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「MHF」,“特殊リーチ武器”をはじめとした新装備/エスピナス亜種/マイトレアイルーなど,盛りだくさんの“シーズン2.5”アップデートは4月23日実施
主なアップデート内容:
・新モンスターは「エスピナス亜種」・新変種モンスターは耐属性に異変あり?
・新要素「特殊リーチ武器」
・新武器を追加,SP武器はLV7まで解放
・新デザインを含む新防具を追加
・多人数参加型イベント「狩猟祭」
・マイトレ拡張でアイルーが雇用可能に
・“同盟チャット”など猟団機能拡張
・公式狩猟大会はさまざまな特殊条件が追加
新モンスター「エスピナス亜種」はHR51以上で狩猟可能に
MHFで“シーズン”が付く大型アップデートでは,新モンスターの実装が慣例となっているが,今回実装されるのは“棘竜”エスピナスの亜種。狩猟可能になるハンターランク(HR)は51となる。イラストから推測するに,登場する場所は樹海ではなく塔になるようだ。
また,リリースには「エスピナス亜種には、危険度の高い独特の行動も確認されており、ハンターたちの新たな脅威となる!」と書かれている。詳細は不明だが,登場する場所が場所だけに,新しい攻撃方法の追加などもあるのかもしれない。なお,エスピナス亜種から生産可能な武器については,のちほど紹介するのでそちらもチェックしてほしい。
新しい変種モンスターは無属性武器が有利になる?
シーズン2.5では,HR100以上で狩猟可能になる変種モンスターも登場する。既存モンスターで変種が登場していないのは,ドスガレオス/ゲリョス/ババコンガ/バサルモス/グラビモス/ティガレックス/イャンガルルガおよび古龍種といったところ。4月23日以降,配信クエストでこれらのモンスターの中から数種類ずつ,変種が順次登場すると見ていいだろう。なお,後述するSP防具にグラビモス素材を使うグラビドシリーズのSP版が登場することから,グラビモスの変種が登場する可能性は高そうだ。
なお,リリースには「新たに登場する変種は、耐属性に変化が?! 無属性の武器が有利となることも・・・?」とある。いままでは,攻撃力が高い一部の武器を除き,無属性武器の需要が低かったが,新変種モンスターの登場で,需要が高まるかもしれない。
既存武器よりリーチが長い/短い“特殊リーチ武器”
さて,今回最注目の要素といえるのが“特殊リーチ武器”だろう。シーズン2.5で実装される一部武器は,既存の近接武器よりリーチが長い/短い特殊リーチ武器となる。今回,実装される一部武器の画面写真が公開されたので,まずはじっくりと眺めてほしい。
コルトモナルカ(片手剣): リーチ極短 |
紅舞碧斬双【風】(双剣): リーチ長 |
ラルゴエスパーダ(大剣): リーチ長 |
デルガード(太刀): リーチ長 |
ファービーク(ハンマー): リーチ長 |
長槍ディアブロス(ランス): リーチ長 |
画面写真を見れば一目瞭然だが,既存武器とはまず明らかに見た目が異なる。「長槍ディアブロス」はモンスターの尻尾回転攻撃の範囲外からも突けそうだし,「コルトモナルカ」は片手剣というよりはナックルガードに近い造形だ。
特殊リーチ武器の導入により,リーチは武器ごとに極短/短/中/長/極長の5種類に分類される。リーチが長い武器は,モンスターの攻撃範囲外またはサイズが大きく攻撃が届かないようなモンスターに攻撃できるであろうというメリットがあることは分かるが,リーチが短い武器については,そのメリットは攻撃力が高くなるのか,モーションが速くなるのか不明だ。真実は,実装後その目で確かめてほしい。
なお,特殊リーチ武器の一部は,後述する「狩人祭」の賞品として手に入る素材から生産するものもあるため,実装された武器すべてを生産できるようになるわけではないことには気をつけてほしい。
SP武器は7段階めまで開放
エスピナス亜種素材の新武器なども登場
カクトスフェーダー(太刀) ※エスピナス亜種武器 |
カクトスハンマー(ハンマー) ※エスピナス亜種武器 |
デストランペットSP I (狩猟笛) |
ガンブロス (ガンランス) |
スリーピングビースト (ライトボウガン) |
メタルフレーム (ヘビィボウガン) |
黒塊弓 (弓) |
新デザインの防具や新SP防具が登場
防具についても,新デザインのものや新しいSP防具が追加される。プレイヤーの多くが気になるであろう新デザインの防具として,ゴスペルシリーズとアプカルシリーズの2種類のデザインが公開された。いずれも剣士/ガンナー両方が用意される(ビジュアルは共通だが発動スキルは異なる)。生産可能になるHRや発動スキルは不明だ。
※8:15PM頃,メーカーのリリース訂正に伴い,本文を一部修正しました。
ゴスペルシリーズ(剣士/ガンナー) | |
アプカルシリーズ(剣士/ガンナー) |
SP防具については,剣士用の金色SPシリーズ(緑/白/紫)とブランゴSPシリーズ(青/黒/黄),ガンナー用のグラビドSPシリーズ(緑/赤/紫)が実装される。
猟団単位で参加するイベント「狩猟祭」
賞品は特殊リーチ武器の生産素材や限定防具など
シーズン2.5で実装される「狩猟祭」は,猟団単位で参加するサーバー単位でのイベントだ。「紅竜組」「蒼竜組」に分かれ,指定された数々の試練を達成し,試練で入手できる「魂」(得点)の入魂数(納品数)を競うという内容になる。なお,「紅竜組」「蒼竜組」の振り分けは自動的に行われるとのこと。その流れは以下のようになる。
(1)登録祭:猟団ごとに参加表明をする登録期間
(2)入魂祭:試練を達成して魂を入手する実施期間
(3)集計祭:入手した魂の集計期間
(4)褒賞祭:結果発表/賞品授与と特典防具の効果発動期間
狩人祭の賞品は2種類公開されており,一つは先に紹介した特殊リーチ武器(一部)の生産素材,もう一つは狩人祭限定の特典防具となる。なお,特殊リーチ武器の生産素材は,勝利側のみ入手可能とは明記されていないので,敗北側にも付与される可能性がある。
特典防具はそのシルエットしか公開されていないが,勝ち負けによって異なる防具が付与される。「褒賞祭の期間のみ驚きの性能を発揮」し,褒賞祭終了後は「性能が悲しいほど劣化する」という特殊な防具となるようだ。ちなみに,そのほかにも賞品があるかもしれないとのこと。
勝ち装備(仮) |
負け装備(仮) |
マイトレでアイルーを雇って
お店を設置できる「アイルー広場」
具体的には,マイトレの2段めである「アイルー広場」を拡張できるようになる。広場には「飲み屋」「雑貨屋」「調合屋」を設置可能で,「店番アイルー」を雇うことが可能。なお,アイルー広場の拡張,お店の設置,店番アイルーの雇用にはそれぞれマイトレポイントを消費する必要がある。また,アイルーを雇うには,「雇用枠拡張」にポイントを消費したあと,アイルーとの契約に成功する必要がある。ちなみにアイルー広場のお店はアイルー向けだが,調合屋と雑貨屋は,マイトレの持ち主も利用可能とのこと。もしかしたら,メゼポルタ広場や猟団部屋でしか買えないアイテムが買えたりすることもあるかもしれない。
それぞれの拡張にマイトレポイントがどれだけ必要になるかは不明だが,拡張したい人は今のうちにマイトレに足繁く通ってポイントをもらっておこう。
猟団同士の“同盟”が可能に
ランク11以上の猟団には2匹めのプーギーが
また,猟団ランク11になると,猟団部屋に2匹めの猟団プーギーがやってくる。別々の服を着せられるので,猟団長がいちいち服を着替えさせなくとも,ブーブースキル二つを利用できるわけだ。ただし,ブーブースキル二つを同時に発動はできず,あとから発動されたスキルが上書きされるとのことなので注意してほしい。
また,詳細は不明だが,ランク4以上の猟団で利用できる“猟団クエスト”に「ロングホーン?」「緑に緑と緑」「岩と溶岩」「うふふな季節」という四つのクエストが追加される。猟団クエストには,基本報酬でレア素材が手に入る“おいしい”クエストが多いので,ランクが3以下の猟団に所属している人は,本日から4月16日まで行われる「クエストで猟団ポイント獲得!猟団促進ウィーク」を活用して,猟団ポイント(RP)を溜めておこう。
そのほか,公式狩猟大会においても,狩猟演習のような武器防具固定タイプ,持ち込み武器のレア度制限,失敗条件の設定など,さまざまな特殊条件が追加されるとのこと。また,ギャラリーにおいては,エスピナス素材の家具などが追加される。
エスピナスの頭飾り |
エスピナスの敷物 |
2007年12月に掲載したインタビュー記事で,MHF運営プロデューサー杉浦一徳氏は,“シーズン2.0でMHFのオリジナル構想がスタートし,2.0〜3.0にかけてオリジナル性を確立”していくと発言していた。今回のシーズン2.5は,特殊リーチ武器に象徴されるように,MHFがコンシューマ版のモンスターハンターシリーズとは異なった道を進み出す転換点のアップデートとなりそうだ。なお,シーズン2.5のプレビューサイトも公開されているので,興味のある人は併せてご覧いただきたい。
「シーズン2.5 “狩人たちの祭典”」プレビューサイト
- 関連タイトル:
モンスターハンター フロンティアZ
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