不可思議で理不尽な体験を。iOS向けアドベンチャー「The Franz Kafka Videogame」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第1482回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，作家のフランツ・カフカ氏の文学作品にインスパイアされた世界観が特徴の，iOS向けアドベンチャーゲーム「The Franz Kafka Videogame」を紹介しよう。

アプリの本体価格は360円（税込）。本作はPC向け（Steam）にもリリースされている

「The Franz Kafka Videogame」ダウンロードページ

　プレイヤーは主人公「K」を操作し，彼の元に舞い込んでくる，さまざまな謎を解き明かしていく。内容はポイント＆クリック型のアドベンチャーゲームとなり，各ステージに待ち受ける，さまざまな謎解きをクリアしていくというものだ。そしてステージクリア後に展開する，不可思議な世界の物語にも注目したい。


　ステージ内のギミックは，基本的に1つの謎を解明できればステージクリアが見えてくる。ただし，ギミックの解法に関するヒントが少なく，攻略の糸口が見つからないこともあるので，難度はかなり高めである。一定時間経過すると画面右上のボタンからヒントを得られるので，うまく活用していこう。

ヒントは経過時間に応じて，2つまで確認できる。2つめのヒントはスバリ正解となるので，使うか使わないかは自分次第だ

ギミックの図形や，登場人物たちのセリフはしっかりと覚えておこう

　正直に言って，理不尽な謎解きに直面することもある本作は，難しいゲームを攻略したい人に紹介したい1本である。しかし，アーティスティックなビジュアルは抜群の出来栄えなので，雰囲気に惹かれた人にもオススメだ。

著者紹介：トリスター/目代将規
　ゲームやアニメの書籍企画，編集，シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや，一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

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