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「FINAL FANTASY XIV」の最新情報が公開。岩石砂漠に囲まれた城塞都市“ウルダハ”について,各種施設や外敵“アマルジャ”の存在などが明らかに
「FINAL FANTASY XIV」公式サイト
今回明らかになったのは,プレイヤーキャラクターの拠点となる都市国家のうちの一つ“ウルダハ”についての情報だ。現在行われているFFXIVのオープンβテストでは,ウルダハのエリアも解禁されており,すでに多くのプレイヤーが冒険を繰り広げている。ここには一体どのような施設があるのか,そしてエオルゼアにおいてどのような位置付けの都市国家なのか,本稿であらためてチェックしておこう。
ウルダハは,小大陸アルデナードの南部に位置する都市国家である。荒涼とした岩石砂漠に囲まれており,人々からは“砂の都”とも呼ばれている。
このエリアでまず目に付くのは,外敵からの侵攻に備えるための高い防壁。まさしく城塞都市といった趣で,ほかの拠点“リムサ・ロミンサ”や“グリダニア”と比べると,ものものしい印象だ。
その一方で,この拠点は旅人にとってのオアシスという側面もあり,商業が盛んなほか,闘技場や遊技場といった興行施設が存在している。実際にここを拠点に選んだプレイヤーは,プロローグのカットシーンで,きらびやかなパレードを目にしたはずだ。
エリアの中心部にはドーム状の居城“ヘヴンズシャード”があり,それをぐるりと囲むようにして,各種ギルドや商店街などが軒を連ねている。そのため,ほかの2都市国家と比べると,比較的分かりやすい(歩きやすい)構造といえる。マップ画面を確認しつつ,以下に紹介するランドマークを目安に移動すれば,そうそう迷うことはないだろう。
【ウルダハのランドマーク】
・ナル大門(Gate of Nald)
主神ナルザルの一面の名を冠するウルダハの正門。幾重もの門の狭間には,不審者を洗い出す様々な仕掛けが施されているが,わざと見逃し,泳がせる場合もある。裏門にザル大門がある。
・エメラルド&サファイアアベニュー(Emerald and Sapphire Avenue)
ナル大門を境に各々が市内東西を貫く大通り。圧するように迫り出した上階の壁やバルコニー。軒先にひしめく露店が特徴的な街路は,いつも旅人の往来が絶えず,賑わいを見せている
・ヘヴンズシャード(Heaven's Shard)
都市中心にそびえる王宮。ドーム状の青銅葺き屋根「天空の欠片」を特徴とする。由緒ある建築物だが,王家の意に反してリフトや発着場など新式設備のための改築が繰り返されている。
・ゴールドコート(The Gold Court)
ウルダハでは貴重な水を噴水として流し,高価な草花がふんだんに植えられた吹き抜けの方庭。王家の舞踏会場であったが,近年の王室財政では維持が困難となったため,市民に譲渡された。
ウルダハの各種ギルドとその関連施設
ちなみに各拠点エリアによって,どのクラスのギルドがあるのかは異なる。拠点を選ぶ際は,メインクラスとして選びたいクラスのギルドがあるかどうかも,ポイントとなるだろう。
・クイックサンド(The Quicksand)
宿屋「砂時計」内にあるラウンジ。交易都市らしく店内はいつも大勢の旅商や巡礼者,冒険者等でごった返しているが,気さくで料理上手な女将モモディのファンも少なからずいるようだ。
・コロセウム(The Coliseum)
長年,市民を熱狂させてきた大闘技場。剣闘士の試合だけでなく他流試合や対魔物など,過激な催しが連日行われている。また付属施設として剣闘士養成のための「剣術士ギルド」がある。
・アルダネス聖櫃堂(Arrzaneth Ossuary)
呪術士ギルド |
アルダネス聖櫃堂 |
主神ナルザルの一面,来世利益を約するザルを祀った大聖堂。主として死に関する祭礼を執り行う。葬送の儀式から発展した呪術を教える「呪術士ギルド」の本部を堂内に設置している。
・エシュテム直営工房(Eshtaime's Lapidaries)
彫金師ギルド |
ジュエリーブランド「エシュテム」の直営工房。時計を発明した伝説の彫金師エシュテムの伝統を受け継ぐ老舗の工房だが,「彫金師ギルド」を併設し,後継者育成にも余念がない。
・アマジナ鉱山社(Amajina & Sons Mineral Concern)
採掘師ギルド |
アマジナ鉱山社 |
ミスリルラッシュ時代に酒場の女将アマジナが起業。現在ではザナラーンの主だった鉱山を保有している大企業。近年業績が振るわず「採掘師ギルド」を建前に優秀な採掘師を探している。
・フロンデール薬学院(Frondale's Phrontistery)
錬金術師ギルド |
フロンデール薬学院 |
異端とされてきた錬金術を,医学や薬学と統合した近代学問体系に再構築し,教えている学院。研究場として「錬金術師ギルド」を卒業生や聴講生に開放。市民のための病院も開設している。
・織物「サンシルク」(Sunsilk Tapestries)
市内の一等地にブティックを構える高級ファッションブランド。「裁縫師ギルド」本部を兼ねる同店工房では,他店や軍に卸すための,よりリーズナブルな服装も,同時に製作されている。
・プラチナミラージュ(Platinum Mirage)
格闘士ギルド |
プラチナミラージュ |
ウルダハ二大娯楽の一翼を担うカジノホテル。引退拳闘士を用心棒やVIPのボディガードとして雇ってきた伝統があり,現在では同店の一角に「格闘士ギルド」本部も設置されている。
ウルダハを狙う蛮族“アマルジャ”の脅威
商業や娯楽などで活気に溢れるウルダハだが,エオルゼアの情勢を見ると,決して安泰とは言えない。非常に高い城壁に囲まれていることからも分かるように,この拠点は常に外敵に脅かされているのだ。今回はそれらの中から,蛮族の一勢力である“アマルジャ”について紹介しよう。
【草原の覇者アマルジャ(Amalj'aa)】
・アマルジャランサー(Amalj'aa Lancer)
鋼の兜と籠手で武装した,アマルジャ族の槍術士。幼時に体格で適性が選定され,専属で槍術を学ばされるため,「ギザルメ」と呼ばれる複雑な操作を要する槍を自在に操ることができる。
・アマルジャシャーマン(Amalj'aa Shaman)
鋼の装身具をまとい,念杖を手に持つアマルジャ族の祈祷師。その術式は呪術士に酷似しており,アマルジャ伝統の祈祷術に,捕虜から学んだ呪術を取り入れたものと考えられている。
アマルジャランサー |
アマルジャシャーマン |
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- 関連タイトル:
FINAL FANTASY XIV(旧)
- 関連タイトル:
ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア
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