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賞金総額約3000万円の「Overwatch Pacific Championship」が台湾で開幕。日本からプロゲームチームDeToNator,SunSisterが出場
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印刷2017/04/12 12:00

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賞金総額約3000万円の「Overwatch Pacific Championship」が台湾で開幕。日本からプロゲームチームDeToNator,SunSisterが出場

開幕戦を終えた日本チーム「DeToNator.GOLD」と「SunSister」にインタビュー


 初戦は残念ながら敗退となってしまった「DeToNator.GOLD」と「SunSister」の各選手に,開幕戦を終えての感想や,今後の抱負をうかがってみた。まずはDeToNator.GOLDから。

世界6位の「Blank Esports」と対戦した「DeToNator.GOLD」。左からYoshiharu,Saih4tE,Ameken,SamuraiD,dohteloff,delave選手
画像集#043のサムネイル/賞金総額約3000万円の「Overwatch Pacific Championship」が台湾で開幕。日本からプロゲームチームDeToNator,SunSisterが出場

4Gamer:
 「Blank Esports」とは,対戦前から厳しい戦いになることが予想されていましたが,素晴らしい試合でした。

Saih4tE選手 (チームリーダー):
 今回,自分としては勝ち負けについては意識していなくて,胸を借りるつもりで「やれることをやってみよう」という考えでした。チームとしてもそういった方針で挑みました。

4Gamer:
 実際に対戦してみていかがでしたか。

Saih4tE選手:
 自分達のプレイができれば,まったく手が出ないということはなかったですね。世界6位というランキングの相手にある程度善戦できたので,僕だけではなくチームのみんなも今後につなげていけるという自信を持てたのではないでしょうか。

Yoshiharu選手:
 「Blank Esports」に対しては,手も足も出せない可能性があったので,負けましたが今回の結果は自信になりました。エイムなど,個人の能力として大きな差はないと思います。違いがあるとすれば,ロール構成はもちろんですが,連携力や経験ではないかと。そういうところが僕らにも備わってきたら,今後も良い勝負ができるはずです。

dohteloff選手:
 このチームで初めて挑むオフライン大会だったので,まず開幕戦がとにかく楽しみでした。「Blank Esports」にはまだ通用しないだろうという思いがあったので,ラウンドを落としてしまっても「いける!がんばってやってみよう!」と,チーム全体が前向きな気持ちを持ってプレイできました。そういう流れが,今回の善戦につながったのかもしれません。

SamuraiD選手:
 相手が世界6位のすごい格上ということで,逆に気負いすることなくプレイできたのがよかったです。

4Gamer:
 Amekenさんは「ファラ」を使って大活躍してましたね。TwitchのチャットやTwitterでは,驚きと賞賛の声が溢れていました。

Ameken選手:
 敵の構成を見て,強いチームなので通じるか分からないですが「ファラ」を選択してみました。「ファラ」はプレイ時間が少ないのでいけるか不安でしたが,勢いでなんとかなりました。

4Gamer:
 そういえば,delave選手とSaih4tE選手のロール(役割)が入れ替わっていましたね。

delave選手:
 「Flash Wolves」や「ahq e-Sports Club」の試合を研究し,コーチからの意見やお互いのプレイスタイルを考慮しての結果です。僕が「DPS」,Saih4tEさんが「Support」の役割となりました。変更してから日が浅いですが,Saih4tEさんはこれまでの3倍くらい活躍していましたよ。「アナ」の「スリープ・ダーツ」(敵を眠らせる能力)がとにかく当たっていました。

4Gamer:
 Saih4tE選手は,「Alliance of Valiant Arms」で活動していた時からアタッカーでエイムが良いので,「スリープ・ダーツ」の高い成功率に結びついたのかもしれないですね。

 2016年の12月末頃から,日本と台湾で合宿を重ねて準備をしたことについても教えてください。Saih4tE選手は2016年春頃にも数か月にわたって台湾に滞在し「Alliance of Valiant Arms」のチームとして台湾プロリーグに出場していましたよね。

Saih4tE選手:
 AVAの時は,7年間くらい一緒にやってきたメンバーだったのでお互いをよく知っていましたが,今回はチームになって間もないので,そもそもお互いをよく知りませんでした。合宿で共同生活をすることで,それぞれの性格や考え方が分かるようになって,それがプレイにも影響したと思います。非常に有意義なことです。

Yoshiharu選手:
 日本でやっていた時は1〜2週間でしたが,今回の大会は2か月近くに渡る共同生活になるので,今後ストレスになってくる部分もあるのかなと思っています。

Saih4tE選手:
 新しく入った2人はストレスとかあるんじゃない?

SamuraiD選手:
 僕の部屋はメンバーがよく集まるリビングの真上なのですが,メンバーが夜更かししていることが多くて,音が気になります(笑)。

Ameken選手:
 部屋決めのときに3番目に広いところをとったのですが,服をかけるところがなくて困っています(笑)。

4Gamer:
 Pacific Championshipはまだ続いていきますが,今後の抱負を教えてください。

delave選手:
 うちのチームは結成してから間もないので,うまくいっていない部分もいろいろあります。ただ,そこは伸びしろでもあるので,今後の強みになってくるとも考えています。うまく伸ばせるように成長していくことと,どのように結果を残していくかをよく考えながら活動していきたいですね。最初の方は勝てないかもしれませんが,最終的にプレイオフ進出を目指していきたいです。

Yoshiharu選手:
 普段のスクリム(練習試合)よりも,大会での実戦経験が成長につながります。初戦では失敗したことも多いのですが,成功したこともいろいろあるので,今後の試合でもさまざまなことを試しながら,強いチームを作って勝ち上がっていきたいです。

dohteloff選手:
 目標として今月の「Week4」までに台湾チームに勝ちたいですね。最終的には,「DeToNatorとはやりたくないな」と思われるくらいのチームになれるよう,練習していきたいと思います。

SamuraiD選手:
 個人的に,同じロールの人には負けたくないという気持ちがあります。もちろん,チームとしても負けたくないので,勝ち上がっていきたいです。

Ameken選手:
 個人の目標はDPSヒーローをもっと磨き上げていくことですね。そうすることで,チームに貢献できるのではないかと思います。

Saih4tE選手:
 今後はもちろんプレイオフに行きたいですし,優勝したいです。厳しい戦いにはなりますが,リーグはまだまだ長いので,チームとして少しずつ成長しながら上を目指せるように取り組んでいきます。

 「Alliance of Valiant Arms」のときは,レギュラーシーズンを1位で勝ち抜きましたが,最終的にチーム力を底上げし,プレイオフを制して優勝したのは「ahq e-Sports club」でした。そういった経験も生かして,最後に勝つチームにしていきたいです。

4Gamer:
 ありがとうございました。ちなみに素朴な質問なのですが,台湾の人との交流はどうですか? 昨年は中国語講習会をやったりしていましたよね。

Saih4tE選手:
 交流はいまのところ,あまりしていないです。練習場はチームをスポンサードしていただいている「Aiming Taiwan」の社内にあるのですが,仕事をされている方々が同じフロアにいて,僕らは大声を出して練習しているので申し訳なく思っています(笑)。

SamuraiD選手:
 練習中に結構叫ぶんですけど,社員の方が顔を押さえて笑っていることがありますね。

4Gamer:
 怒っているわけではないようなので一応安心ですかね(笑)。



SunSisterのメンバー。左からZETMAN,Odenkun,Molis,ShirasPan,kira44,N1ght0wl,Elu選手
画像集#044のサムネイル/賞金総額約3000万円の「Overwatch Pacific Championship」が台湾で開幕。日本からプロゲームチームDeToNator,SunSisterが出場

4Gamer:
 初戦は残念な結果となりましたが,対戦してみての感想を教えてください。

Molis選手:
 初戦はプレイに支障が出るくらい頭の中が真っ白でした。「JCG Master 2016-2017 Winter Finals」のオフライン決勝を経験していますが,そういうレベルではありませんでした。2〜3試合してようやく落ち着きましたが,本来ならばもっと力を出しきれていたなと悔しい思いがあります。

4Gamer:
 頭が真っ白になってしまった1番の原因はなんでしょうか。

Molis選手:
 開幕戦というのもありますが,目の前にたくさんお客さんがいるうえに,オンライン配信の視聴数が1万人以上になっていて「こんなたくさんの人が見るんだ」と思うと緊張してしまいました。

Odenkun選手:
 初戦を終えて「0-3」の大敗でした。自分はアタッカーをしているのですが,相手を全然倒せず太刀打ちできませんでした。ただ,勝てない相手ではないので,これからの試合では頑張っていきたいと思います。

N1ght0wl選手:
 現段階では勝てないですが,上達していけば善戦できる相手だと思います。「Machi Esprots」はもちろん強かったですが,なにより僕たちの歯車がうまくまわっておらず,チーム状況が良くありませんでした。いまは相手のことよりも,自分達が納得して戦える体制を作っていきたいです。レギュラーシーズンの中盤くらいまでには,よい形で戦えるようになると思います。

kira44選手:
 こういうオフライン大会に出るのは初めてなので,本当に緊張していつもの動きがまったくできませんでした。今後は何試合もあるので,慣れて力を発揮していきたいです。

Elu選手:
 初戦は相手が強いのもありますが,やはり自分達の仕上がりが悪かったです。試合を重ねながら改善していくしかありせん。この後の試合も,まずは勝ち負けというよりも,長いスパンで見て今後につながるプレイをしていきたいと考えています。

ShirasPan選手:
 コーチとして試合を見ていましたが,みんな緊張して普段できているようなことすら,うまくいっていませんでした。チームとしての動きが完成できていないので,そこを修正していくことが必要だと分かった試合でしたね。

4Gamer:
 チームはいつもどのくらい練習しているのですか。

ShirasPan選手:
 お昼の12時から17時くらいまでやって,休憩を挟んで20時から24時くらいまでという感じです。

ZETMAN選手:
 全試合を3回くらい動画で見直しましたが,緊張とスランプでとにかく自分達がいつもできているプレイすらままならない状態でした。これまで,練習試合は日本のチームとしか組むことができなかったのですが,台湾にきて海外のチームともつながりができてきたので,今後は強い海外チームとも練習試合をしていく予定です。

4Gamer:
 日本のチームと今回出場しているチームでスタイルの違いは感じますか。

ZETMAN選手:
 今回出場しているチームは,やはり韓国の「Overwatch APEX」で主流になっている,アタッカーを中心にキャリーしていくスタイルを取り入れている印象があります。日本はどちらかといえばタンクを中心としたプレイが多いのではないでしょうか。なので,自分達が戦い慣れていないという感じはありますね。

4Gamer:
 台湾に数か月滞在してゲームに取り組むということは,なかなかできることではありません。そういったチャンスがあっても,やるという決断をするのは簡単なことではないと思います。今回チャレンジをしてみようと思った理由について教えてください。

ZETMAN選手:
 子供の頃からゲームが好きで,友達とよく対戦をしていました。近所では強い方だったのですが,オンラインゲームをやるようになったらもっと強い人達がたくさんいて衝撃を受けました。
 さらに,海外ではゲームで競い合うことがスポーツのように楽しまれていると中学生くらいの頃に知って,シーンをずっと追いかけてきました。今回はそんな舞台に自分が立つことができるという,今後2度とないかもしれないチャンスなので,チャレンジすることを決めました。

N1ght0wl選手:
 僕も最初からチャレンジしたい気持ちがあったのですが,実生活の都合で難しくなり「行けないかも」という状況でした。
 ですが,周りに思い伝えて説得したところ,応援してもらえようになって今回ここに来ています。みんな同じような状況で,何かを犠牲にして挑んでいます。ゲーマーとして海外の舞台でチャレンジできるというのは一度あるかないかですし,来たからには結果を出したいと思っています。

4Gamer:
 今後の大会や活動についての抱負をお願いします

N1ght0wl選手:
 僕達は仕事や学校と両立して活動するスタイルなので,今後また海外に来ることができるかは分かりません。今回の台湾挑戦で成長して,日本に何かを持って帰りたいです。

ZETMAN選手:
 チームオーナーにずっと言われているのは,「楽しんでこい」「思い出にしてこい」ということです。負けて落ち込むこともありますが,自分の夢である海外での挑戦なので,今大会を存分に楽しみたいと思います。自分に子供ができたときに,「お父さんはこんなに楽しいことをしてきたんだぞ」という話をして,子供の夢を後押ししたいてすね。

Elu選手:
 僕はゲームが好きで,仕事でもゲームに関わっています。プレイヤーとして今回のようなチャンスは二度とないということで,お休みをいただいて台湾に来ています。

 僕らのチームはみんな仕事が終わった後にあまり多くはな無い時間を使って練習をしてきましたが,台湾では比較にならないほどの練習ができています。今回の大会出場を通じて,個人やチームのスキルを高めて日本に持ち帰りたいと思います。

ShirasPan選手:
 試合にはまだ出ていないのですが,自分もあの舞台に立ってプレイして,チームを勝利に導きたいという気持ちがあります。また,台湾での活動をいろいろな人達に応援してもらえるようなチームを作り上げていきたいです。

kira44選手:
 こういう大舞台に立てることは何よりも貴重な体験なので,全力で頑張っていきます。僕はチームに入って間もないので,この大会を通してチームとしての連携を磨いていきたいです。日本に帰ってからも,積極的に活動していくつもりです。

Odenkun選手:
 「Overwatch APEX」に出られるようになるくらい活躍したいですね。

Molis選手:
 今大会で良い結果を残したいのはもちろんですが,何よりバックアップしていただいている方々,チームメイトの家族などの期待に応えたいです。試合を見ていただいて,「負けてしまったけど惜しかったね」「頑張ってるね」など,前向きに受け止めてもらえるよう,自分達の精一杯の行動,プレイを見せつつ,チーム一丸となってこの大会を戦い抜いていきたいと思います。


今後も続くレギュラーシーズン,海外に挑む日本人ゲーマーを応援しよう


 e-Sportsは海外シーンが先行しているため,基本的に大きな大会は日本の外で実施されるケースが多く,大きな実績を残すために海外へ打って出る展開が必要となる。

 格闘ゲームでは,梅原大吾選手が海外大会での活躍をきっかけにプロゲーマーとなり,その後プロゲーマーが次々に誕生し,いまでは多くの日本人選手が毎週のように海外大会へ挑戦し実績を残している。
 FPSやMOBAといったチームベースのゲームでも,今回の「DeToNator」や「SunSister」のようなチームが海外で活躍し実績を残すことで,格闘ゲームのような良い流れができることに期待したい。

 日本から参戦している選手達は,自分の人生における貴重な時間をゲームに投資して未知なる海外の地で戦っている。今大会に限らず,日本から世界にチャレンジするゲーマー達に,是非とも多くの応援の声を送ってほしい。

 今後,「Pacific Championship」の試合は日本時間の毎週金曜日20:00〜,土曜日曜は15:00〜実施されていく予定で,Blizzard Taiwanの公式TwitchチャンネルおよびBlizaard Estadium会場にて観戦できる。

画像集#045のサムネイル/賞金総額約3000万円の「Overwatch Pacific Championship」が台湾で開幕。日本からプロゲームチームDeToNator,SunSisterが出場

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