「Dragon's Dogma Online」とカルビーによる大胆不敵なコラボが発表。「シーズン1.3」の情報も一部公開された「闘会議だよ DDON TV」の模様をレポート

　カプコンは2016年1月31日，「闘会議2016」の会場にて「Dragon's Dogma Online」（PC / PS4 / PS3）のステージイベント「闘会議だよ DDON TV」を開催した。本稿では，イベント内で発表された本作の最新情報を中心に会場の模様をレポートしよう。

会場では，来場者の有志とともに「グランエント」が登場するグランドミッションおよび高難度クエスト「降臨！十二の厄災」にチャレンジするコーナーも設けられた

　最新情報として最初に発表されたのは，スナック菓子メーカー・カルビーとのコラボレーションで，同社の「ポテトチップス コンソメWパンチ」および「ポテリッチ 絶品うま塩味」をモチーフとするシールドセージの武器がゲーム内に登場するというもの。
　詳細は，キャンペーンサイトにて公開されているのでそちらを参照してほしい。なお対象商品は，2月22日から全国のコンビニエンスストアで順次発売される予定とのことだ。


　また2016年春に実施予定のアップデート「シーズン1.3」の情報も一部公開された。本アップデートで目玉となる新ジョブ「アルケミスト」は，シールドセージに次ぐタンク職となる。大きな特徴は，敵のヘイトを集めつつ，素早く移動できることにあり，シールドセージとは異なる立ち回りができそうだ。

　さらにアルケミストの実装と同時に，シールドセージの性能が上方修正される。たとえば従来はフォースゲージを溜めるために，スキル「アトラクト」でヘイトを集め，盾で攻撃をガードするという手順が必要だったが，シーズン1.3からはアトラクトの発動だけでゲージが溜まるようになるという。

　それとは別に新たな大型モンスターとして「ウィルム」が発表された。そのほかのシーズン1.3の情報は，2月10日よりプレビューサイトにて順次公開されていくとのこと。


　続いて会場では，来場者からの質問に，「Dragon's Dogma Online」のプロデューサーを務める松川美苗氏と，ディレクターの木下研人氏が答えるコーナーが設けられた。
　まず来場者からは「着飾り装備のジョブ制限撤廃」が投げかけられたが，木下氏によると検討中ではあるものの，難航しているとのこと。

後列左からゲストの倉持由香さん，「Dragon's Dogma Online」ディレクター 木下研人氏，同プロデューサー 松川美苗氏。前列はステージのMCを務めた松嶋初音さん

　また「エレメンタルアーチャーの弱体魔弓の不具合」については，現在修正を進めているがもう少し時間が掛かる見込みだという。
　そして，多くのプレイヤーから寄せられている「倉庫の容量が足りない」という意見に関しては，シーズン2.0で倉庫とは別に「預り所」のようなものを用意する予定という回答がなされた。

　さらに松川氏と木下氏は，今後のインゲームイベントについて，開催時期や参加条件などを調整するとし，誰もが参加しやすい内容にしていくとコメント。
　また，1.2で下方修正されたダッシュの仕様を再調整し直したことで，長く走れるようになっていること，シーズン1.3にて着飾り用の「透明装備」の実装およびキーボード＆マウス操作の見直しがなされること，そしてシーズン2.0に向けて，いわゆる“壁埋まり”現象の改善を進めていることも明かされた。

会場では，直近に予定しているコラボやキャンペーンなどの告知もなされた

　最後に，松川氏と木下氏が，あらためて来場者に感謝を述べ，引き続き「Dragon's Dogma Online」の運営開発を行っていくので，ぜひ期待してほしいとして，イベントを締めくくった。

「Dragon's Dogma Online」公式サイト