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[COMPUTEX]ASUSがゲーマー向けスマートフォン「ROG Phone」を発表。高クロック駆動のSnapdragon 845を冷やす外付けクーラー付き
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印刷2018/06/04 20:30

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[COMPUTEX]ASUSがゲーマー向けスマートフォン「ROG Phone」を発表。高クロック駆動のSnapdragon 845を冷やす外付けクーラー付き

 台湾時間2018年6月4日,ASUSTeK Computer(以下,ASUS)は,台湾・台北市で6月5日に開幕するCOMPUTEX TAIPEI 2018に合わせて開催中のイベントで,ゲーマー向け製品ブランド「Republic of Gamers」の新製品として,ゲーマー向けスマートフォン「ROG Phone」を発表した。

ROG Phone
Republic of Gamers

 世界市場におけるROG Phoneの発売時期は2018年第3四半期の予定で,日本での発売は未定としながらも検討中とのこと。なお,本稿執筆時点では価格は明らかになっていない。
 本稿では,事前に行われた説明会での情報と実機の写真をもとにレポートしよう。


Snapdragon 845を約3GHzで駆動

強制排熱用に外付けクーリングユニットも付属


ROG Phoneを嬉しそうに掲げるChin-Hao Kung氏(EMEA TPR Lead,ASUS)
Republic of Gamers
CPUコアは最大約3GHzで動作する
 説明会でのプレゼンテーションを担当したASUSのChin-Hao Kung氏は,「ゲーマー向けプラットフォームとして現在急成長を遂げていて,なおかつ,もっともユーザーの絶対数が多いのがモバイル分野である」と前置きしたうえで,その分野に向けた製品として,ROG Phoneを披露した。

 まずは注目のスペックであるが,SoC(System-on-a-Chip)にはQualcomm製「Snapdragon 845 Mobile Platform」(以下,Snapdragon 845)の特別版を採用しているという。何が特別かと言うと,CPU動作クロックだ。QualcommとASUSとの共同開発により,競合他社のSnapdragon 845採用機よりも高い,2.96GHzという動作クロックを達成しているという。
 なお,メインメモリ容量は8GBで,内蔵ストレージ容量は最大512GB。ストレージ容量の大小で,いくつかのバリエーション展開が行われるようだ。

 プレゼンターのKung氏によれば,ROG Phoneは各種ベンチマークソフトにおいて世界最速レベルのスコアをマークしており,競合機に位置付ける「iPhone X」や「Galaxy S9+」をしのぐという。

ベンチマークソフトのスコアの一例
Republic of Gamers Republic of Gamers

ROG Phoneの冷却構造
Republic of Gamers
 ROG Phoneは,SoCをかなりの高クロックで駆動するためにその排熱設計に気を使ったという。熱源となるSoCやメモリチップにヒートスプレッダを接合させ,これをカーボン製の冷却パッドとベイパーチャンバーでサンドイッチして,本体の背面側のボディに逃がす構造を採用している。

 ただし,これだけでは高クロック駆動のSoCからの熱を逃がしきれない。そこでROG Phoneには,本体に取り付けて使う専用の外付けクーリングユニット「Aeroactive Cooler」が付属するのだ。
 Aeroactive Coolerは小型の冷却ファンを内蔵しており,専用アプリでその回転数を制御できるという。

ROG Phone本体とAeroactive Cooler
Republic of Gamers

Aeroactive Coolerを取り付けた状態のROG Phone背面
Republic of Gamers


最大リフレッシュレート90Hzの有機ELパネルを採用


 ROG Phoneは,ディスプレイにSamsung Electronics(以下,Samsung)製の有機ELパネルを採用している。6インチサイズで,解像度は1080×2160ドット,アスペクト比は18:9という流行りの縦長アスペクトパネルだ。
 表示能力としてはHDR表示対応で,色空間規格の「DCI-P3」に対応。ネイティブコントラスト比は10000:1で,最大リフレッシュレート90Hz,応答速度1msとアピールしている。

ディスプレイはSamsung製の有機ELパネルを採用(左)。リフレッシュレートは90Hzで応答速度は1msとのこと(右)。有機ELパネルなら,もう少し高いリフレッシュレートを実現できそうに思えるが
Republic of Gamers Republic of Gamers

バッテリー容量は4000mAh。専用充電機を使用した場合に限り,超高速充電が可能だ
Republic of Gamers
 バッテリー容量は4000mAh。特別設計の給電制御プロセッサを内蔵した付属充電機を使うと,33分の充電で電池容量60%程度という超高速充電が可能とのことだ。

 ROG Phoneの開発に当たっては,「究極のゲーマー向け環境を整備する」をコンセプトに掲げていたとKung氏は述べる。その現れが,ROG Phoneの側面フレームに装備した複数のタッチセンサーだ。このタッチセンサーは,PCや据え置き型ゲーム機用ゲームパッドにおけるショルダーボタン代わりに使えるのだという。

横持ち時の上側となる右側面側の左右端には,タッチセンサーを備えており,ショルダーボタンのようなタッチ操作が行える
Republic of Gamers

横持ち時の下側となる左側面も,右端にタッチセンサーを備える。左側はタッチ非対応とのこと
Republic of Gamers

 なお,公称本体サイズや公称本体重量は,今のところ明らかになっていない。

ROG Phoneのウリは多彩な周辺機器にあり


ROG Phoneには,周辺機器も多数用意されるという
Republic of Gamers
 端末本体や外付けクーリングユニットだけでも面白そうなROG Phoneだが,ASUSはこれ以外にも,さまざまな周辺機器をラインナップする予定で,展示会場には,それらが実動状態で展示されていた。

 最も来場者の注目を集めていたのは,ROG Phoneをドッキングさせて,ニンテンドー3DSのような2画面ゲーム機にしてしまうコントローラ型の周辺機器「Twinview Box」だ。

Twinview Boxを取り付けた状態のROG Phone
Republic of Gamers

 一見するとROG Phoneを2台はめ込んだような見た目だが,スマートフォンは上側にセットして使う。下側の画面はTwinview Box標準装備の有機ELパネルで,スペックやサイズは,ROG Phoneの有機ELパネルと同一だという。
 システム的には,ROG Phoneと直結したセカンドスクリーンとして機能するそうで,マルチタッチにも対応するという話だった。

ROG Phoneを取り付けて閉じた状態(左)。ショルダーボタンも装備(右)。こちらはタッチセンサーではなく,ちゃんとした押し込み感が得られる物理ボタンだ
Republic of Gamers Republic of Gamers

ゲームプレイをしている様子。ちょっとゴツくなったニンテンドー3DSといった雰囲気だ
Republic of Gamers

 ROG Phoneに取り付けて,追加のインタフェースを提供する周辺機器も,2タイプが登場する予定だ。
 1つは「Mobile Desktop Dock」と呼ばれる据え置き型のドッキングステーションだ。USB端子,HDMI端子,LAN端子のほか,DisplayPort端子,SDカードスロットなどを装備するタイプだ。

ROG Phoneをはめ込んだMobile Desktop Dock(左)。液晶ディスプレイやUSBキーボード,USBマウスを接続すれば,PC風に利用できる(右)
Republic of Gamers Republic of Gamers

背面はケーブルがたくさんつながっていて分かりにくいが,USB Type-A×2とDisplayPort出力,有線LANポート,3.5mmミニピンのサウンド出力らしいものが確認できる(左)。左側面には,DisplayPort出力とUSB 3.0 Micro-Bポート,SDカードスロットがあった(右)
Republic of Gamers Republic of Gamers

 もう1つは,USB Type-Cケーブルで接続するハブタイプのデバイスで,USB Type-AポートやHDMI出力,有線LANポートを備えるものだった。

正式名称不明のハブ型拡張ポート増設デバイス
Republic of Gamers Republic of Gamers

大画面テレビの上に置かれたASUS WiGig Dock
Republic of Gamers
 そのほかに,高速無線通信規格「WiGig」に対応するWireless HDMIアダプタ「ASUS WiGig Dock」もリリース予定だ。こちらは,ROG Phoneでプレイしているゲーム映像を,大型テレビなどに無線で伝送するオプション機器である。

ASUSの製品ではないが,スマートフォンやタブレットの左右両端に取り付けるGAMEVICE製のゲームパッドも,ROG Phone版が登場するとのこと
Republic of Gamers

GAMEVICE製ゲームパッドを取り付けたROG Phoneで,レースゲームをプレイするASUSスタッフ。写真左の大画面テレビにASUS WiGig Dockが取り付けられており,ゲーム映像がワイヤレスで伝送されている
Republic of Gamers

 こうした周辺機器は,ROG Phone本体発売と同時にリリースの予定だとのことだった。

ASUSのRepublic of Gamers日本語公式Webサイト

ASUSTeK Computer日本語公式Webサイト


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