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Delta Force Xtreme 2公式サイトへ
  • NovaLogic
  • 発売日:2009/05/26
  • 価格:29.99ドル
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印刷2009/06/22 10:30

連載

海外ゲーム四天王 / 第5回:「Delta Force Xtreme 2」

海外ゲーム四天王 〜戦うおじさん〜
第5回:今週の特殊部隊:「Delta Force Xtreme 2」
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 毎週月曜日は,新旧取り混ぜて気になる海外ゲームを取り上げる週刊連載,「海外ゲーム四天王」の日だ。今週は,三人の四天王の非力な助っ人として,編集部のKawamuraが,特殊部隊モノのFPSを紹介する。なにしろ彼は,周囲0.5mぐらいの人々に「たいへんなデルタフォース好き」として知られる編集者。デルタフォースのためなら仕事そっちのけでプレイするという,まさにデルタフォースのために生まれてきたような男なのだ。そんなKawamuraが一日千秋の思いで待っていた作品だけに,力が(半分ぐらい)入ってます。

NovaLogicの「Delta Force Xtreme」に第2弾登場 昔の作品をリメイクしていくシリーズかと思いきや?

 

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 5月26日に発売された「Delta Force Xtreme 2」は,デルタフォース好きの私が待ちに待った垂涎の1本であり,垂涎とはヨダレをだらっだら垂らすほど欲する意の熟語である。
 2005年に発売された「Delta Force Xtreme」(X1)は,1998年の初代「Delta Force」を新エンジンでリメイクした作品だった(DF好きのくせに初代だけは遊んでいないので自信はない)。よって本作「Delta Force Xtreme 2」(X2)は,1999年発売の「Delta Force 2」をリメイクした作品である公算が高く,無性に鼻息が荒くなった。なぜならDelta Forceシリーズは,とにかく「2」が傑作だったからだ。

 このゲームの題材であるデルタフォースは,実在するアメリカの特殊部隊である。米陸軍のなかでもとくに際立ったエリート組織で,主に対テロ作戦を任務としている。
 デルタ隊員がどれくらいズバ抜けた兵士であるかをお手軽に知るには,映画に頼るのがよい。オススメは「ブラックホーク・ダウン」で,この映画を注意深く見れば(フートとジェフに注目するのだ),デルタ隊員とレンジャー隊員の格の違いがハッキリ分かる。チャック・ノリスの「デルタ・フォース」も面白いんだけど,なんかちょっと違う気がする。

 

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同社ご自慢のエンジンで描かれる地形は,とにかく超がつくほど広大かつ起伏に富んでいる。試したことはないが,たぶんはるか遠いあの山の向こうまでも移動できる。これが「たまらん!」と思うか「何がいいのかさっぱり」と思うかで,本作の評価は劇的に上下するだろう

 

 さて,数あるミリタリーFPSの中でも,NovaLogicの「Delta Force」(デルタフォース)シリーズはかなり特殊な作品である。
 まず本シリーズは,最近では滅多に見かけなくなったが昔は結構あった,“リアル系FPS”などと呼ばれるカテゴリに含まれる作品である(なんかカッコ悪い俗称だ)。これはどういうものかというと,

  • 物語性や演出はほぼ皆無のドライな仕上がり
  • マップは一本道ではなく,事件現場を丸ごと再現した箱庭型の構造
  • スタートからゴールまで移動すればクリアではなく,あくまで任務の達成が目的
  • 好きな装備を選んで,好きな方法で任務に挑んでいい自由度の高さ

といった特徴を(必ずではないが)持っている。激しい撃ち合いよりも,“特殊部隊の特殊な作戦行動”の雰囲気を楽しむことを目的としており,FPSとはいえ一種のシミュレーションゲームなのだ。

 

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 さらにDelta Forceシリーズは,もともとフライトシムの雄であるNovaLogicが,フライトシムのエンジンを流用して作ったFPSであり,「広大な地形の描写」に特別優れているのが特徴だった。
 一人の兵士として,山や丘を登り,川や湖を泳ぎ,崖から落ち(死ぬ),草原や砂漠を駆け回る……そんな感じで大自然を満喫できるゲームなのだ。特殊部隊モノの多くが,緻密な戦術を求められるCQB(屋内戦)の再現に腐心しているのに対し,Delta Forceはその逆をいっているわけである。そのせいか細かい部分に関しては大雑把なところが目立ち,特殊部隊ファンの間でも好き嫌いの分かれるシリーズと化している。

 

コラム:計10本のミッションからなる二つのキャンペーン
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ネタバレってことはないと思うので載せてしまうが,コンプリート済みのキャンペーンの一つ。いずれも,いつものように見覚えあるようなないようなミッション名であり,オリジナルなのか旧作からの流用なのかは未確認。恒例のミッションエディタは同梱しているが,それにしてもこれで29.99ドルはちょっと高いかな……。ちなみにSteamで,もうちょっとだけお安く買えるようになった

 

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 というわけで,さっそく検証したい。「X2」は「2」のリメイクなのか。結論から述べると,違った。キャンペーンは「Monsoon Alley」「Sand Trap」の2本が収録されており,それぞれ5本のミッションから成り立っている。収録ミッション数が10というのは少々物足りない数だ。
 ミッション内容自体は古き良きDFそのもの。ジャングルや荒野などの道なき道を行き,未開の土地に設営された敵の要所を強襲するものが多い。ときには戦車やヘリのようなハードターゲットを相手にすることもある。道は決まっていないので(WayPointは設定されているが),どう進んで,どの方角からどのように攻撃してもOKだ。この開放感,好みによるだろうが,私は昔からとてもお気に入りである。

 

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任務も地域もいろいろ。山に身を隠し,スナイパーライフルで外からぷちぷち始末していってもいいし,マシンガンをバリバリ撃ちながら正面から乗り込んでいってもいい。MP5SD5でこっそり潜入してもいいのだ(うまくいったためしはないが)

 

 さて,良くも悪くももともと大雑把な作りのDFシリーズだが,そのへんがX2はますますエスカレート。何より,任務途中で死んでしまっても無制限にリスポーンでき,デスペナルティはないに等しい。X1ではリスポーンするとスコアが0になったのだが,X2ではそれもない。
 また,かなり興ざめであった回復アイテムの類は姿を消し,いま流行りのダメージ自動回復制が採られている。武器弾薬は途中に配置されているものの,弾切れになったら死んでリスポーンしたほうが早い。装甲車両を倒すには対戦車弾が数発必要だが,出撃時に1発しか持っていないので,一発当てては死に,また一発当てては死に,を繰り返しているうちに,ゲームの緊張感はみるみる低まっていく。うーむ。
 2010年には本命の「Delta Force: Angel Falls」が発売されるが,X2はそれまでの“つなぎ”としても,ちょっと小粒に思える。個人的には何より,傑作「2」のリメイクをあらためて希望したい。よろしくお願いします。

 

コラム:Delta Forceといえば「マルチプレイFPS」の金字塔だったが
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今でこそ,どのFPSでも普通となったが,10年以上前から「NovaWorld」という自前のマッチングサーバーを持っていたNovaLogic。Delta Forceシリーズといえば,とにかく手軽に大人数でのマルチプレイが楽しめるFPSという位置付けだった。いやーしかしX2はちょっと閑古バード気味。

 

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■■Kawamura(四天王不合格)■■
かつては「Spec Ops」「Rainbow Six」「Ghost Recon」「SWAT」などの“リアル系FPS”を骨まで愛していたが,それらのジャンルの衰退とともに人としても衰退していった。
  • 関連タイトル:

    Delta Force Xtreme 2

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