![]() |
同スタジオには,好評を博したRPG「ディスコ エリジウム」に携わったArgo Tuulik氏をはじめとする元開発者らが参加している。同スタジオは本作では「緻密な世界設定を持つ思考型RPG」と「物理演算主体のイマーシブシム」を融合させるとしており,公式サイトでは本作を「物理演算ベースのRPG」と表現している。
![]() |
舞台は,3つに分断された都市「Arta-Tantor」。1980年代のユーゴスラビア沿岸部,オスマン文化,北欧の社会民主主義,オランダ植民地帝国などの独特なモチーフを融合させた都市として描かれている。
![]() |
ここでは記録的な猛暑,散発的な停電,市街地での火災,山火事などが相次いでおり,「燃えている都市」そのものが物語とゲームシステム双方の中心に置かれている。
Summer Eternalは,RPGでは,都市や街が会話や戦闘の合間の背景にすぎず,静的になりがちだと指摘しており,本作では都市そのものを,物理演算によってあらゆる干渉に反応するサンドボックスとして構築する方針を示している。
![]() |
周囲のオブジェクトには質量や慣性が設定され,持つ,動かす,燃やすといった干渉が可能だという。さらに,ドアの開閉,照明の点灯,アイテムの収納,UIの操作といった行為まで,できるだけ物理的なジェスチャーで行えるようにすることを目指している。
![]() |
そんなRedrickは,ある政府機関の高官から持ち掛けられた取引に応じ,兄が消防長を務める消防署に潜入することになる。消防士のなかに紛れていると疑われる連続放火犯を特定すれば,全面的な恩赦を受けられるという。
ゲーム内でのRedrickは,として火災現場に対応しつつ放火犯の痕跡を追う。その一方,プレイヤー自身が物理演算のルールを利用してオブジェクトを燃やすことも,ゲームプレイの重要な要素になるという。火を消すことで世界の真実を追う一方,火をつけて自分自身と向き合うという,二面性のあるコンセプトを掲げている。
![]() |
![]() |
Redrickの精神内部には「The Coop」(鶏小屋)と呼ばれる奇妙な空間があり,そこには彼の暗い別人格のような存在がいる。プレイヤーはそうした内なる声に耳を傾けたり,破壊的な衝動に身を委ねたりしながら,主人公の内面にも踏み込んでいく。
![]() |
![]() |
Redrickの仲間として,薬物依存を抱える数学者Astrid Albers博士と,ヌンチャクを使うバス運転手のRicoが紹介されている。
![]() |
「Red Rooster」の発売時期は未定。対応プラットフォームについては,PC版を先行して発売し,その後PS5,XBOX Series X|S,Nintendo Switch 2版を展開する予定だ。日本語対応は明らかにされておらず,今後の続報に注目したい。




























