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「Catalyst 13.11 Beta V7」登場。BF4など複数のタイトルに向けて最適化が進む
すぐに入手したい人は下に示したリンクからどうぞ。なお,「Display Driver」のバージョンは「13.250.18.0000」(1310281025
→Windows 8.1・8・7用Catalyst 13.7 Beta V7
以下,本稿ではBeta V7とV6をひとまとめで扱うが,今回のアップデートにおける最大の特徴は,「Battlefield 4」をはじめとする複数のタイトルに向けて性能面の最適化が入ったことだ。APU搭載システムに向けた最適化も入っており,AMD製GPUやAPUのユーザーであれば,試す価値のあるアップデートになっていると言えるのではなかろうか。AMDはβ版ドライバをゲーマーに推奨する一方,現状渡しの無保証版とも位置づけているので,その点は注意が必要だが,今回のドライバで得られるものは少なくなさそうな気配はある。
なお,今回のドライバが,未登場のGPU「Radeon R9 290」をさりげなくサポートしているのも見逃せないところ。こうしてリスト入りしてきた以上は,間もなく登場すると思われ,こちらも期待したい。
## 以下,英文リリースハイライトまとめ ##
●Catalyst 13.11 Beta V7の対応製品
- Radeon R9 290・280・270シリーズ
- Radeon R7 260・250・240シリーズ
- Radeon HD 7900・7800・7700シリーズ
- Radeon HD 6000シリーズ
- ATI Radeon HD 5000シリーズ
- Radeon HD 8000Mシリーズ
- Radeon HD 7000Mシリーズ
- Radeon HD 6000Mシリーズ
- ATI Mobility Radeon HD 5000Mシリーズ
●Catalyst 13.11 Beta V7における性能向上
(※比較対象はおそらく「Catalyst 13.9」だと思われるが,明示されていない)
- CrossFire構成時に「Battlefield 4」で最大20%
●Catalyst 13.11 Beta V6における性能向上
(※APUの性能向上における比較対象はCatalyt 13.9と明示されている。それ以外もCatalyt 13.9との比較と思われるが,明示はされていない)
- 「Batman: Arkham Origins」で8x MSAAを有効化したときに最大35%
- 「Battlefield 3」で最大10%
- 「GRID 2」で最大8.5%
- 「DiRT Showdown」で最大10%
- 「F1 2013」で最大7%
- 「DiRT 3」で最大7%
- 「スリーピングドッグス 香港秘密警察」で最大5%
- APU搭載時にOpenCLベンチマーク「LuxMark」で最大10%
- APU搭載時に「WinZip 17.5」のOpenCLモードで最大20%
- APU搭載時に「GRID 2」で最大4%
- APU搭載時に「Battlefield 4」で最大5%
- APU搭載時に「Left 4 Dead」で最大10%
●Catalyst 13.11 Beta V6における新要素
- Eyefinityの自動設定機能追加
- 4Kディスプレイのプラグアンドプレイ設定機能追加
- 関連タイトル:
AMD Software
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