三つの国が対立する「Lost Eden」の戦闘システムが公開に。大規模な部隊をまとめるシステムも

　ゲームズアリーナは本日（8月7日），開発中のMMORPG「Lost Eden 〜神々のきえた国〜」のティザーサイトで，本作の戦闘システムを紹介する「バトルシステム」ページを公開した。


　本作は，三つの対立する国から所属国を選びプレイヤー同士が争うという，いわゆるRvRタイトルだ。各国の地域には，「安全地域」「中立地域」「戦闘地域」が存在する。
　各国の首都が存在する地域とその周辺は「安全地域」で，モンスターにも，ほかのプレイヤーにも襲われない安全なエリアになっている。
　「中立地帯」は，モンスターとの戦闘が発生するエリアとなっており，キャラクターの育成やクエスト，冒険といった要素はこのエリアが主になるだろう。
　「戦闘地域」は，プレイヤー同士の戦闘が行われるエリアで，1対1の対人戦はもちろん，多人数戦闘のギルド戦，地域占領戦，攻城戦など多彩な戦闘システムが楽しめる。今回の更新では，集団戦闘（国家戦）システムの項目で，攻城戦と占領戦についてが紹介されている。


　戦闘地域には，各国家が所有する一つの城と関連する三つの占領可能地域で構成されたエリアが複数ある。それぞれの敵国家の城を攻めるためには，ほかの国家よりも多くのその城に関連した占領可能な地域を支配する必要があるのだ。

　このために行われるのが占領戦で，占領できる全部で27（つまり城は九つ存在する）の地域を，各地域ごとに1日1回行われる戦いで奪い合うというものだ。占領するためには，各地域にいる「守護神」を倒さなければならないのだが，戦うためにはゲートを守るガーディアンと戦い，奥に進攻しなければならない。守護神は戦闘で体力が減ると，強力なモンスターに変身し，攻守両陣営に攻撃するようになる。その中で，戦闘時間内に守護神を倒すことができれば，攻撃側の勝ち，守護神を防衛しきれば守備側の勝ちとなる。占領戦は，敵の城がある地域を一つ一つ占領し，敵の城を攻めるための外堀を埋める，前哨戦のようなものなのだ。

　攻城戦への準備ができた国家と守備側の国家は，攻城戦に挑むギルド，城を守るギルドが，攻める/守るための傭兵を募集できるようになる。ギルドに所属していないプレイヤーは，それに参加することで，レベルや所属ギルドに関係なく攻城戦に参加できるようになる。なお，攻城戦に参加したプレイヤーは，貢献度と攻城戦の勝敗により，報奨を得られるという。


　なお戦闘地域での戦闘の結果により，占領地域からのみ獲得できる強力な武器やアイテム，レイド用のインスタンスダンジョン，地域用バフ，追加経験値など多くの特典が得られるので，ぜひ自国のために攻城戦に参加しよう。

　さて，レイドやRvRなどの大規模な戦闘を経験したことがあるプレイヤーであれば，グループの指揮官（リーダー）の指示を確認することの大切さはご存じだろう。本作では，「リアルタイム・ストラテジック・コマンド・システム（RSCS）」という，命令をビジュアル的に表現し，画面に表示するという独特のシステムがある。
　具体的には，指揮官はミニマップ上で敵や味方の状況がリアルタイムに把握でき，必要に応じて移動した場所，攻撃，防衛などの指示をマウスのクリックで伝えることができるというシステムだ。
　多人数での戦闘では，チャットでログが流れて指示に気が付かなかった……，果ては戦闘に熱中してチャットを見てなかったということは良くあることなので，キャラクターの上に指示が表示されるのは，とても有難いシステムではないだろうか。また命令に従うプレイヤーには，ボーナスが与えられるので，全体の統制はもちろん，戦闘を有利に進める鍵となりそうだ。

頭上に，指示による目指すべき方向が矢印で表示されている

　なお，読めば本作がわかる4コマ漫画も追加されているので，そちらも確認しておこう。

「Lost Eden」ティザーサイト