「デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリー」，白峰ノキアとパートナーのアグモン＆ガブモン，テリトリー争奪クエストを紹介

　バンダイナムコエンターテインメントから2017年内の発売が予定されている，「デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリー」（PS4 / PS Vita）の第4報をお伝えしよう。
　今回紹介するのは，登場キャラクターから「今井千歳」と「白峰ノキア」の2人とそのパートナーデジモン，および「テリトリー争奪クエスト」となる。

関連記事：

・「デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリー」主人公や3体の初期デジモン，ゲームシステムの情報が公開
・「デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリー」，主人公の所属するハッカーチーム「フーディエ」と2人の新キャラを公開
・「デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリー」，ハッカー同士のチーム戦「ドミネーションバトル」の情報が明らかに

　本作は，“大人になったデジモンファン”に向けてリニューアルし，2015年3月に発売された「デジモンストーリー サイバースルゥース」の続編に相当する。
　その内容は，「サイバースルゥース」の裏側で起きていた“もう一つの物語”を，新たな主人公の視点で描くというもの。
　“オマケ”として前作をまるごと収録しており，シリーズ2作品をまとめて楽しめる。もちろん，新規のシナリオやクエストは前作と同等と，十分なボリュームが提供される予定だ。
　マップは約30個追加され，前作との共通マップ約60個にも，ギミックの追加や出現デジモンの変更などが行われるとのこと。
　また，デジモンは73体が追加され合計で約320体となる。新デジモンは「ハッカーズメモリー」だけでなく「サイバースルゥース」でも育成可能だという（公式サイトの告知ページ）。



　本作では，プレイヤーがデジタルモンスター（デジモン）を使役するハッカーとなり，敵対するハッカーたちやデジモンの巻き起こす事件を解決していくことになる。
　「ハッカーズメモリー」の舞台となる近未来の日本では，インターネットに視覚的・感覚的にアクセスできる技術によって，電脳空間がもう一つの“日常”となっていた。
　デジモンは，電脳空間で発生したAIを持つコンピューターウイルスで，あらゆる情報を吸収，環境に応じて多種多様に進化する能力を備えていた。デジモンは，電脳空間に被害をもたらすハッカー達のチームによって犯罪に利用されているという状況だ。
　ハッカーチームは独自のコスチュームに身を包み，自分達の信念に基づいて行動するが，中には秩序を乱す集団も存在するのだ。

アキバフランネル

スチームリーマン

ナカノストライプス

マスクメイド

ラビットサークル

　プレイヤーの分身となる天沢ケイスケ（※名前は変更可能）は，電脳空間へのアクセスキーかつ身分証明になる“EDENアカウント”をハッキングされ，“アカウント狩り”の濡れ衣を着せられてしまう。
　主人公は，無実を証明するためにデジモンを手に入れ，ハッカー達のたまり場に乗り込んだものの窮地に陥ってしまう。主人公は，そこに現れた電脳空間のトラブルバスター「フーディエ」のリーダーに助けられたことをきっかけに，フーディエのメンバーになる。
　電脳空間では，ネットワークサーバの領域支配権を奪い合って，複数のハッカーチームが勢力争いをしている真っ只中。フーディエに入った主人公も，その抗争に巻き込まれていくことになる。

　電脳空間では，ハッカーチームが自チームのエンブレムをさまざまな場所に配置して，縄張りを主張し合っている。
　敵対チームのエンブレムを自チームのものに切り替え，自分達のテリトリー（縄張り）を拡大していくのが，「テリトリー争奪クエスト」だ。自分達のテリトリーにしたダンジョンでは，戦闘でさまざまなサポート効果が受けられるようになる。
　BBSから受注し，仲間（ゲスト）とともにダンジョンに挑戦するこのクエストでは，道中のエンブレムを制圧しながら，敵チームのリーダーを撃破するのが目的。
　制圧したエンブレムが多いほどリーダーを弱体化できるが，敵に奪い返されることもある。それを防ぐには，仲間にその場所を守ってもらったり，ダンジョン内の敵ハッカーを倒しておくといった対策を取る必要がある。


　なお，テリトリーの奪取を達成すると，ゲストキャラクターの好感度が上昇する。一定値に達すると特殊な会話が発生したり，アイテムがもらえたりするイベントが発生する。


　今回紹介するキャラクターは，「今井千歳」と「白峰ノキア」の2人だ。
　千歳はフーディエのムードメーカー的な存在で，情報収集が得意で，副リーダー的な役割を果たしている。パートナーデジモンは「アンキロモン」だ。

今井千歳	アンキロモン
ハッカーチーム「フーディエ」の副リーダー的存在。龍司とは違う意味で面倒見がよく、チームのムードメーカーの役割を果たす。ロートルなハッカーで、自分で構築したハッキングツール「マルウェア」を用いた情報収集が得意。デジモンプログラムも持っているが、情報戦やサポート担当が多い。人当たりの良い性格のため様々なところに人脈を持っている。あらゆる派閥から依頼をうける「便利屋」をする上ではなくてはならない人物。	硬質化した表皮に全身を覆われた鎧竜型デジモン。草食系のデジモンであるため獰猛ではないが、決して臆病ではなく勇敢な性格の持ち主である。千歳のパートナーデジモン。

クーロンにおいて、悪しきハッカーたちに利用されるデジモンたちに同情し、デジモンを守るための”テイマー”集団、「リベリオンズ」を結成しリーダーとなった少女。電脳空間でハッカーとして力を付けた主人公の前に、デジモンを守るため力を貸してほしいと現れる。正義感が強く、曲がったことが嫌いな性格で、恥ずかしげもなく「デジモンで世界を救う」などと言ってしまう。考え方は子供っぽく軽口を叩くが、根は真面目で、実はものすごくウブ。

白峰ノキア

　白峰ノキアは，デジモンをただのプログラムツールとして使役し傷つけるハッカー達と戦うためにチーム「リベリオンズ」を立ち上げた少女。正義感が強く，曲がったことが大嫌いな性格。
　現実世界のネットワークに迷い込んだアグモンとガブモンを助け，パートナーとして行動を共にするようになる。固い絆でノキアと結ばれ，アグモンとガブモンが内に秘めた力を呼び覚ましていくという。
　なお，アグモンとガブモンは，大事な目的があって現実世界にやって来たらしいのだが，記憶が曖昧になっている。

デジタルワールドから現実世界のネットワークに迷い込んだアグモンとガブモンは、EDENネットワークをさまよっている所を、ノキア達と出会う。ハッカーに狙われた所を助けられたことにより、ノキアのパートナーデジモンとして行動を共にする。ノキアとは固い絆で結ばれており、その強い絆がアグモン、ガブモンのうちに秘めた力を呼び覚ましていく。何か重大な目的のために現実世界にやってきたのだが、記憶が曖昧になっている。

アグモン

ガブモン

「デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリー」公式サイト