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「空」を感じられる壮大な世界観とストーリーが魅力。「ワンダーグラビティ 〜ピノと重力使い〜」インプレッション
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印刷2018/05/30 12:00

プレイレポート

「空」を感じられる壮大な世界観とストーリーが魅力。「ワンダーグラビティ 〜ピノと重力使い〜」インプレッション

画像集 No.001のサムネイル画像 / 「空」を感じられる壮大な世界観とストーリーが魅力。「ワンダーグラビティ 〜ピノと重力使い〜」インプレッション
 セガゲームスはスマホ向けRPG「ワンダーグラビティ 〜ピノと重力使い〜」iOS / Android)を2018年内にリリースする。

 本作はセガと,「アンジュ・ヴィエルジュ 〜ガールズバトル〜」iOS / Android)や「オルタンシア・サーガ -蒼の騎士団-」iOS / Android)などを手がけたf4samuraiが開発中の新作RPGだ。さらに,オープニングアニメにスタジオM2,サウンドに「クロノ・トリガー」「アナザーエデン 時空を超える猫」iOS / Android)の楽曲を担当したプロキオン・スタジオ,脚本原案として「進撃の巨人」「仮面ライダー電王」などに関わった小林靖子氏が参加しているなど,実力派スタッフが多数名を連ねている。

 今回,そんな「ワンダーグラビティ」を正式リリースに先駆けてプレイすることができたので,ゲームのインプレッションをお届けしよう。

「ワンダーグラビティ 〜ピノと重力使い〜」公式サイト



勝敗の行方を決めるのは,ピノの組み合わせ

シンプルながらも思考しがいのあるバトルシステム


 本作は重力使いのヒューゴが,星から生まれた小さな種族「ピノ」のニールを始めとする数多くの仲間たちと,世界の底を目指す旅に出るファンタジーRPGだ。
 ゲームの舞台が大陸も海もなく,広大な空で生きる人々の世界「ウイトラスト」であることや,ヒューゴを含むメインキャラクターたちが重力を自由に操る「重力使い」である点など,ユニークな設定が光るタイトルである。

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主人公のヒューゴ。ニールと出会ったことで重力使いになった。父親の汚名をそそぐため,世界の底であるエンドロールを目指す
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ピノの一人であるニール。一見ぶっきらぼうだが,情に厚い面もある。他のピノとは少し違う部分も?

ノンカはヒューゴが乗ることになる,シップ・リューセーエンデバー号のパイロット。ティアはノンカと行動を共にするピノだ
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 まずは簡単に,バトルシステムについて説明しよう。
 バトル画面の下部にはピノのアイコンが4枚ランダムで並んでおり,その中からピノを3体選択すると攻撃を開始。同じピノを3体選択すると連続攻撃「オーバードライブ」になり,3体異なるピノを選択すると,複数のピノによる合体攻撃「シンクロアタック」となる。ピノと敵にはそれぞれ属性が定められており,当然ながら有利な属性で攻撃したほうが与ダメージが大きい。

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同じピノを3体選ぶと発動するオーバードライブと,異なるピノを選ぶと発動するシンクロアタック
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 また,毎ターン出現する「ドライブレーン」を利用すると,「属性ダメージ」「アシスト」「ヒール」「ダメージアップ」など,特殊効果を持つ攻撃が行える。
 「属性ダメージ」はその名のとおり,有利な属性に対して大ダメージを与える。「ヒール」は回復しながら攻撃ができるなど,ドライブレーンを活用すれば戦闘を有利に進められる。ドライブレーンは毎ターンランダムで3種類出現するので,ピノの特徴を考え,相性の良いドライブレーンを組み合わせるといいだろう。

ドライブレーンをうまく活用することが攻略のカギを握る
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 このほか,ピノごとに違った特徴を持つスキルやバーストなども用意されている。とくにバーストは,ド派手でかっこいい演出が用意されており見応えがある。バトルでは,これらのシステムを駆使して戦うのが基本となる。

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基本的なメンバー編成は,ヒューゴ+最大4人のピノ+サポートピノの組み合わせだ
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ピノにはそれぞれ個性があり,ニールなど,メインのピノはストーリーにも大きく関わってくる
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重力使いとピノが織りなす壮大な冒険の幕開けまであと少し


 プレイを進めていくと「フィルム」を入手できるようになる。これはピノの強化に役立つアイテムで,装備させることで,攻撃力や防御力アップなどのバフや,敵の能力を下げるデバフなど,バトルに有利な効果を得られるもの。フィルムは,ガチャやクエストクリアなどで入手可能だ。

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ストーリーの過程でフィルム「爆買い(ノンカ)」を入手。フィルムは「強化」により能力をアップさせることも可能だ
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クエストをこなしてくとランクアップ。最大APがアップするほか,検索クエストが開放されることも

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親密度がアップすると新たなキャラクエストが開放される

ホームから行ける「モール」では,装備品の生産や着せ替え,売却などが可能だ
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 インプレッションは以上となる。スマホRPGとして,オーソドックスでとっつきやすいシステムを採用している本作だが,バトルはピノの選択によって状況が変化していくなど,戦略性を求められる部分も多い。とくにボス戦などは歯ごたえがあり,無策で臨むとゲームオーバーになってしまうことも珍しくなかった。
 決して難しいゲームとは思わなかったが,ある程度の戦略性を求められる部分からは,カジュアル層だけを狙ったゲームではないことがうかがえる。

 個人的に好きだったのは,バトルでつねにキャラクターが浮いているというところだ。「重力使い」という本作のコンセプトを分かりやすく体現している部分だし,単純にビジュアルとしてみても新鮮。空中戦が好きな筆者としては,かなりツボだった。演出も派手なものが多く,見ごたえ十分。システムも余分な要素を削ぎ落とし,シンプルにまとめられている印象だ。

 早くヒューゴたちと,思う存分空の旅を満喫したい。そんな気持ちにさせてくれる作品だった。なお,公式サイト内ページではiOS版クローズドβテスト参加者が募集されているので,いち早く体験してみたいという人は,ぜひ奮ってのご参加を。

「ワンダーグラビティ 〜ピノと重力使い〜」公式サイト


※画面は開発中のものです。
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    ワンダーグラビティ 〜ピノと重力使い〜

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