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ゲームオン,NeoWiz Games Corporationとゲームホールディングスとの戦略的資本業務提携を発表
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印刷2007/11/08 22:40

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ゲームオン,NeoWiz Games Corporationとゲームホールディングスとの戦略的資本業務提携を発表

画像集#004のサムネイル/ゲームオン,NeoWiz Games Corporationとゲームホールディングスとの戦略的資本業務提携を発表
左からNWG 取締役兼NeoWiz Japan 代表取締役社長 パク・ジンファン氏,ゲームオン 代表取締役社長 イ・サンヨプ氏,TSTONE 代表取締役社長 ウォン・ジュンヒ氏
 ゲームオンは本日(11月8日),NeoWiz Games Corporation(以下,NWG)並びにゲームホールディングスとの戦略的資本業務提携と,第三者割当による新株式の発行を発表した。

 東京都内で開催された発表会では,ゲームオンとNWGとの戦略的業務提携と今後の展開について説明が行われた。発表会に出席したのは,ゲームオン 代表取締役社長 イ・サンヨプ氏,NWG 取締役兼NeoWiz Japan 代表取締役社長 パク・ジンファン氏,そして韓国のベンチャーキャピタルであるTSTONEの代表取締役社長 ウォン・ジュンヒ氏の3名。

 発表会では,イ・サンヨプ氏が壇上に上がり,急速な拡大を続けている日本のオンラインゲーム市場は,新規参入企業とタイトル数の増加により,競争がますます激しくなっているという現状が説明された。そして,そうした規模しい状況の中で,今後ゲームオンが成長を続けるために,

(1)運営タイトルの安定的確保
(2)オンラインゲームコンテンツをベースとした新規事業展開
(3)タイトルおよび事業のグローバル展開


 という三つの事業戦略が必要と判断。その実現のために今回のNWGとの戦略的業務提携は不可欠であり,互いにリソースとノウハウを提供し合うことで,競争が激化する業界での生き残りをかけるという。

画像集#003のサムネイル/ゲームオン,NeoWiz Games Corporationとゲームホールディングスとの戦略的資本業務提携を発表
 この提携による今後の展開については,具体的な内容は発表されなかった。だが,戦略(1)については,NWGが韓国で開発/運営している多数のタイトルの日本展開が可能になると説明する。戦略(2)は,ゲームオンが業務提携しているブロードメディアとNWGの技術力による新事業の展開,またゲームオンとタイトーの業務提携により開発が進められているSNSに,NWGが韓国で運営しているゲームポータル「Pmang」の技術を生かすとのこと。
 戦略(3)については,NWGが持つElectronic Artsといった会社とのパイプラインを利用して日本/世界に向けたタイトルを共同開発し,グローバルに展開できる可能性が開けたと述べている。
 そして,今回の新株式発行で調達される資金により,オンラインゲーム事業関連の企業などに投資を行い,事業領域および企業価値の拡大を図るという。

 発表会でのパク氏による説明では触れられなかったが,公開された資料を見ると,NWGとゲームホールディングスが買付を予定している株数は4万1000株で,所有比率は51.33%となる。ゲームオンの経営権はNWGとゲームホールディングスが掌握することになり,実質的には買収と考えてもよいだろう。
 とはいえ,現段階で具体的な話はなく,この提携によって今日明日にも何かが変わるということはまったくない。例えば,NWGが韓国で開発/運営するオンラインゲームのすべてを,ゲームオンが日本で独占的に運営するということはないし,逆にゲームオンもNWGが関わるものだけでなく,従来通りさまざまなゲームを扱うとしている。「現在,NeoWiz Japanで運営しているゲームはどうなる」と思うかもしれないが,これも今まで通りだ。
 なお,今後NWGのゲームがゲームオンとNeoWiz Japanのいずれで扱われるのかについては「ケースバイケース」とのこと。パク氏は「いい形の展開ができるよう,前向きに検討したい」とコメントしていた。
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