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ハロー!Steam広場 第149回:これぞ3D版「フライングパワーディスク」。円盤を投げ合って戦うオンライン対戦ゲーム「Disc Jam」
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印刷2017/03/21 12:00

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ハロー!Steam広場 第149回:これぞ3D版「フライングパワーディスク」。円盤を投げ合って戦うオンライン対戦ゲーム「Disc Jam」

画像集 No.013のサムネイル画像 / ハロー!Steam広場 第149回:これぞ3D版「フライングパワーディスク」。円盤を投げ合って戦うオンライン対戦ゲーム「Disc Jam」
「すちーむ」ってなぁに?というよい子のみんな集まれー! 「ハロー! Steam広場」は,PCゲームのダウンロード販売サイトSteamでリリースされた気になるタイトルやニュースを,筆者が独断と偏見でピックアップして紹介する,とっても有意義なコーナーだ。毎週欠かさずチェックすれば,「今日はお前と遊ぼうか。おいおい,お前とは昨日遊んだろ」と画面に話しかけながら,その日プレイするゲームを決めるモテモテのプレイボーイにジョブチェンジできるかも。

 ハロー!Steam広場 第149回では,ディスクを投げ合って戦うオンライン対戦ゲーム「Disc Jam」を紹介しよう。ストレートやカーブを使い分けて相手を揺さぶるテニスの戦術性と,壁にぶつけて軌道を変えるエアホッケーの戦略性が組み合わさった作品だ。

4Gamer公式 Steamキュレーター



画像集 No.014のサムネイル画像 / ハロー!Steam広場 第149回:これぞ3D版「フライングパワーディスク」。円盤を投げ合って戦うオンライン対戦ゲーム「Disc Jam」

これぞ3D版「フライングパワーディスク」。円盤を投げ合って戦うオンライン対戦ゲーム「Disc Jam」


画像集 No.001のサムネイル画像 / ハロー!Steam広場 第149回:これぞ3D版「フライングパワーディスク」。円盤を投げ合って戦うオンライン対戦ゲーム「Disc Jam」

 今回はアメリカのインディーズ系デベロッパ,High Horse Entertainmentが手掛ける「Disc Jam」を紹介しよう。本作は,フライングディスク()を投げ合って戦うスポーツ系のオンライン対戦ゲームだ。その昔,「フライングパワーディスク」という,これまたディスクを投げ合う対戦ゲームがNEOGEOにあったのだが,Disc Jamはあれを今風にアレンジしたかのようなビジュアルになっている。大雑把にいえば3D版「フライングパワーディスク」といった感じか。

※日本では「フリスビー」という名前になじみがある人が多いと思うが,そちらはWham-O社の登録商標。

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 ゲームの内容は「ディスクを使ったテニス」といった感じで,ディスクの投げ方は,直線に投げる「ストレート」と,曲線を描くようにして投げる「カーブ」,そしてテニスでいうところの高く上げて落とす「ロブ」の3種類。それぞれを使い分けて相手を揺さぶるのが基本的な戦術だ。
 また,ディスクを投げるときに方向コマンドを入力するのだが,そのコマンドが複雑であればあるほど,ディスクの軌道も複雑なものに変化するという仕掛けも用意されている。特定の条件下で発動する必殺技もあるため,多種多彩な攻め方ができるのが本作の面白いところだ。

投げるボタンを長押しするとシールドが出現し,フルチャージされたシールドに相手の投げたディスクが当たると必殺技が発動する。チャージ中は動けないので,相手がどこに投げてくるかという予測が必要になる
画像集 No.019のサムネイル画像 / ハロー!Steam広場 第149回:これぞ3D版「フライングパワーディスク」。円盤を投げ合って戦うオンライン対戦ゲーム「Disc Jam」 画像集 No.020のサムネイル画像 / ハロー!Steam広場 第149回:これぞ3D版「フライングパワーディスク」。円盤を投げ合って戦うオンライン対戦ゲーム「Disc Jam」

 そして,本作における一番の特徴となっているのが,コートのサイドラインに設置されたパネルの壁である。このパネルは,エアホッケーでいう外枠のような役割を担っており,ここにディスクがぶつかると勢いを保って跳ね返るので,うまく活用すれば,より複雑な攻め方が可能になるのだ。
 ここまで攻め方がたくさんあると,受ける側も大変に思えるかもしれないが,本作はスライディングを使ってコート内を素早く移動できるので,これは無理だと思う場所に飛んだディスクも,意外とキャッチできたりする。そのため,実力が拮抗しているプレイヤー同士ほど,ラリーの応酬になりやすいのだ。

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 試合は,先に50ポイントを手にしたほうがセットの勝者となり,どちらかが2セットを先取した時点で試合終了となる。このポイントは,投げたディスクが相手のコートに落ちるか,ベースライン(一番後ろのライン)を通過すれば入る仕組みだ。ここで面白いのが,ラリーが続けば続くほど獲得できるポイントが蓄積されるという部分で,これにより,どこで勝負を仕掛けるかという読み合いも生じてくる。

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 試合が終わると,勝ち負けに関係なく「J」と呼ばれるポイントがもらえる。これは,キャラクターの衣装やポーズをアンロックするためのガチャシステム「プライズマシーン」に利用でき,これでカスタマイズ要素を増やしていくのが,本作のやり込み要素となっている。

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 その競技性の高さから,e-Sports向けのゲームとしてもかなりのポテンシャルを秘めている本作だが,作品自体がまだあまり知られていないためか,プレイヤー人口が少ないのが残念なところである。
 とくにアジアサーバーは,待てど暮らせどマッチングしないので,フレンド以外と対戦するのであれば,「MATCHMAKING REGION」をSOUTH AMERICAに,「MAXIMUM PING」をANYにして検索するのがオススメだ。ちなみに試合形式は,1vs.1のシングルスのほか,2vs.2のダブルスも用意されている。

画像集 No.003のサムネイル画像 / ハロー!Steam広場 第149回:これぞ3D版「フライングパワーディスク」。円盤を投げ合って戦うオンライン対戦ゲーム「Disc Jam」

 PINGを指定していないのでラグが気になるところだが,上記の条件で検索して何試合かした限りでは,多少のラグであればそこまで大きな影響はないと感じた。ただ,あまりにラグがひどいと,ニュータイプにしか遊べないゲームになるので,その場合はひとこと謝ってから退出するといいだろう。

 本作はとにかく競技性が非常に高く,e-Sports向けのゲームとしてもかなりのポテンシャルを秘めているので,興味の沸いた人はぜひ遊んでみてほしい。リリースされたばかりのタイトルなので,プレイヤー人口についても今後に期待したいところだ。


「Disc Jam」Steamストア(1480円)

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