Logitech，ゲーム機向け周辺機器市場から4月までに撤退。一方，PC向けの「G-Series」は強化へ

　日本ではロジクールとして知られるスイスの周辺機器メーカー・Logitechは，ゲーム機向け周辺機器市場から，2013年4月までに撤退すると発表した。
　これは，同社の会計年度における2013年第3四半期（2012年10〜12月）の決算が不調に終わったことを受けてのもの。より健全な企業運営を行っていくにあたり，ゲーム機向け周辺機器やスピーカードックといった「非戦略的製品」市場から撤退し，モバイルデバイスとPC向けの周辺機器に集中すると，同社はニュースリリース内で宣言している。

　なお，Logitech関係者が4Gamerに語った内容によれば，PC向け周辺機器への注力にともなって，ゲーマー向け周辺機器ブランド「G-Series」ではラインナップ強化を行うとのことだ。ゲーム機向け周辺機器市場からの撤退は残念だが，最近では「Gaming Keyboard G105」（国内製品名：G105ゲーミングキーボード）の国内市場投入を発表したLogitech/ロジクールが，G-Seriesでどういった展開を見せてくれるのか，楽しみに待ちたいところである。

Logitechによるニュースリリース（英語）