないです。ファイナルファンタジーのそれも最大の人気作と言っていい7だからできるやり方だとは思うのですが、一年以上も続編を待たされるだけでもフラストレーションが溜まるのに、リメイクのリメイクとか…。
■シナリオ展開
もともと20〜30時間で完結するシナリオを分割してフルプライスで発売しているため、どうしてもシナリオのボリュームが欠けるのだと思われます。
そこで本作が取っている対策は同じことを何度も繰り返すRedundantなダンジョンと延々と町を走り回らさせられるお使いクエストの山です。
これによりシナリオ展開が間延びしてしまっていて、次から次へと目まぐるしくイベントが展開していくようなスピード感がありません。
間延びし過ぎていてサブクエストを一通り終えてメインシナリオを進めると、「あれ？今何をしているんだっけ？」とわからなくなるような感じでした。 - 総評
- とても作り込んであってグラフィックも洋ゲーAAAゲームを上回る完成度、特に人物の表情の機微はよくここまでやったなぁ、という古き良き日本の技術に見られた細部へのこだわり的な美しささえ感じます。
ただ、ゲームとしては全く面白くないゲームだと思います。ダレるシナリオ、クリエイターの指示通りに動かすだけの戦闘、どこかで遊んだような斬新さのない操作感と褒められる部分が全くありません。
また、リメイクなのにFF7原作の理解が求められるシナリオ改変が行われていて、やってない人はエンディングを見ても「この黒髪の人誰？」となるんじゃないかなと思います。
リメイクって旧作が古くなったからそれを現代の技術で作り直してやってない人にも楽しんでもらおうというものではなかったのですね。
この作品はもはやFF7の続編というか二次創作というしかなく、楽しむためにはオリジナル版のプレイは必須です。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 5 1 2
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