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リマスター版「鬼武者」のプレイインプレッションをお届け。“空前絶後のバッサリ感”は時代を越えても健在!
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印刷2018/12/21 15:55

プレイレポート

リマスター版「鬼武者」のプレイインプレッションをお届け。“空前絶後のバッサリ感”は時代を越えても健在!

 カプコンより2018年12月20日に発売された戦国サバイバルアクション「鬼武者」PlayStation 4 / Xbox One / Nintendo Switch)は,2001年に発売された同名タイトルを現行機向けにリマスターした作品だ。17年という年月が経っても,鬼武者のウリである“バッサリ感”は健在。アクションゲームとしての確かな作りを再確認できたプレイインプレッションをお届けしたい。
 なお,今回はPS4版を使ってプレイしており,記事中のスクリーンショットはPS4のSHARE機能で撮影している。また,ボタンなどの表記もPS4版に準拠する形となっている。

画像(030)リマスター版「鬼武者」のプレイインプレッションをお届け。“空前絶後のバッサリ感”は時代を越えても健在!


戦国サバイバルアクション,ここに復活


 本作の舞台は歴史に名を残す「桶狭間の戦い」の1年後。主人公の明智左馬介は,謎の怪物「幻魔」が起こした失踪事件を調べるうち,幻魔に滅ぼされた鬼の一族より「鬼の篭手」を受け継ぎ,「鬼武者」となる。鬼武者・左馬介は,幻魔に連れ去られた従兄弟の雪姫を救うべく,くノ一のかえでと共に幻魔と戦うのだった。

本作の主人公・明智左馬介。もともと武芸百般に通じる達人だったが,鬼武者になったことで超常的な力を発現できるようになった
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左馬介と共に戦うくノ一のかえで。鬼の力が込められた「反鬼の小太刀」を扱う
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左馬介の従兄弟にあたる雪姫。幻魔により稲葉山城から連れ去られてしまう
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桶狭間の戦いで戦死した織田信長だが,幻魔の力を得て,復活を果たす
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織田信長に従う木下藤吉郎は事件の陰で暗躍。同族である人間を幻魔の犠牲にして恥じることがない
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 今回発売されたのは,オリジナルのPS2版をリマスターしたものだ。グラフィックスが高解像度化され,16:9表示と従来の4:3表示を自由に切り替えられる。リメイクではないため,モデリング自体はオリジナルと同様なのだが,天守閣でのボス戦や,地下に広がる不気味な施設など,舞台作りと演出はすばらしく,現在の視点で見てもドラマチックかつ,不気味な雰囲気に満ちていると感じられる。

リマスター版では,16:9表示(写真左)と従来の4:3表示(写真右)を自由に切り替えられる
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グラフィックスは高解像度化され,よりドラマチックに,より不気味に表現されている
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 印象深いのが,主人公である左馬介だ。俳優の金城 武さんの顔や動きをキャプチャーするという,当時としては野心的な試みが行われており,カットシーンなどの表情に金城さんらしさを感じ取れる。もちろん,左馬介の声はオリジナル版同様の金城さんで,当時の思い出に浸ることができるだろう。一方,サブキャラクターのキャストは一新されており,織田信長に立木文彦さん,かえでに小松未可子さん,ギルデンスタンに大塚芳忠さんといった実力派声優が起用されている。オリジナル版の音声と聞き比べてみるのも面白そうだ。

左馬介は俳優の金城 武さんの顔がキャプチャーされている。金城さんは左馬介のボイスとモーションアクターも担当
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 リマスター版では,アナログスティックにも対応するようになり,より直感的な操作が可能となっている。もっとも,現代のゲームでは当たり前となった操作方法なので,久しぶりに遊ぶと操作感の変化に気づかないかも知れない。なお,方向キーを使えばオリジナル版と同じ操作もできるので,こだわりのある人はこちらを試してみよう。
 また,難易度「易しい」をいきなり選べるのもうれしいところ。オリジナル版では何度かゲームオーバーになることで開放された初心者救済的要素なのだが,リマスター版はこうした手順を踏まなくてもいい。久しぶりに遊ぶのであれば,易しいで肩慣らしするのも1つの手だ。


ギリギリから一閃! 時を経ても爽快な“バッサリ感”は健在


 鬼武者最大の魅力といえば,幻魔との戦いにおける“バッサリ感”だろう。17年前のゲームではあるのだが,今遊んでみても爽快感を味わうことができ,十分に魅力的だった。作り込まれたシステムとアクションゲームとしての手応えは時代を越えても色褪せず,このあたりはカプコンゲームの良さを再確認できた形だ。

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 左馬介は剣と特殊攻撃「戦術殻」,そして鬼の篭手を駆使して戦う。剣で幻魔を斬り,時には戦術殻で強力な一撃をたたき込み,倒した幻魔の魂を鬼の篭手で吸い取って,剣の強化や回復にあてるのだ。

戦術殻は強力な特殊攻撃だが,使うには「鬼力」が必要。鬼力は倒した幻魔の魂を吸い取ったり,要所にある泉で回復できる
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浮遊する光る球が幻魔の魂。これを吸い取り,武器の強化や回復にあてる。浮遊している魂に触れても取ることができず,あくまで[×]ボタンで吸い取るしかない。吸い取り中は無防備なので,慌てて回復しようとしたところをバッサリ斬られることも
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 幻魔との戦いは1対多が基本。たとえ最下級の敵である「バズー」や「三つ目」であっても群れると手ごわく,混戦になるとダメージが蓄積しかねない。囲まれないように位置取りし,がっちりと防御を固めて切り返していくのもいいが,慣れてきたら“一閃”を狙うのがいいだろう。

幻魔は群れで行動するため,1対多が基本。雑魚だからといって侮れない
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 一閃こそは鬼武者ならではのバッサリ感の源で,ひと言でいえば“雑魚を一発で斬り倒すギリギリのカウンター攻撃”だ。発動方法は“相手の攻撃を直前で防御してから反撃する”“特定の攻撃を受ける直前のタイミングで攻撃を行う”の2つ。どちらもリスクを含むうえにタイミングがシビアなため,反応が遅れるとダメージを食らってしまうのだが,危険な分だけ効果は絶大だ。雑魚幻魔なら一発で斬り倒し,大物相手にも大ダメージを与えられる。
 複数の幻魔が集まっている場合はそのすべてに効果が及ぶため,“狙い澄ました一閃が走った瞬間,群れた幻魔のすべてが地に伏していた”なんて場面もたびたび見られる。まるで時代劇の殺陣のようで,剣の達人である左馬介らしいアクションが楽しめるのだ。

一閃が決まると雑魚幻魔なら一撃で倒せる。鬼武者ならではのバッサリ感は爽快の一語に尽きる
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 また,一閃は大ダメージを与えるだけでなく,幻魔を倒したときに出現する魂を増加させる効果もある。リスクは伴うものの,リターンも大きいため積極的に狙っていきたいシステムだ。しかし,一閃に慣れないうちは,失敗も多く,ダメージを受けるリスクを恐れて消極的になってしまうかもしれないが,これはもったいない。筆者も初めはリスクを恐れて萎縮してしまうこともあったが,積極的に狙ううちに,“敵の攻撃を見切り,身体が自然に一閃を出す”ことができるようになり,爽快感と共に達成感を得られるようになった。
 つまり,トライ&エラーによる上達という,アクションゲームの根源的な面白さを体感できるようになっているのだ。また,寄り道要素であるバトルコンテンツの「魔空空間」は連戦になるうえ,一閃を決めないと体力を回復する黄色い魂が出ない仕様となっている。練習の成果を試すにはもってこいで,筆者はシナリオもそこそこに魔空空間に入り浸ってしまった。

魔空空間では連続バトルを楽しめる。一閃を決めないと黄色い魂が出ないという,鬼武者のコンセプトを突き詰めたようなコンテンツだ
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魔空空間へ左馬介を誘う,みのおやじ。リマスター版でもインパクト抜群だ
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 本作はあくまでもリマスター版であり,主な仕様はオリジナル版と同じだ。例えば視点にしても,現在の3Dゲームのように自由に動かせる方式ではなく,初期の「バイオハザード」と同様の固定カメラ式なので,場面が切り替わる度に進行方向が変化する。ある程度の補正はあるものの,最近のゲームに慣れているプレイヤーは戸惑うかも知れない。
 また,多くのプレイヤーを苦しめた「将棋のパズル」や「水牢の紋章パズル」もやはり連続で登場するし,かえで編では幻魔を倒しても回復できないので逃げ回るのが無難となる。開発段階では「戦国バイオ」と仮称されていただけあり,回復などのリソース類が有限であるあたりもバイオハザードシリーズと似通っている。

左馬介とかえでを交互に動かす将棋のパズル。将棋の駒を模したパネルの上に乗ると,その駒が動けるマスが開いて落とし穴になる。その時,仲間が上にいると……
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将棋のパズルに続いては紋章のパズルが登場。制限時間内に解けないと,水牢の左馬介が……
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 こういったクセの強いゲームであるが,鬼武者特有の“バッサリ感”と少しずつ上達していく感覚は魅力的だ。リアルタイムで遊んだ人はもちろん,手応えのあるアクションゲームを求めている人はぜひ一度遊んでみてほしい。

かえでは鬼武者ではないので,幻魔を斬っても魂は出ない。また,固有の飛び道具「くない」も有限なので,逃げるのが最善手か
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