Steam「2021年10月のトップリリース」を発表。“鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚”や“アイドルマスター スターリットシーズン”などが売上上位に

　Valveの運営するPCゲームのデジタル配信サービス「Steam」で，「2021年10月のトップリリース」が発表された。これは，10月の売上上位＆最もプレイされた新作タイトルを発表するものだ。
　世の中はもう12月だというのに“10月のトップリリース”とは少々遅い感じもあるが，「Steam」では現在，「オータムセール」の真っただ中で，忙しくて集計に手間取ったりしたのかもしれない。4GamerもSteamトップリリースの件を記事したりしなかったりするので，偉そうなことは言えない。

2021年10月のトップリリース

　お約束のコメントだが，このリストは，発売後最初の2週間の収益に基づいて上位20タイトルが選出されており，無料でプレイできるゲームについては，リリース後に獲得したユニークプレイヤーの合計に基づいて上位タイトルが紹介されている。各カテゴリの並び順はランダムで，必ずしも売れてる順というわけではないので注意が必要だ。


　Steamのコメントを見ると，10月は「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」や「Marvel's Guardians of the Galaxy」など，人気IPを原作として，マルチに展開するタイトルが注目を集めたとのこと。また，原作ものではないが，長い歴史を誇る「Age of Empires IV」にも触れられている。


　日本産のタイトルとしては，「鬼滅の刃」のほか，「アイドルマスター スターリットシーズン」と「スーパーロボット大戦30」，そして「零 〜濡鴉ノ巫女〜」がリスト入りしており，その結果，バンダイナムコエンターテインメントのPCゲームが2本（パブリッシングを行っている「The Dark Pictures Anthology: House of Ashes」を入れると3本）と，世界市場での強さを見せている。ユーザーレビューは，いずれも好評だ。

　リスト入りしているタイトルの半分以上が「オータムセール」の対象になっているので，気になる人はSteam公式サイトの告知ページをチェックしてほしい。

「Steam」公式サイト