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12年目で大きく変わる「エルダー・スクロールズ・オンライン」。シーズン制アップデートのロードマップが明らかに
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ロードマップは,2026年からスタートする「シーズン制」のアップデートプランと,その具体的な内容を中心に,新しいバトルパスシステム「Tamriel Tome」など,その内容は非常に多岐にわたる。
そこで本稿では,ESOの2026年における展開について,その概要をまとめてみよう。
シーズン制がスタート。アップデートは四半期ごとに
2025年4月のイベントで明らかにされたとおり,2026年のESOは,2017年から毎年続いていた「チャプター制」のコンテンツ提供モデルを廃止して,新しいシーズン制を開始する。
これまでのチャプター制では,年に1〜2回行う大型アップデートで,新しいマップとストーリーコンテンツを含む,さまざまな要素を提供してきた。しかし,1つのチャプターに盛り込む要素が多いこともあり,1年分のチャプター開発には18か月,場合によってはそれ以上の時間が必要となっていたという。
そのため,開発チームはチャプターの開発にかかりきりとなり,プレイヤーからの要望や長期的な課題への対処が遅れるといった問題を抱えていたそうだ。
2026年で,サービス開始から12年目を迎えるESOでは,これまでの固定的なコンテンツ提供を改める。プレイヤーの要望をタイムリーに反映するとともに,「展開を予測しやすい」「もっと驚きや達成感がほしい」という声に応えられるように,四半期ごとにコンテンツ提供を行うシーズン制を導入するそうだ。
シーズン制では,これまでのチャプター制のように,新しいワールドマップ(ゾーン)と複数のダンジョンをまとめて提供する仕組みは取らない。そのかわりに,四半期ごとのアップデートに分散して,ストーリーコンテンツやダンジョンなどを提供していくという。
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重要なことは,今後,シーズン制で提供する新コンテンツや新システムは,すべてのユーザーが無料で利用できるという点だ。これにより,「有料DLCのどれを買えば,友人と一緒にプレイできるのか分からない」というプレイヤーの懸念を解消できる。
また,既存の有料DLCのうち,「インペリアルシティ」「オルシニウム」「盗賊ギルド」「闇の一党」は,2025年3月に予定されている「アップデート49」でゲーム本編(以下,ベースゲーム)に統合され,追加料金不要でプレイできるようになる。
アップデート提供のタイミングも,これまではPC版が先行して,ゲーム機版はやや遅れていたが,アップデート49以降は,同時に提供されるそうだ。
一方で,後段でも説明するが,プレミアムな有料サービスとしての「ESO PLUS」は今後も存続する。既存の有料コンテンツも,すべてがベースゲームに統合されるわけではないという。
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今回の発表時点では,4月2日から「シーズンゼロ」がスタートして,グループ向け高難度コンテンツ「The Night Market」(夜の市場)や,新システム「Tamriel Tomes」(タムリエルの書)などの提供を開始する予定だ。
4月29日に開始予定のThe Night Marketは,DLC第19弾「デッドランド」で追加されたオブリビオン領域「ファーグレイブ」を舞台としたPvEゾーンで,3つの勢力からひとつを選んで参加し,勢力ごとの進行度を競う難度の高いコンテンツであるという。
ただ,グループダンジョンや試練とは異なり,1人で挑戦することも可能だそうだ。
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2026年夏には,「シーズンワン」の提供を予定しており,ここでは新しいストーリーコンテンツとして,盗賊ギルドに関するものと,狂気の神「シェオゴラス」に焦点を当てたものがスタートする。また,新しい「試練」として,「Crimson Veldt」も実装の予定だ。
2026年秋の「シーズンツー」では,ストーリーコンテンツの追加は予定していないものの,新しいソロダンジョン「Moon Hunter Keep」と「March of Sacrifices」が追加されるほか,スカイリム地方を舞台に展開する大規模なイベント「Dynamic Storms」や,ゲーム内イベント「High Sea of Tamriel」(タムリエルの外洋)を予定している。
シーズンツーでは,スカイリム地方がイベントの舞台となるためか,西スカイリムが実装されたチャプター「グレイムーア」が,ゲーム本編に統合される予定だ。
Tamriel TomesとThe Gold Coast Bazaar
シーズンゼロでの追加要素として,詳しく説明されたのが,Tamriel Tomeと「The Gold Coast Bazaar」(ゴールドコーストのバザール,以下 バザール)である。
Tamriel Tomesとは,ESO版の「バトルパス」システムで,一定期間内に課題を達成すると,さまざまな報酬がもらえるというもの。週ごとやシーズンごとに提示されたチャレンジを達成すると,「Tome」(書)と呼ばれるポイントが得られ,貯めたポイントで報酬をアンロックできる。
Tomeで得られる報酬には,新しい外観アイテムのほか,防具や武器,スキルの新しいスタイル,騎乗動物などが含まれるそうだ。また,ESO PLUS加入者であれば,追加のTomeが得られるという。
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その一方で,毎日のログイン報酬や日替わりのチャレンジ「エンデバー」は廃止となり,Tamriel Tomesに統合されるとのこと。
ログイン報酬は,毎日ログインすれば何かがもらえるものの,ログインが途切れると得られなくなる報酬が出てくるため,損をしたように感じてしまい,むしろプレイヤーの継続率維持には逆効果という話も耳にする。ESOがログイン報酬を廃止するのも,それを反映したものだろう。
Tamriel Tomesでは,無料で得られる報酬に加えて,有料版で追加の報酬がもらえる14.99ドルの「Premium Tome」と,29.99ドルの「Premium+ Bonuses」も用意される。
シーズンゼロの追加要素であるバザールは,イベント限定やログイン報酬で,今は入手できなくなったアイテムやコスメティックを,ゲーム内アクティビティやTomeで得られる新しいゲーム内通貨「Trade Bar」との交換で入手できるゲーム内ストアだ。
シーズンゼロだけで,100種類のアイテムをバザールに追加する予定である。
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過去のアイテムだけでなく,もちろん新しいアイテムも追加されるとのこと。将来的には,過去の「クラウン木枠箱」(クレート)からしか入手できなかったアイテムも,バザールに追加する可能性があるそうだ。
プレイ体験を改善するアップデート49
シーズンゼロ開始に先立ち,3月9日に全プラットフォームで配信予定の「アップデート49」では,プレイヤーの「QoL」(Quality of Life,生活の質)を改善するさまざまな修正が加えられる予定だ。
そのいくつかは以下のとおり。
- UIから直接スキルやステータスの再振り分けを無料で可能に
- キャラクター単位だったスタイルスロットがアカウント共通に
- 古遺物システムの制限時間を延長。ESO PLUS加入者は追加のボーナスを得られる
- 乗馬トレーニングで,一度に3種類のステータスすべてを向上できるように
- ゲーム内ゴールドで購入可能な騎乗動物を追加
- ハウジングでの家具設置数を増加(※一部の住宅から実施)
- ギルドストアの出品期間を「30日」に戻す
ちなみに,計画中の将来におけるアップデートでは,懸案だった異なるプラットフォームでのクロスプレイも実装する予定であるそうだ。
また,クラスと戦闘スキルの改訂も,アップデート49を皮切りに実施するという。
ESOは,各クラスに得意な役割がある一方で,ビルド次第ではほかの役割でプレイすることも可能なため,クラス固有の個性が不明瞭な面があった。2025年に導入された「サブクラス」では,ほかのクラス固有のスキルを別のクラスでも使えるようになったため,ますますクラスの個性が失われつつある。
そこで実施するクラスと戦闘スキルの改訂では,「純粋なクラスビルド」でも競争力を持てるようにしつつ,ビルドの自由度も高める目的で行うそうだ。
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アップデート49では,ドラゴンナイトと両手武器スキルの改訂を行う予定である。アビリティの視覚効果を刷新するほか,ドラゴンナイトのスキルラインを調整するそうだ。
そのほかのクラスや武器スキルも順次改訂していくほか,ウェアウルフにも女性型モデルを追加するといった改良を行うという。これらの改訂に当たっては,プレイヤーのフィードバックを受けながら,ていねいに見直して改良していくとのことだ。
PvPにも改良を加える予定である。たとえば,「バトルグラウンド」では,廃止された3チーム対抗戦を,週末限定モードとして復活させる予定だ。好評であれば,常設する可能性もある。
そのほかに,シロディールでの移動手段拡充や,一部要塞内でのバグ修正も予定しているとのこと。これらの改善は,すべて無料で利用できる。
チャプター制導入以来の大きな変更だけに,ESOプレイヤーとしては,シーズン制には期待と同時に,不安もあるのが正直なところ。ただ,サービス開始から12年が経ち,いろいろと古びたり,改善の必要があったりする要素も多々あるのは確かだ。
とくにシロディールでの大規模PvPは,「復讐」キャンペーンのテストを実施中で,プレイヤーからのフィードバックを求めている最中でもある。
チャプター制によるマップとストーリーコンテンツの追加が,今後,どういう形で行われるのかも気になるところ。今後のESOの展開に期待を込めて見守りたい。
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