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Razer,スクロールホイール回転の抵抗値をカスタマイズできるFPS向けマウス「Basilisk」発表
このセンサーは毎回呼称が変わっており,DeathAdder Eliteのときが「Razer 5G Optical Sensor」,Lancehead TEのときが「True 16,000 DPI 5G optical sensor」で,今回は「5G true 16,000 DPI optical sensor」という名前になっているが,いずれにせよ,PixArt Imaging製のRazer向けカスタムモデル「PMW3389DM」という理解でいいだろう。
これは要は,他社が「Sniper Button」的に呼んでいるボタンと同じもので,「押している間だけセンサーの感度を下げる」という基本機能とは別に,統合ソフトウェア「Razer Synapse 3」を使うことで,「押してボイスチャットのpush-to-talkを行う」などといった追加機能の割り当てが可能だ。
DPI Clutchボタンは,手のサイズや持ち方に合わせて長短2種類が付属するため,ユーザーは好きなほうを選んで利用できるという。
北米市場におけるメーカー想定売価はDeathAdder Eliteと同じなので,それよりちょっと小さな,右手用マウスのバリエーションモデルという扱いになりそうだが,果たして市場ではどう受け入れられるだろうか。発売が楽しみだ。
●Basiliskの主なスペック
- 基本仕様:光学センサー搭載ワイヤードタイプ
- 搭載センサー:「5G true 16,000 DPI optical sensor」(※おそらくPixArt Imaging製のRazer向けカスタムモデル「PMW3389DM」)
- ボタン:左右メイン,センタークリック付きスクロールホイール,ホイール手前×2,左サイド×2,DPI Clutch×1(※左右メインボタン用には独自スイッチ「Razer Mechanical Mouse Switch」搭載)
- トラッキング速度:最大450IPS
- 最大加速度:最大50G
- フレームレート:未公開
- 画像処理能力:未公開
- トラッキング解像度:最大16000 DPI
- USBレポートレート(ポーリングレート):1000Hz
- オンボードフラッシュメモリ:内蔵
- データ転送フォーマット:未公開
- リフトオフディスタンス:未公開
- LEDイルミネーション:搭載(※約1677万色から選択可能。「Razer Chroma」対応)
- 公称本体サイズ:75(W)×124(D)×43(H)mm
- 公称本体重量:107g(※ケーブル含まず)
- マウスソール素材:未公開
- ケーブル長:未公開
- 対応OS:未公開
- 発売予定時期:2017年9月(※Razerzone.com),2017年第4四半期(※世界市場)
- 価格:69.99ドル(税別)
- 保証期間:2年間
RazerのBasilisk製品情報ページ(英語)
RazerのBasilisk関連プレスリリース(英語)
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