「デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリー」，クリア後のお楽しみコンテンツ「アビスサーバ」と登場キャラの末堂アケミを紹介

　バンダイナムコエンターテインメントから昨日（2017年12月14日）発売されたPlayStation 4用ソフト「デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリー」（PlayStation 4／PlayStation Vita）。本稿では，ゲームクリア後にプレイできるダンジョン「アビスサーバ」と，登場人物の「末堂アケミ」を紹介する。

本作の価格はパッケージ版／ダウンロード版ともにPlayStation 4版が6800円＋税，PlayStation Vita版が5700円＋税となる

初回限定生産版「デジモン 20th Anniversary BOX」はパッケージ版のみ販売される。価格はPlayStation 4版が1万300円＋税，PlayStation Vita版が9200円＋税。特典内容の詳細は，公式サイトの「こちら」で確認可能だ

　本作は，2015年3月に発売された「デジモンストーリー サイバースルゥース」（PlayStation Vita）の続編に相当するタイトルだ。今回は「サイバースルゥース」の裏側で起きていた“もう一つの物語”を，新たな主人公の視点で描いている。
　新規のシナリオやクエストは前作と同等のボリュームで提供され，追加デジモンを含め約320体が育成可能。さらに“オマケ”として前作をまるごと収録しているなど，前作をプレイしていない“大人になったデジモンファン”にとっては，かなりお買い得な内容になっている。
　なお，PlayStation Vitaで「サイバースルゥース」をプレイしたデータは，一部を除き「ハッカーズメモリー」に引き継ぎ可能だ。詳細は公式サイトの「こちら」に掲載されている。


　今回紹介するのは，「ハッカーズメモリー」をクリアしたあとのやり込み要素となるダンジョンだ。
　メインシナリオをクリアすると，依頼「深淵への誘い」を受けられるようになる。この依頼でミレイから入手したURLから，「アビスサーバ」に挑戦できるようになるのだ。
　アビスサーバは，特殊なデジタルシフトの影響で時空がねじ曲がってできたもので，さまざまな「ダンジョンマップ」がランダムに接続して構成されている。
　ダンジョンは30階構成で，ダンジョンから出ると1階から再チャレンジすることになる。脱出は1階，11階，21階に出現するワープポイントか，ホームゲート・ハッキングスキルで行える。特定階には凶悪なデジモンがボスとして待ち構えているので注意が必要だ。


　各階層に出現する敵デジモンは，本編より取得できる経験値やお金が少し高く，上の階層へ行くほど強い敵が出現する。経験値やお金をより入手しやすく，デジモンの強化，アイテムコンプ，メダルコンプが行いやすくなっているとのこと。


　ダンジョンには，任意のキャラクターを1人選んでゲストとして連れて行ける。ゲストキャラと一緒にボスを倒すなどして好感度が上昇すると，イベントが発生して「特殊なアイテム」を入手できるらしい。
　また，サブクエストでデジモンの依頼をクリアしていれば，デジモンをゲストに選ぶこともできるそうだ。本編では見られない意外な一面が見られるそうなので，気になる人は条件を満たしたら，アビスサーバに挑戦してみよう。
　ちなみに，アビスサーバの好感度は「テリトリー争奪クエスト」の好感度と連動しているとのこと。




　前作にも登場した末堂アケミは，カミシロ・エンタープライズに所属する研究者。新技術と自分の研究にしか興味がなく，いつも異常にテンションが高いという，マッドサイエンティストを体現したかのような人物。ときどき主人公達に助言や情報を提供してくれるなど，いいところもある。

すべてが研究対象のマッドサイエンティスト！
末堂アケミ
デジタイズ化の権威であり、かつてナイルコープ社でその論理を提唱した人物。
現在はカミシロエンタープライズに所属する研究者であり、岸辺の右腕としてEDEN事業の根幹の技術を担っている。

新しい技術と、自分の研究にしか興味がないマッドサイエンティスト。
常に自分の研究にまっすぐであり、子供のように純粋な心を持っている。
いつも異常にテンションが高い。
エリカと主人公の前にたびたび現れ、助言や情報を提供してくれる。
実はエリカの記憶サーバを構築した技術も末堂の手によるものである。

前作「サイバースルゥース」同様、怪しげな独特なオーラを身にに纏う謎の男。今作でも、時折主人公たちの前に現れる。

どこまでも研究に真っ直ぐなマッドサイエンティストで、現在は研究者としてカミシロエンタープライズに所属している。

一見怪しいが、主人公たちに助言や情報をくれる。彼と共に事件を解き進めていくことも。