連載
人間になりたいまりもの冒険。スマホ向け育成ゲーム「まりもダンジョン」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第640回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
北海道の阿寒湖などに生息する「まりも」は,球状にまとまった姿が印象的な緑藻の一種。本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,そんなまりもが主人公となっている「まりもダンジョン」(iOS / Android)を紹介しよう。
本作のまりもは「人間になりたい」という願いを持っており,エサによってさまざまな姿に進化していく。プレイヤーの目的は,育成したまりもをダンジョンに送り込み,より深い階層まで到達させることだ。
iOS版「まりもダンジョン」ダウンロードページ
Android版「まりもダンジョン」ダウンロードページ
まずは,まりもの育成パートを説明しよう。ゲームを開始すると,部屋の中にいる1匹のまりもが表示される。部屋には時間経過に応じてさまざまなエサが出現するので,タップしてまりもに食べさせてあげよう。まりもはエサを食べると経験値が溜まり,それが一定以上になるとレベルアップして強くなる。
また,レベルアップ時に,まりもが“進化”して姿を変えるときがある。進化は食べさせたエサに関係しており,赤色のエサを食べていれば火系の進化,青色のエサを食べていれば水系の進化といった具合だ。まりもは進化すると新たな技を覚え,後述のダンジョンで有利に戦えるようになる。
そのダンジョンパートは,基本的に自動進行のお手軽なシステムになっている。メニューから「ダンジョンへ」を選ぶと,まりもはシューティングゲームのように縦にスクロールしていくダンジョンを勝手に進み,出現する敵を攻撃していく。
ダンジョンでプレイヤーが行うことは2つだけ。1つは必殺技の発動アシスト,もう1つは敵のロックオンだ。
ダンジョン攻略中は時間経過で左上の必殺技ゲージが溜まっていき,最大値になると「SP」と書かれたボタンが出現する。これをタップすれば,まりもが強力な攻撃を繰り出すのだ。また,画面上に出現する敵をタップすると,まりもがその敵をロックオンして,優先的に攻撃していく。
まりもは周囲を敵に囲まれてしまうとダメージを受けやすくなるので,まりもに近い敵から優先的にロックオンし,いざとなれば必殺技でピンチを切り抜けていこう。
全体的にゆるい雰囲気に包まれた作品でのんびりとプレイでき,ダンジョン攻略でも複雑な操作は要求されないので,プレイする人を選ばないタイトルだ。まりもはちょっとした空き時間でも育成できるので,気軽にダウンロードして遊んでほしい。
著者紹介:トリスター&オクムラワタル
平成生まれのゲーム野郎。ファミコンとともに幼年期を過ごし,ゲームによって育てられた存在。ジャンルを問わずゲームを愛しており,FPSから恋愛シミュレーションまでなんでもいじる。ちなみに説明書は読まない派である。