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「モンスターハンター15周年展」メディア向け内覧会レポート。歴代モンスターを体感できるエリアや,「禁忌モンスター」の資料が目玉
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印刷2019/10/31 18:02

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「モンスターハンター15周年展」メディア向け内覧会レポート。歴代モンスターを体感できるエリアや,「禁忌モンスター」の資料が目玉

 「モンスターハンター」シリーズの15周年記念イベント「DNP Produce MONSTER HUNTER × NAKED『モンスターハンター15周年展』-THE QUEST-」が,東京・ベルサール秋葉原にて2019年11月12日まで開催中だ。

画像集 No.035のサムネイル画像 / 「モンスターハンター15周年展」メディア向け内覧会レポート。歴代モンスターを体感できるエリアや,「禁忌モンスター」の資料が目玉

 この展示会は大日本印刷が主催し,カプコンが協力・監修,そしてネイキッドが制作・演出を手がけたもの。会場には,「モンスターハンター」シリーズに登場する代表的なフィールドとモンスターを映像や演出を駆使して体感できるようになっているエリアと,シリーズの15年の歩みを振り返る展示エリアが設けられている。本稿では,展示会の初日となる10月31日のオープン前に行われたメディア向け内覧会をレポートしていく。

会場入り口の待機列付近には,リオレイアとリオレウスのフォトスポットが設けられている
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 会場の地下1階にある「B1F体感エリア」では,モンスターハンター」シリーズに登場する代表的なフィールドが,美術造作と映像,プロジェクションマッピングなどを駆使して再現されており,歴代モンスターが随所に登場する。

 このエリアは5つに分かれており,エリア1の「森までの小道」では,来場者が床に映し出された導蟲の映像に導かれて進むこととなり,モンスターを追跡するハンターの行動を体験できる。また,エリア入り口で手渡されるブラックライトで壁などを照らすと,爪痕や粘液といったモンスターの痕跡を見つけられる。なお,体感エリアでは,それぞれのフィールドをイメージした香りづけがされているのだが,エリア1には原生林をイメージさせるミスティーチャコールの香りが漂っていた。

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 エリア2の「森フィールド」では,周囲からモンスターの鳴き声が聞こえる中,リオレイアやジンオウガ,ナルガクルガなど歴代のメインモンスターの映像を鑑賞できる。また,道中で映し出される回復ミツムシの映像は,触ると弾けるインタラクション演出が施されている。なお,本エリアはアースの香りが漂っており,生い茂る木々のイメージにピッタリとマッチしていた。

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 エリア3「砂漠・火山・海フィールド」では,「モンスターハンター」シリーズのさまざまなフィールドに登場するモンスターが動き回る様子を,360°パノラマの投影映像とサラウンド音響で体感できる。大型モンスター同士のなわばり争いや,水中をグルグルと泳ぎ回るラギアクルスは圧巻だ。

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 エリア4「雪山ベースキャンプ」は,次のエリアに向かう途中にあるベースキャンプという設定。クールフィールの香りで清涼感を醸し出しいる。このエリアにはテントとギンセンザルのクリエイティブ,さらに雪山フィールドの温泉の映像を壁と床に投影したフォトスポットが用意されている。

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 最後のエリア5「雪山フィールド」では,来場者がティガレックス,そしてイヴェルカーナと対面。大型モンスターが近づいてくる振動や巻き起こす風,吹雪,香り(クールフィール)が,4D演出で表現されており,圧倒的な迫力を体感できる。なお,こちらのエリアは残念ながらは撮影禁止だったため,ぜひ会場に赴き自身で体験してほしいと思う。
 また,B1F体感エリアの出口はアイルーとメラルーの住処という設定となっており,姿は見えないものの鳴き声が聞こえてくる。こちらも聞き逃すことのないようにしよう。

 会場1階の「1F資料展示エリア」は,初公開の資料などでシリーズ15年の歴史を振り返ることができる。エリアに入ってまず目を引かれるのは,歴代シリーズに登場した主要防具の等身大フィギュアだ。おなじみハンターシリーズ防具から最新のEXラヴィーナ防具まで,全11種類が展示されている。

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 防具の対面に展示してある「武器の歩み」も,またすごい。巨大なボード一面に「モンスターハンター」シリーズに登場した全武器が,タイトルごと,武器種別で掲示されている。実際に目の当たりにすると,「この武器お気に入りだったなー,懐かしいなー」といった感慨深さも感じるのだが,それ以上に圧倒的な物量にただただ驚嘆するばかりだった。

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 「ハンター飯を振り返って」は,シリーズの変遷とともにアップグレードしていったハンター飯を紹介。モンスターから剥ぎ取った生肉を焼く「こんがり肉」に始まり,今や拠点だけでなくベースキャンプでも食べられるようになった「定食」までを詳細に追っている。

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 「モンスターサイズ比較図」は以前も公開されていたが,今回新たに展示されているのは,「MONSTER HUNTER: WORLD」「MONSTER HUNTER WORLD:ICEBORNE」のモンスターを加えて描き下ろしたもの。
 また,モンスターサイズ比較動画「祝15周年! 歴代人気モンスターも集まるニャー!」も会場にて公開されていたが,こちらも撮影禁止。この動画は,会場でも販売している「モンスターハンター15周年展 -THE QUEST- オフィシャルブック」の特典DVDに収録されている。

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 1F資料展示エリアの目玉となるのが,「禁忌モンスターコーナー」だ。「モンスターハンター」シリーズには,ゲーム中には登場するのに,その存在をメディアなどに一切公開しない「禁忌モンスター」として,黒龍ミラボレアス,紅龍ミラボレアス,祖龍ミラボレアス,煌黒龍アルバトリオン,煉黒龍グラン・ミラオスがいるのだが,今回初めて一部の設定資料が公開された。それぞれのコンセプトや解説なども掲示してあり,かなり見応えのある内容となっている。

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黒龍討伐時に獲得できる素材「黒龍の邪眼」のクリエイティブも展示されている
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 会場では,歴代「モンスターハンター」シリーズのディレクターを務めてきたカプコンの藤岡 要氏の囲み取材も行われた。以下にその模様を掲載して,本稿の締めとしよう。

──まずは,15周年展が開催された感想をお願いします。

藤岡 要氏(以下,藤岡氏):
 15周年には何かやりたいとずっと考えていました。こうして大日本印刷さんやネイキッドさんの協力を得て無事開催できてうれしく思っています。前回の展示会とは趣向の異なった,いい内容になりました。

藤岡 要氏
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──お気に入りの展示はどれになりますか。

藤岡氏:
 やっぱりB1F体感エリアです。ああやってモンスターを一望したり,体感したりできるのは壮観ですね。また,武器を全部並べた展示もなかなかすごいと思いました。

──今回,4D演出でモンスターを体感できるようになっていました。

藤岡氏:
 ネイキッドさんが,いろいろアイデアを出してくださったんです。最初の段階から,パノラマ360°のスクリーンを使った手法,匂いや地面の揺れを体感しながら楽しむ映像などを提案していただけたので,あとはいかにして15周年を感じられる内容にするか,ということをネイキッドさんと相談しました。

──今回の4D演出に対する藤岡さん自身の感想を教えてください。

藤岡氏:
 実を言うと,監修で映像自体は何度も見ていたのですが,映像に合わせて揺れたり,吹雪のタイミングで雪のようなものが舞ったりといったことを初めて実際に体感したときは,すごく感情移入できると感じました。15周年を象徴するイヴェルカーナに,ネイキッドさんがシリーズの今後の展開も期待できるような演出を施してくださったことに感動しました。

──今回,黒龍など禁忌モンスターの情報が解禁になりましたが。

藤岡氏:
 会場にもテキストを掲示しているんですが,もともと禁忌モンスターは,実際にゲームを遊んだプレイヤー同士がオンライン上で盛り上がるための要素という位置付けで,ゲームの外で取り扱ってはいけないという規制を設けていたんです。
 しかし15年経った今,ゲームのプレイ動画配信も当たり前になり,情報を制限するよりも拡散するほうが主流となっていますよね。そこで15周年を期に,自分達が蓄積し,外に出してこなかった情報を出すことで,よりプレイヤーの皆さんに盛り上がっていたければと考えたわけです。
 今回は一部の情報のみですが,これを皮切りに禁忌モンスター周辺もいろいろと展開していきたいと考えています。

──「モンスターハンター」シリーズが15年も多くの人に親しまれている理由を,どう分析していますか。

藤岡氏:
 ファンの皆さんと一緒に成長してきたコンテンツだからだと捉えています。新作が出るごとに若い方々が入ってくる一方で,ずっとシリーズを支えてくださる方もいらっしゃいます。その双方の皆さんが一緒になって盛り上げてくださるので,僕たちも新しいサプライズを用意する。そうやって,今後もファンの皆さんとうまく対話しながらやっていきたいと考えています。

──先日公開されたカプコンのIRに,「休眠IP・リメイクの活用を推進」とありましたが,例えば携帯機向けの「モンスターハンター」や,リメイク版の「モンハン日記 ぽかぽかアイルー村」などを展開する可能性はありますか。

藤岡氏:
 作り手としてはぜひやりたいのですが,タイミングを間違うと,本来なら手に取ってくださるはずの方々に届きにくくなってしまいます。ゲーム業界の状況や実際に遊ぶ環境を意識しながら,僕たちにとって出しやすい,プレイヤーの皆さんにとって手に取りやすいタイミングをしっかり図らなければなりません。この先まったくやらない,ということではありませんが,今のところ具体的にお話しできることはないですね。

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──最後に,15周年展に来られる方に向けてメッセージをお願いします。

藤岡氏:
 B1F体感エリアは,ウロウロしているだけですごく楽しめます。目の前でモンスターを見るということを意識してそれぞれの映像を作っていただいたので,迫力があっていいなと思います。また,こうして15年をまとめて振り返ることのできる機会も,なかなか実現できないので,ぜひ足を運んでいただきたいです。プレイヤーの皆さんそれぞれ「モンスターハンター」の入り口は違うと思いますが,ご自身がどのタイミングで入ってきて,どのくらい続けているのかも感じられる展示になっています。そういったことを感じていただけるとうれしいですね。

物販コーナーには,本展示会限定のグッズなどが販売されている。詳細はこちら
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超高額フィギュアの「15周年“金火竜”リオレイア希少種」と「15周年“銀火竜”リオレウス希少種」も展示されていた
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「モンスターハンター15周年展」公式サイト


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