本作の舞台は,大災害から逃れる目的で海上に浮遊した状態で建設された都市「The Ark」。しかし都市は,惨禍を逃れようとした移民の不法流入によって予定されていた5000人の人口を大きく上回り,5万人もの人口を抱えた閉鎖空間になってしまった。市民の間では食料や燃料などの争奪が始まり,もはやThe Arkは崩壊の瞬間(ブリンク)を迎えようとしているというのである。
“シームレスに展開するシングルプレイとマルチプレイ”という両モードの特徴も興味をそそるが,「Enemy Territory: Quake Wars」における「Mega Texture」技術を生み出したSplash Damageによるゲームの描画技術にも要注目だ(今回はid Tech 4エンジンを大幅に拡張したものを採用している)。ビデオダイアリー中でも公表されているように,今回はアニメーションやモデリングでもSplash Damageらしい味付けがなされているのだ。
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もともと本作は,フォトリアリスティックなグラフィックスにする予定だったらしいが「リアルにするだけなら,ツールと時間があれば誰にでもできる」とばかりに,顔の表情や皺などのマッピングはそのままに,BRINKのビジュアルを特徴づけるトゥーンシェーダーを取り入れていた。また,アニメーションはモーションキャプチャーで収録されているが,表情とボイスアクティングをすべて同時にレコーディングするというユニークな手法が採用されているのも面白い。
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またBRINKには,SMART(Smooth Movement Across Random Terrain)という独自のシステムが備わっている。プレイヤーは非常に入り組んだレベル(ドバイやサンディエゴ空港,リオデジャネイロのスラム街といった場所がイメージされているらしい)において,オブジェクトを飛び越えたり,壁をよじ登ったりという「Mirror’s Edge」や「Assassin’s Creed」にも似た複雑なアクションを展開するが,これらを容易にするのがSMARTだ。上記ような複雑なアクションも“SMARTボタン”を押すことで自動的に行われる。アクションの爽快感を残しつつ,スムースでスピード感のあるプレイフィールを実現しているというわけだ。
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前述のとおり,「BRINK」はE3 2010において2011年春への発売延期が発表されている。なおPC版では,チート防止機能を搭載したSteamworksの認証システムを採用しており,プレイ中は常時オンラインに接続している必要があるとのことだ。























