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SteelSeries,ゲーマー向けヘッドセット「Siberia」シリーズ4製品を正式発表。約200ドルのハイエンドから約60ドルのローエンドまで用意
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印刷2014/10/03 18:12

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SteelSeries,ゲーマー向けヘッドセット「Siberia」シリーズ4製品を正式発表。約200ドルのハイエンドから約60ドルのローエンドまで用意

 デンマーク時間2014年9月30日,SteelSeriesは,ゲーマー向けヘッドセットであるSiberiaシリーズの新製品「SteelSeries Siberia Elite Prism」「SteelSeries Siberia v3 Prism」「SteelSeries Siberia v3」「SteelSeries Siberia RAW Prism」(以下順に,Siberia Elite Prism,Siberia v3 Prism,Siberia v3,Siberia RAW Prism)の計4製品を発表した。北米市場におけるメーカー想定売価は順に199.99ドル,139.99ドル,99.99ドル,59.99ドルで,Siberia Elite PrismとSiberia RAW Prismは販売開始済み。Siberia v3は予約受け付け中,一方のSiberia v3 Prismの発売時期は未定というステータスだ。
 日本国内における発売時期と価格は公表されていないが,販売代理店であるゲートは,いずれも年内の発売を目指しているという(関連記事)。

画像集#002のサムネイル/SteelSeries,ゲーマー向けヘッドセット「Siberia」シリーズ4製品を正式発表。約200ドルのハイエンドから約60ドルのローエンドまで用意
Siberia Elite Prism(ブラック)
画像集#004のサムネイル/SteelSeries,ゲーマー向けヘッドセット「Siberia」シリーズ4製品を正式発表。約200ドルのハイエンドから約60ドルのローエンドまで用意
Siberia v3 Prism
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Siberia v3(ホワイト)
画像集#007のサムネイル/SteelSeries,ゲーマー向けヘッドセット「Siberia」シリーズ4製品を正式発表。約200ドルのハイエンドから約60ドルのローエンドまで用意
Siberia RAW Prism

 以下,各製品の特徴を簡単に見ていこう。


Siberia Elite Prism


画像集#003のサムネイル/SteelSeries,ゲーマー向けヘッドセット「Siberia」シリーズ4製品を正式発表。約200ドルのハイエンドから約60ドルのローエンドまで用意
Siberia Elite Prismは,ブラックとホワイトの2色が用意される
画像集#008のサムネイル/SteelSeries,ゲーマー向けヘッドセット「Siberia」シリーズ4製品を正式発表。約200ドルのハイエンドから約60ドルのローエンドまで用意
TGS 2014会場の展示機で撮影したブームマイク
 Siberia Elite Prismは,TGS 2014の記事でも報じたとおり,2013年に発売された「SteelSeries Siberia Elite」(以下,Siberia Elite)をベースとしつつ,ブームマイクなどに改良を加えた製品だ。

 左エンクロージャ部から引き出して使う仕様のブームマイクは新開発。フロアノイズなどを拾わないよう,周波数特性をSiberia Eliteの75Hz〜16kHzから100Hz〜10kHzに狭めてあるのがスペック上の大きな特徴だ。組み合わされる付属のUSBサウンドデバイス「SteelSeries Sound Card」を組み合わせたときにはアクティブノイズキャンセリング機能が働くとのことなので,S/N比の改善が期待できそうである。

左エンクロージャのLEDは,マイクミュートスイッチとなっている
画像集#009のサムネイル/SteelSeries,ゲーマー向けヘッドセット「Siberia」シリーズ4製品を正式発表。約200ドルのハイエンドから約60ドルのローエンドまで用意
 一方で,左右エンクロージャに埋め込まれ,色の設定が可能なLEDリングが音量調節スイッチやマイクミュートスイッチになっている構造や,ヘッドセットから伸びる独自コネクタ付きのケーブルに,USBサウンドデバイスや3.5mmミニピン変換アダプタをつなげて,多彩な機器との接続を実現するという仕組みは,Siberia Eliteを踏襲している。基本仕様における違いらしい違いは,ホワイトモデルが真っ白ではなく,イヤーパッドとヘッドバンド内側のパッド部の色が黒く変わっていることくらいだろうか。

 なお,対応プラットフォームは,WindowsとMac OS X,PlayStation,iOS,Androidと記載されているだけで,対応OSのバージョンやPlayStationのどの製品に対応するのかはまだ分からない。おそらくは,Siberia Eliteの対応製品に加えて,「DUALSHOCK 4」との4極3.5mmミニピン接続がサポートされたということなのではないかと思うが,ここは続報を待ちたいところだ。


Siberia v3 Prism&Siberia v3


Siberia v3 Prism。カラーは1色のみだ。LEDの色は自由に変更できる
画像集#010のサムネイル/SteelSeries,ゲーマー向けヘッドセット「Siberia」シリーズ4製品を正式発表。約200ドルのハイエンドから約60ドルのローエンドまで用意
 Siberia v3 PrismとSiberia v3の2製品は,「SteelSeries Siberia v2」(以下,Siberia v2)のデザインを踏襲するので外観上のインパクトはないが,Siberiaシリーズにとって久々の完全新作ということになる。

 外観上の特徴は,エンクロージャ部にLEDが埋め込まれ,約1677万色から選んで光らせられること。「光るSiberia」というと,2012年に発売された「SteelSeries Siberia v2 Frost Blue」を思い出すかもしれないが,第3世代Siberiaでは,光り方が変わっている点がポイントだ。

 機器との接続インタフェースはUSBのみで,対応プラットフォームはPCとMac,およびPlayStationとされている。USB接続のみという仕様からするに,接続可能なPlayStationはPlayStation 4のみだと思われる。

Siberia v3のブラック。見た目はカラーLEDを省略したSiberia v3 Prismといった印象だ
画像集#005のサムネイル/SteelSeries,ゲーマー向けヘッドセット「Siberia」シリーズ4製品を正式発表。約200ドルのハイエンドから約60ドルのローエンドまで用意
 一方のSiberia v3だが,英語版Webページでもまだスペックが公開されていないので,仕様の詳細は不明だ。
 最終仕様がTGS 2014の展示品どおりであれば,接続インタフェースは4極の3.5mmミニピン×1で,3極3.5mmミニピン×2への変換ケーブルが付属するはずだが,現時点では何とも言えない。


Siberia RAW Prism


Siberia RAW Prism。写真でオレンジ色に見えるところはLEDで,やはり色は自由に変更可能だ
画像集#011のサムネイル/SteelSeries,ゲーマー向けヘッドセット「Siberia」シリーズ4製品を正式発表。約200ドルのハイエンドから約60ドルのローエンドまで用意
 さて,最後のSiberia RAW Prismだが,これはSiberiaシリーズ初の廉価モデルという位置づけになっている。
 デザインもほかの3製品とはかなり趣(おもむき)が異なっており,あえていえば,「SteelSeries Siberia Neckband」系の外観といえるだろう。ほかの3製品が装備するような収納式ブームマイクは備えておらず,左エンクロージャに内蔵された無指向性のマイクを使用する仕組みとなっている。

 接続インタフェースはUSBのみで,対応プラットフォームはPCとMac,およびPlayStation(対象機種未公開)となっている。Siberiaシリーズの音質や使い勝手を,この価格でどれくらい実現できているのかに注目が集まりそうな製品だ。

表 Siberia Elite Prism,Siberia v3 Prism,Siberia RAW Prismの主なスペック(Siberia v3はスペック未公開)
Siberia Elite Prism Siberia v3 Prism Siberia RAW Prism
対応プラットフォーム Windows,Mac OS X,PlayStation,iOS,Android Windows,Mac OS X,PlayStation Windows,Mac OS X,PlayStation
基本仕様 USBもしくはアナログ接続ワイヤードタイプ USB接続ワイヤードタイプ USB接続ワイヤードタイプ
本体サイズ 未公開 未公開 未公開
重量 未公開 未公開 未公開
ケーブル長 1.2m 1.5m 1.5m
接続インタフェース USB,3.5mmミニピン(3極)×2,3.5mmミニピン(4極)×1 USB USB
搭載ボタン/スイッチ マイクミュートスイッチ,音量調節ダイヤル マイクミュートスイッチ マイクミュートスイッチ
ヘッドフォン部
周波数特性 16Hz〜28kHz 20Hz〜20kHz 20Hz〜20kHz
感度(@1kHz) 120dB 80dB 94dB
インピーダンス 32Ω 35Ω 32Ω
スピーカードライバー 未公開 未公開 未公開
マイク部
周波数特性 100Hz〜10kHz 50Hz〜16kHz 50Hz〜16kHz
感度(@1kHz) −44dB −38dB −38dB
指向性 単一指向性 単一指向性 無指向性
ノイズキャンセリング機能 あり(USBサウンドデバイス使用時) 未公開 未公開

Siberiaシリーズ新製品特設Webページ(英語)

SteelSeries 日本語公式Webサイト


#### 以下,リリースより ####

SteelSeries、ヘッドセットの人気シリーズ「Siberia」より、ハイエンドからエントリーまで、4種類の新しいモデルを発表
「SteelSeries Siberia Elite Prism」「SteelSeries Siberia v3 Prism」
「SteelSeries Siberia v3」「SteelSeries Siberia RAW Prism」


COPENHAGEN, Sept. 30, 2014
ゲーミング周辺機器のグローバルリーダーSteelSeries(本社:デンマーク コペンハーゲン)は、ヘッドセットの人気シリーズ「Siberia」の新製品を発表します。今回発表する4モデルは、ゲーマーのニーズを総合的にカバーする「Siberia」シリーズの新しいファミリーです。いずれも、SteelSeries独自の厳しい基準をクリアしており、驚くほど快適な装着性と素晴らしい音質、美しいデザインを実現しています。SteelSeriesは、新しい「Siberia」ファミリーで、すべてのゲーマーに素晴らしいゲーミング体験を提供します。

SteelSeries CTOのTino Soelbergは、「私たちにとって、Siberiaは、ゲーミングオーディオのデザイン・感覚・音質とは何かという定義のようなものです。Siberiaを最初に発表した時、ゲーミングオーディオに期待されていることは何かを考え、他にはないスタイルを提供しました。何が必要だったか、そして今何が必要なのかを正確に表現し、身に付けていることすら忘れる程の、素晴らしい快適性と音質を実現しました。新しいSiberiaファミリーは、あらゆるゲーマーにも信じられない程優れたオーディオ体験を提供するラインナップを揃えました」と述べました。

SteelSeries Siberia Elite Prism - $199.99
SiberiaシリーズのハイエンドモデルSiberia Eliteをアップグレードした「Siberia Elite Prism」は、全く新しいスリムなマイクとサウンドカード、さらに分厚いイヤークッションで、極上のゲーミング体験を提供します。「Siberia Elite Prism」は、7.1チャンネルまでのバーチャルサラウンドに対応するDolby Headphone とDolby Pro Logic IIx技術を搭載しています。
また、カスタマイズ可能なイルミネーション、オーディオ設定、PC、Mac、PS4、モバイルなどに対応する交換可能なケーブルが付属しています。ハイエンドモデルのアップグレードは、技術革新を止めないという、SteelSeriesのコミットメントを表しています。

SteelSeries Siberia v3 Prism - $139.99
「Siberia v3 Prism」は、イヤーカップの網の目にあるイルミネーションを1,680万のカラーパターンから設定することができる、Siberia v3のスタイルを踏襲したモデルです。無料ソフトウェアSteelSeries Engine 3により、お好みのパフォーマンスとスタイルにカスタマイズできます。

  • SteelSeries CloudSyncにより、どこからでもプロファイルにアクセス・保存することが可能
  • ボイスコミュ二ケーションを自動的に最適化する、マイクノイズ抑制と自動マイク圧縮技術
  • カスタムEQによるデジタルオーディオ
  • ユーザーの設定、またはゲームサウンドとイベントにより引き起こるカラーシフトイルミネーション効果

SteelSeries Siberia v3 - $99.99
新しいSiberiaファミリーは、SteelSeriesの伝統的なサスペンションデザインを採用した「Siberia v3」がリードします。「Siberia v3」は、再設計されたオーディオドライバーにより、ノイズを低減、リッチでパワフルな低音を実現したほか、遮音性をさらに高めたイヤークッションでゲーミングの世界に集中することができます。本製品は、デスクトップPCからノートブックPC、モバイル、家庭用ゲーム機など、全てのタイプに使用できるデュアルジャックのコード、シングルプラグ・ケーブルが付属しています。カラーは、ブラックとホワイトの2種類です。

SteelSeries Siberia RAW Prism - $59.99
「Siberia RAW Prism」は、Siberiaシリーズ特有の快適な装着性と高音質を、今まで以上に幅広いゲーマーに提供するため、お求めやすい価格に設定したエントリーモデルです。
スピーカードライバーは、細部にわたり明確な音声領域を再現します。無料ソフトウェアSteelSeries Engine 3を使用すれば、カスタマイズしたプロファイルにアクセス・保存することができます。それぞれのイヤーカップにあるイルミネーションリングのカラーを1,680万パターンから選んで設定することができます。左側のイヤーカップには、ボイスコミュニケーションのためのマイクが収納されているほか、ダイヤルを回転させるだけでON/OFFの操作を行えます。PC、Mac、PS4など幅広いデバイスに対応します。

◆新しいSiberiaファミリーの最新情報は、下記ページでご覧いただけます。
http://steelseries.com/siberia
・SteelSeries ホームページ:http://steelseries.com
・SteelSeries Facebookページ:http://facebook.com/steelseries
・SteelSeries公式ツイッター:http://twitter.com/steelseries

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