リアルに描かれた動物の観察も楽しめる動物園経営シム「Planet Zoo」が発売。最新トレイラーも公開に

　イギリスのFrontier Developmentsが手掛ける経営シミュレーション「Planet Zoo」の販売がSteamで始まり，あわせてローンチトレイラーが公開されている。


　同社は，「Zoo Tycoon」シリーズの開発メーカーで知られ，最近でも「Planet Coaster」や「Jurassic World Evolution」（PC / PS4 / Xbox One）といった経営シミュレーション作品を生み出し続けている。


　「Planet」シリーズの最新作である「Planet Zoo」は，動物の生態に適した環境をしっかりと意識しながらデザインしたサファリパークにおいて，ライオンやゾウ，ワニやパンダなど50種類にも及ぶ動物たちを育てていくという同社お馴染みの作風だ。


　パークの作成には，草木の種類や池などを簡単に作成できる地形改造ツールのほか，アジアやアラビア風など異なる雰囲気のセットが用意されており，壁のスタイルから来場客向けの施設まで，何百ものパーツを組み合わせ，思い思いのデザインをしていくことができる。
　また，Steam Workshopにも対応していることで，アーティストやアマチュアMOD制作者が手掛けた施設やパーツ，動物園全体がダウンロード可能になっている。



　日本語に対応しているのもうれしいところで，園内で育てた動物を自然界に戻すといった事業も展開できるなど，これまでのシリーズ同様に大人から子供までがじっくりと遊び込める作品と言えそうだ。
　レビューなどで，「一日が進むスピードが早過ぎてまったりできない」という不満も見受けられるが，開発者が自ら盛んにライブストリーミングを行うなど，ファンとの交流を大切にするメーカーとしても知られる同社だけに，今後の改良や新しい動物の追加などにも期待していきたいところである。

Steam「Planet Zoo」

「Planet Zoo」公式サイト