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「ヘブンバーンズレッド」1周年記念イベント開催で,10代のユーザー数が約2.2倍に。ゲームエイジ総研が調査結果を発表
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印刷2023/03/09 21:00

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「ヘブンバーンズレッド」1周年記念イベント開催で,10代のユーザー数が約2.2倍に。ゲームエイジ総研が調査結果を発表

 ゲームビジネスに特化したマーケティングリサーチ&コンサルティングファームを行うゲームエイジ総研は本日(2023年3月9日),WFSとビジュアルアーツによるRPG「ヘブンバーンズレッド」iOS / Android / PC)の1周年記念イベントに関する検証結果を発表した。

 「ヘブンバーンズレッド」は2月10日をもってサービス1周年を迎え,ゲーム内で多数のイベントやキャンペーンが実施されたほか,アニメ「Angel Beats!」とのコラボも行われていた。

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 WFSとビジュアルアーツは本日,RPG「ヘブンバーンズレッド」リリース1周年を迎えたことを記念して,さまざまなイベントやキャンペーンを開始した。アニメ「Angel Beats!」とのコラボ,1周年記念ログインボーナス渋谷PARCOのポップアップストアなどを開催中だ。

[2023/02/10 17:20]

 ゲームエイジ総研の発表によると,1周年記念の施策が多数発表されたリアルイベントの開催後からユーザーの増加が見られ,発表前日の2月4日と比較すると10代は約1.4倍,20代は1.3倍に増加したという。

 アニメ「Angel Beats!」とのコラボイベントが開始された2月10日には10代から30代のユーザーがさらに増加し,発表前の2月4日時点と比較すると,10代は約2.2倍,20代は約2倍,30代は約1.4倍まで増加したというデータも公開されている。

画像集 No.006のサムネイル画像 / 「ヘブンバーンズレッド」1周年記念イベント開催で,10代のユーザー数が約2.2倍に。ゲームエイジ総研が調査結果を発表

 さらに,2月5日と2月10日の時間単位のユーザー数推移では,「1st Anniversaryガチャ」が開始された10日22:00に大幅な増加を見せた。これらのデータは,リアルイベントによる告知が大きな効果をもたらしたことを示しているとのこと。

 今回の検証は,同社が展開するマーケティングデータサービス“iGage”を用いて行われたものだ。iGageの詳細については,ゲームエイジ総研の紹介ページで確認しよう。

iGage 公式サイト


『ヘブンバーンズレッド』
1周年記念イベントを検証
コラボイベント開始後に10代ユーザーは開始前の2.2倍に
平日のイベントにも関わらず、13時にはユーザーが約10万人に到達

 『ヘブンバーンズレッド』は「最上の、 切なさを。 」をキャッチコピーとして2022年2月10日に配信開始されたRPGゲームアプリです。 『CLANNAD』や「Angel Beats!」などを手がけた麻枝准氏が15年ぶりにシナリオを担当した作品で、 そのゲームシナリオがユーザーに人気の作品となっています。

 2月10日にサービス開始から1周年を迎え、 これを記念したリアルイベント「1st Anniversary Party!」や、 「Angel Beats!」とのコラボが開催されました。 今回は、 このリアルイベントや「Angel Beats!」とのコラボによって、 ユーザー数にどのような変化があったのか、 iGageで見ていきます。

 株式会社ゲームエイジ総研(代表取締役社長:光井誠一)は、「ゲームビジネスに特化したマーケティングリサーチ&コンサルティングファーム」として様々な分析を行っています。ゲーム市場規模をまとめた定期刊行レポートとして「Monthly Game Trend Radar(マンスリー・ゲームトレンドレーダー)」の発刊、プラットフォーム別のアクティブユーザー数や、ネットワークサービスでのゲームに関する情報取得などのデータも収集しております。また弊社が運用しているマーケティングデータサービス「iGage(アイゲージ)」では約240万名のスマートデバイスのユーザーのログを自動取得しており、動向やトレンドなども観測しております。

 『ヘブンバーンズレッド』は「最上の、切なさを。」をキャッチコピーとして2022年2月10日に配信開始されたRPGゲームアプリです。『CLANNAD』や「Angel Beats!」などを手がけた麻枝准氏が15年ぶりにシナリオを担当した作品で、そのゲームシナリオがユーザーに人気の作品となっています。

 2月10日にサービス開始から1周年を迎え、これを記念したリアルイベント「1st Anniversary Party!」や、「Angel Beats!」とのコラボが開催されました。今回は、このリアルイベントや「Angel Beats!」とのコラボによって、ユーザー数にどのような変化があったのか、iGageで見ていきます。

iGageの詳細はこちら:
https://www.gameage.jp/igage/

画像集 No.001のサムネイル画像 / 「ヘブンバーンズレッド」1周年記念イベント開催で,10代のユーザー数が約2.2倍に。ゲームエイジ総研が調査結果を発表

■2月5日には、1周年を記念したリアルイベントを開催
 『ヘブンバーンズレッド』では2月5日に、サービス開始から1周年を記念したリアルイベント「1st Anniversary Party!」が開催されました。会場ではグッズ販売や等身大フィギュアの展示などが行われ、リアルイベントならではの施策で会場を盛り上げていました。また、同時に会場から生配信も行われ、声優陣による朗読劇や今後のゲームアップデート情報の公開が行われました。

 ゲームアップデート情報では、リアルイベント当日である2月5日の22:00から1周年を記念した「1st Anniversaryガチャ」が開始されることが告知され、そのほかにも、1周年の当日となる2月10日には『Angel Beats!』とのコラボを行うことが告知されました。『Angel Beats!』は2010年に放映されていたアニメであり、『ヘブンバーンズレッド』のメインシナリオも手掛けている、麻枝准氏が原作を担当していました。非常に人気の作品であり、『ヘブンバーンズレッド』は、麻枝准氏のファンというユーザーも多いため、コラボは大きな話題となりました。

■1周年のコラボイベント開始後10代ユーザーは開始前の2.2倍に
 では、実際にイベント施策によって、ユーザー数がどのように変化したのかを見ていきます。

 リアルイベントが開始された2月5日からユーザーの増加が顕著に見られ、前日の2月4日と比較すると10代は約1.4倍、20代は1.3倍に増加しています。2月5日から9日まではガチャの追加のみでイベントなどは行われておりませんでしたが、ユーザー数は5日に増加したときの規模を維持したまま推移していました。

 1周年を記念した『Angel Beats!』とのコラボイベントが開催された2月10日には、10代から30代のユーザーが更に増加しました。イベント施策前である2月4日と比較すると、10代は約2.2倍、20代は約2倍、30代は約1.4倍に増加しています。また、10日のイベント開始以降のユーザー数は、その規模を維持したまま推移しており、多くのユーザーが継続してプレイしていることがわかります。【グラフ1.】

画像集 No.002のサムネイル画像 / 「ヘブンバーンズレッド」1周年記念イベント開催で,10代のユーザー数が約2.2倍に。ゲームエイジ総研が調査結果を発表

■アップデート直後にユーザー数が大幅増加
 次にユーザー数が大きく増加した、2月5日と2月10日の、時間単位のユーザー数推移を見てみます。

 2月5日はリアルイベントがスタートした日ですが、基本的にはイベントが行われていない通常時のユーザー数推移と変わりありませんでした。しかし、「1st Anniversaryガチャ」が開始された22時台にはユーザー数が一気に増加し、HAU(1時間単位のアクティブユーザー)は8.3万人を記録しました。1時間前の21時台と比較するとユーザー数は倍以上となっており、リアルイベントによって告知されたプロモーション内容に対して、ユーザーが大きく反応したことがわかります。【グラフ2.】

 また、1周年記念コラボイベントが行われた2月10日は、アップデートが行われた11時のタイミングからユーザー数が増加しており、お昼休みのタイミングである12時台には、HAUは9.8万人に達しました。

 イベント等を実施しない通常時、平日午後のHAUは2万人程度で推移していますが、2月10日は最もユーザー数が少ない16時台でも5万人以上のユーザーがプレイしており、一般的にユーザー数が増加を始める時間帯である18時以降のユーザー数は7万人を超え、ゴールデンタイムには8万人台に達しました。【グラフ3.】

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 今回は2月に周年を迎えた『ヘブンバーンズレッド』のユーザー数がどのように変動したのかを見ていきました。

 『ヘブンバーンズレッド』はリアルイベント当日に大きな発表を行い、その日のうちにそれを実装するという手法で、リアルイベント当日、さらに、1周年記念のコラボイベントスタート時に大きくユーザー数を伸ばしています。

 特に、時間単位で見てみると、2月5日のガチャ開始時間以降、また、2月10日は平日ながらもアップデート直後に6.9万人ものユーザーを集め、12時には10万人近いユーザーを獲得していることがわかります。

 デイリーのユーザー数推移だけではなく、時間単位の推移を把握することで、より詳細にキャンペーン効果を評価することが可能となります。これまで明確に判定することが難しかった「アップデート直後はユーザーが多いだろう」という認識に対して、今回のHourlyデータから、明確な裏付けが得られたのではないかと思います。

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