ポケモンは2018年3月14日,「ポケットモンスター」シリーズのオフィシャルショップ
「ポケモンセンタートウキョーDX & ポケモンカフェ」を東京都内の日本橋髙島屋 S.C.東館 5階にオープンする。それに先駆けて行われた,メディア向けオープニングセレモニーおよび内覧会をレポートしよう。
ポケモンセンタートウキョーDXの入り口では,等身大のカビゴンらがポケモンファンを出迎えてくれる
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オープニングセレモニーでは,本店舗の運営を手がけるポケモンセンターの代表取締役社長
上郷頼臣氏より,今回の出店に関する説明がなされた。それによると,日本国内のポケモンセンターはこれまで24店舗あり,国内外からの来客によって非常に好調とのこと。例えば東京・池袋にある旗艦店・ポケモンセンターメガトウキョーは,2017年度の売上で前年比13%増の23億円を記録したという。
ポケモンセンター 代表取締役社長 上郷頼臣氏
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そして25店舗目となるポケモンセンタートウキョーDXは,1998年にオープンした1号店であるポケモンセンタートウキョーと同じ地に,20年の歳月を経て開業することとなった。
本店舗の特徴は大きく3つあり,1つは店舗面積で,隣接するポケモンカフェと合わせると約400坪となり,ポケモンセンター史上最大となる。
ポケモンセンタートウキョーDXの店内
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2つめの特徴は,ポケモンカフェの存在だ。ポケモンセンターでは過去3回,カフェ展開を実施してきたが,今回は初めての常設店舗であり,メニューのクオリティや来客の体験にもこだわっているという。当面は完全予約制で,3月12日の段階で1万3000人を超える予約で埋まっているとのことで,これはオープンから1か月後まで用意した席の93%分に相当するそうだ。
3つめの特徴は,店内の装飾。入り口を飾る等身大のポケモンや,壁一面にぬいぐるみを配置したエリア,9か国語に対応したポケモンの図鑑,関連映像など,店内の各所にポケモンファンが楽しめるポイントを用意している。
ポケモンセンタートウキョーDXには,歴代「ポケットモンスター」シリーズやポケモンカードゲーム,9か国語対応のポケモン図鑑の展示がなされている
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上郷氏は,近隣に銀座があることや,晴海に東京オリンピックの選手村が設置されることなどから,本店舗に多くの海外からの観光客が訪れることに期待を寄せ,今後は日本橋髙島屋や中央区と連携を取ってさまざまな展開をしていくと話していた。
続いて,タレントの
菊地亜美さんがゲストとして登壇。幼い頃からアニメやゲームでポケモンに親しんできたという菊地さんが,一連のシリーズの中でもっともハマッて遊んだのは「ポケモンスタジアム」だったという。また好きなポケモンは,プリンやピッピといった可愛らしいタイプとのこと。
そんなポケモンファンの菊地さんは,ポケモンセンタートウキョーDXおよびポケモンカフェの装飾にも驚いたそうで,入り口の等身大カビゴンや,歴代ゲームソフトの展示など店内のあらゆるところで写真を撮りまくってしまったそうだ。
ポケモンカフェのメニューを見た菊地さんは,「インスタ映えしそう」と感想を述べていた
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カフェの店員風の衣装を纏ったピカチュウが,菊地さんにサプライズパンケーキをプレゼントする一幕も。試食した菊地さんによると,ポケモンカフェのパンケーキはフワフワしたタイプで,飽きの来ない味とのこと
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ポケモンセンタートウキョーDXでは,日本橋高島屋と連携してさまざまなイベントを展開する予定。会場では,5000円以上の買い物をするとプレゼントされる特製ミニ扇子も紹介された
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ポケモンセンタートウキョーDXでは,日本橋という土地ならではのグッズや,ポケモンカフェオリジナルグッズが販売される
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最後に菊地さんが「ポケモンは,いろんな世代の方がリンクできるコンテンツ」とし,今回,日本橋にオープンしたポケモンセンタートウキョーDXとポケモンカフェについて「新しい観光スポットとして,ファミリーやご夫婦で楽しめますので,ゆっくりポケモンの思い出を語りながら楽しんでほしいです」と語ってオープニングセレモニーを締めくくった。
ポケモンカフェのメニュー(一部)。筆者も「元気いっぱいピカチュウカレー」を試食する機会を得たが,ほどよい辛さで,ピカチュウの顔を模したライスの周囲を彩る野菜の食感が楽しいカレーだった
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