新型メカニカルキーボード「Razer BlackWidow V4 Pro」が発表に。8個のマクロキーとカスタマイズ可能なダイヤル入力を備える

　米国時間2023年2月16日，Razerは，ゲーマー向けのワイヤードフルキーボード「Razer BlackWidow V4 Pro」を直販サイト，および世界市場向けに発売した。キーボード左側に独立した8つのマクロキーと，ダイヤル型コントローラ「Razer Command Dial」を1つ備えており，ゲームやアプリケーションの操作に使えるのが特徴だ。
　Razer直販サイトにおける税込価格は3万4880円である。

BlackWidow V4 Pro。画像は英語配列だが，日本語配列モデルも存在する

　新要素であるRazer Command Dialは，デフォルト状態で8種類の動作が割り当てられており，画面の拡大やアプリケーション切り替え，Webブラウザのタブ切り替えといった操作を，ダイヤルの回転で行える。さらに，ユーザーが設定をカスタマイズすれば，最大で100通りの動作を割り当てることも可能とのことだ。

　マクロキーは，キーボード左に5つ，キーボード左側面に3つの計8つを備えており，いわゆるキーボードマクロを登録しておけば，ワンキーで一連の操作を行える。Razerの統合設定ソフト「Razer Synapse」を使うだけでなく，キーボード単体でマクロを登録することも可能だ。

Razer Command Dialと，8つのマクロキーの配置が分かる画像

　そのほかに，キーボード右側奥には，音量調整の大きなダイヤルと，4つのメディアキーも備えている。メディアキーも一見するとダイヤルのようだが，こちらは単純なボタンだ。

　メインキーのキースイッチには，Razer独自のメカニカルスイッチを採用しており，クリック感のあるGreen Switchと，クリック感のないYellow Switchという2種類のバリエーションを用意している。


　メインキーから独立したマクロキーを備えるキーボードは，最近では珍しいので，そうしたキーボードを求めている人なら，BlackWidow V4 Proは注目する価値がありそうだ。

RazerのBlackWidow V4 Pro製品情報ページ