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「英雄クロニクル」サービス7周年インタビュー。掲示板の新機能が近いうちに実装。次回のボイスイベントは早ければ12月を予定
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印刷2018/10/24 00:00

インタビュー

「英雄クロニクル」サービス7周年インタビュー。掲示板の新機能が近いうちに実装。次回のボイスイベントは早ければ12月を予定

 サクセスがサービス中のブラウザゲーム「英雄クロニクル」が,2018年9月29日にサービス7周年を迎えた。例年,周年を迎えるシーズンに合わせてインタビューを行っているが,今年は「理想のボイスは自分で選べ!」イベントでボイス実装の真っ最中だったため,サクセスからの要望で,すべてのボイスの実装が終わったタイミングでのインタビューとなった。
 タイミングの関係で,シーズンごとのアップデートには触れられなかったのだが,次回ボイスイベントの予定や,掲示板に追加される新機能の話を聞けたので,その模様をお伝えしよう。

左から企画 麓川智之氏,運営担当 横山和弘氏,ディレクター 稲川征史氏,プロデューサー オッド氏。いつものメンバーなのだが,7年サービスしていてここまで人が変わらないのも珍しい

4Gamer:
 遅くなりましたが,7周年おめでとうございます。
 まずは,つい先日ゲーム内への実装が終わったばかりの,ボイスイベントの話からお願いします。初の試みとなりましたが,実際にやってみていかがでしたか。

オッド氏:
 ようやく全員実装できて,とりあえず一安心しています。《黄昏の邂戦》に間に合ってよかったです。

稲川征史氏(以下,稲川氏):
 もっと遅くなる可能性もありましたからね。

プロデューサー オッド氏
オッド氏:
 イベント発表時は,「お金をかけるところはそこじゃないだろ」みたいな反応もいただきましたが,実際にボイスが入った様子を見て,「いいじゃん」「自分のキャラにも付けたい」と,ご好評なようで何よりです。

麓川智之氏(以下,麓川氏):
 今後も,2回,3回と続けていきたいですね。

4Gamer:
 実際のところ,続けられそうでしょうか。

オッド氏:
 はい。もともと,PBW(プレイバイウェブ)のサービスで,主にネットで活動されているフリーの声優さんが登録されていて,そうした方々にボイスを発注するというのはありましたが,声優事務所さんに協力を得て,所属する声優さんにプレイヤーキャラクターのボイスをお願いするという企画は,今回のイベントがゲーム業界で初だったと思います。最初はいろんな事務所さんから「え,どういうこと?」という反応ばかりで,ご理解いただくのが大変だったので。
 そうした中で,本当にオファーを受けてもらえるか不安はありましたが,堀江由衣さんや中原麻衣さんクラスの声優さんにも,お忙しいスケジュールの中お願いすることができました。今後も,自由指名と限定指名のどちらもやる形で進めていけると思います。

4Gamer:
 ボイスの実装にあたって,権利獲得者とはどういったやり取りで進めていたのでしょう。

横山和弘氏(以下,横山氏):
 演技のすりあわせのために,かなり密に連絡を取らせていただきました。「自分でもそこまで考えていなかったので,キャラがかたまりました」なんてこともあったぐらいです。

オッド氏:
 例えば,「このセリフの中で,キャラが立ち上がるのは一行目からですか。それとも二行目からですか」みたいな,細かな背景まで含めたプランを,ユーザーさんと何度もやり取りして決めています。そのうえで,収録の現場で「このセリフはこういうキャラのこういうシーンだから,こんな演技にしてほしい」といったディレクションも行うという形です。演技がブレてしまわないよう,プランの作成とディレクションの両方を私がやっているのですが,一回のイベントで対応できる人数は,労力的に今回ぐらいが限界ですね……。
 それと,今回は「ボイス指名“自分”」も本当にあったので,そちらは少し違うやり取りになっています。

4Gamer:
 まさか本当に出てくるとは……。

オッド氏:
 まずは,実際に声優のお仕事をされている方なのか,事務所に所属されているのかの確認から始まって。同時に未経験の方ですと実力が分からないので,失礼になるかもしれませんが,最初に念押しの確認はしたんです。最近は芸能人の方とかが劇場アニメで声優に挑戦してみて,本業の声優さんとの差に「うっ……」ってなることってあるじゃないですか。それと同じことが起きると,そのユーザーさんにもキャラクターにも良いことにならない可能性があるので,そのあたりを懸念事項としてお伝えして。ただ,それでもやりたいということでしたので,ならばと全力でサポートしました。
 収録時には,松井菜桜子さん(※)に,マイク前の立ち方から声の出し方までご指導いただいて,ガチのスタジオでマンツーマンレッスンみたいな……。

※今回のイベントに協力している声優事務所アップアンドアップスの代表であり,声優。「名探偵コナン」鈴木園子役,「機動戦士ガンダムZZ」ルー・ルカ役など。

4Gamer:
 実装がどうこうより,そのレッスンが貴重な機会すぎませんか!?

オッド氏:
 実際,堀江さんをはじめとする今回参加いただいた声優の皆さんから「うらやましい!」と言われるような環境でした。私はディレクションならやりますけど,ちゃんとした演技指導となると専門外ですし,助かりました。ご協力いただいた松井さんには本当に感謝しています。
 おかげで「理想のキャラは自分で創る」を実現できて,うちのゲームらしい良い結果になったと思います。

4Gamer:
 次回のボイスイベントは,また遠征のランキング形式ですか?

ディレクター 稲川征史氏
稲川氏:
 模索しているところです。ペース的には,半年に1回ぐらいやりたいと思っています。

オッド氏:
 ただ,遠征で順位が決まるようにしてしまうと,どうしてもイベント期間中に時間が取れないユーザーさんが参加できません。違うやり方にしてほしいという意見もいただいていて,それはその通りだと思います。
 とはいえ,プレイ時間と関係のない基準って難しいんです……。遠征でない部分で点数を付ける案として出た中では,掲示板での活動や雇用数などを基準にするというものもありましたが,ゲーム内が荒れてしまいますし,結局そこに時間を使った人が上位になります。

4Gamer:
 逆に,時間を使ってがんばったぶんだけ有利になってほしいという人もいるでしょうし……。

麓川氏:
 広い範囲で抽選してほしいという意見もいただいているのですが,英雄クロニクルは,通常のプレイの範疇でちゃんと遊ぶのであれば,複数アカウントを利用することを黙認しているため,それも不公平になってしまいます。

オッド氏:
 今のところ考えている案は,2シーズンを基準にして,約半年間における“時間によらない”何かの累積のランキングと,2週間のイベント期間内で,プレイ時間が関連するランキングを実施し,そのポイントの複合で競うというものです。どちらかでトップを取れば確実に限定指名権がもらえて,複合の1位には自由指名権,複合の1〜10位で抽選……みたいな形です。あるいは,半年に1回ペースなので,今回の遠征ランキング形式と,何かの累積で競う形式,単体で交互にやっていくというのもアリかもしれません。

稲川氏:
 ボイスイベントは,声優さんにお願いして,スタジオを使って収録して……とコストがかかるので,イベントを続けるにはどうしてもお金のことは考えざるを得ません。その点はご容赦ください。

オッド氏:
 収支的には,今回の形式だとまぁ大丈夫……という感じなのですが,次やったときに採算が見合わないと,会社的にその次ができなくなってしまう可能性があります。ですので,少なくとも次は実施しますが,3回目以降は何とも言えない状況です。慎重に考えて進めていきます。

4Gamer:
 次回の実施はいつごろになるのでしょう。

オッド氏:
 早ければ今年の12月ぐらいになるかと思います。すでに事務所さんにもお話はしていて,またご協力いただけそうです。もしかしたら,限定指名で選べる声優さんの数は増えるかもしれません。
 あと,ついでにこの場をお借りしてお伝えしておきますが,来年以降のエイプリルフールネタは期待しないでください。今回の「あなたのキャラに,あなたの好きな声優さんのボイスをつけます!」以上のネタは実現できないので!

4Gamer:
 今聞いても,ウソネタにしか思えないですね……。

オッド氏:
 「実はこれが実装されます」みたいなのは,もうやりません!


Nightfallサーバーで初の,イラストが賞品となるイベントが開催


4Gamer:
 直近のイベントとして,《黄昏の邂戦》が行われますが,今年の賞品のイラストは,専門学校生も参加しているんですね。

オッド氏:
 はい。これまで,専門学校と協力したイラストコンテストはやってきましたが,英雄クロニクルの取り組みとして,ある種のプロデビューできる道筋を作っていきたいと思ったんです。イラストレーターとして契約して,ちゃんと対価を払って,賞品イラストをお願いします。来年以降のイベントも,この流れでやっていくと思います。
 それと,専門学校関連で,今シーズンはイラストコンテストに投稿された女の子のNPCを3人実装しました。「なんで女の子ばっかり?」とユーザーさんから聞かれますが,あれは投票結果がそのまま反映されているんです。

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運営担当 横山和弘氏
横山氏:
 今年は《黄昏の邂戦》の時期に,Nightfallサーバーでもにじよめちゃん主催のイベントを実施します。

オッド氏:
 にじよめちゃんが「うちではやらないのか」と言うので,「はい,すいません」と。

横山氏:
 にじよめちゃんにイラストレーターの発注もかけていただいて,Nightfallサーバー初のイラストがもらえるイベントとなりますので,奮ってご参加ください。

オッド氏:
 最近の活動として,TRPGフェスティバルへの出展についてもお話させてください。8月31日〜9月2日に行われたTRPGフェスに,英雄クロニクルの体験ブースを出展したのですが,多くの方に興味を持っていただけました。アナログゲームが並んでいる中で出展したので,アウェー感はありましたけど。

稲川氏:
 最初は「ふーん」という感じでも,だんだんのめり込んで聞いてもらえて嬉しかったですね。
 中には,すべての特殊能力とスキルを全部確認していく方もいたんですが,「これを組み合わせるとこういうことができるんですね」みたいな反応でした。やはり,TRPGフェスティバルの参加者だけあって,理解が早いんですよね。

オッド氏:
 キャラ作り以外にも,実際遊ばれているロールプレイ例やらを紹介するのには,1回1時間ぐらいかかりましたね……。

4Gamer:
 TRPGフェスティバルの参加者となると,ロールプレイへの関心が強いのでしょうか。

オッド氏:
 体験会に参加して下さった方は,どちらかと言うと,キャラ作りのシステムを重視する傾向が多かったです。

稲川氏:
 今回の出展は,手ごたえはあったのですが,我々も初めてだったので準備不足でした。TRPGは似て非なるものなので,出し方は考えないといけないですね。

オッド氏:
 7年サービスを続けてきただけに,今はもう普通に広告を出しても,効果が薄くなってしまいます。こういった場に出展して,親和性の高そうな人にアピールしていくのが重要だと思うので,なるべくイベントには参加したいです。
 そういえば,今回の参加にあたって,以前「アーマードバトル」で関わったキャッスル・ティンタジェルさんを誘って,一緒に出展したんです。

4Gamer:
 ああ,TRPGフェスティバルはLARP(Live Action Roll Play,実際に武器を振ったり動いたりして遊ぶ)もありますし,ウケそうですね。

オッド氏:
 絶対ウケると思いますよね。そもそも,ティンタジェルの代表のジェイ・ノイズさんは,LARPを日本に持ち込んだ人の1人で,本人もガチのTRPG好きなんです。LARPの主催の方とも知り合いで。でも,TRPGフェスティバルみたいな場に行っていいのかが分からなかったそうなんです。実際,大盛況だったので,今回の出展における我々の一番の功績は,ティンタジェルを連れてきたことだと思います(笑)。

ビットキャッシュのキャラクター総選挙2018で「ベストサマー賞」に選ばれたルシフェリア。来年も総選挙があれば,おそらくマッカのキャラクターになるとのこと
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掲示板関連の新機能が実装予定。新シナリオも追加されるかも?


4Gamer:
 今後のアップデートの話もお聞きしたいのですが,まずは昨年のインタビューで発表されてから,実装予定より盛大に遅れているHTML5化からお願いします。

稲川氏:
 進んでいないとは言いません! ログインボーナスなどから徐々にHTML5に切り替えていて,おそらく次はダンジョンが対応します。遠征部分ももちろん作業中ですが,中途半端に入れられるものではないので,シンプルなところから入れています。

オッド氏:
 遠征は,スキルを使わないで殴り合うところまではできているのですが,特殊能力やスキルを対応させるところで手間取っています。種類と組み合わせが膨大にあるため,そこで予想以上に時間がかかってしまって……。

4Gamer:
 実装はいつごろになりますか。

オッド氏:
 最速で年末か年明け……を目指していますが,今までの状況を見ると,おそらく梅を通り越して桜は咲いてしまうんじゃないかなと思います。

横山氏:
 HTML5化は必ずやりますので,もう少々お待ちください。

企画 麓川智之氏
麓川氏:
 HTML5に関連するプラスの話をしておくと,最近入れているシナリオは表示がFlashから変わっているので,シナリオ担当としては新しいものを増やしていけたらいいなと思っています。

オッド氏:
 各国の上位ルートに新分岐を入れるか,あるいはケイオスや妖精王の話とは異なる,分岐付きの特殊ルートの新シナリオのどちらかで考えています。特殊ルートにする場合は,各国の勢力が均衡しすぎている,または1国だけ突出しすぎている状態になると,《上位》が介入してくるみたいな構想です。

麓川氏:
 まだ「追加しよう」という話が出たばかりなので,具体的なことは言えませんが,なんらかの形で手を付けていく予定です。
 システム的な新機能としては,近いうちに掲示板の新着表示が入ります。今まで「コメント履歴」だったボタンが「新着更新履歴」に変わります。

オッド氏:
 ここをクリックすると,「全体に公開」と「同陣営の部隊のみに公開」の属性の掲示板が,最新更新の順番にズラっと並びます。

稲川氏:
 何がやりたかったかというと,例えばどこかでユーザーさんのイベントが行われて盛り上がっているとしても,今の仕様ではそれに気付けないので,そうした掲示板が上に上がってくるようにしています。「注目度」というタブもあり,ここで勢いのある掲示板も確認できます。

4Gamer:
 つまり,これまでブックマーク登録しないとチェックできなかった,ほかの部隊の掲示板の更新を,自動で表示してくれる場所ということで合っていますか?

オッド氏:
 そうです。さらに「新着コメント」タブでは,最新の書き込みがTwitterのようなタイムライン順で表示されます。
 この掲示板の新機能はほぼできているので,デバッグが終わり次第,すぐに実装する予定です。

横山氏:
 また,画像アップローダーに「譲渡」機能が追加されます。

麓川氏:
 これは外部のアップローダーを使わなくても,画像の受け渡しができる機能です。

横山氏:
 最初は自分のストックにアップロードされるのですが,譲渡先の部隊IDを入れておいて,その部隊が受け取ると,受け取った側のストックに画像が移動します。

オッド氏:
 今後は,こうしたユーザビリティを高める機能や,コミュニケーション的な部分に手を入れていきたいと思っています。

横山氏:
 7周年を迎えたことで,いつの間にか10周年も視野に入ってきました。そこを目指して今後もがんばります。

稲川氏:
 毎回言っていますが,意見を送っていただければ絶対に見ますし,良い意見は実現に向けてちゃんと動くので,ぜひ送ってください。

4Gamer:
 ありがとうございました。

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