「ATI Catalyst 10.2 HotFix」登場。マウスカーソル巨大化＆「Aliens vs. Predator」のフリーズに対処

　北米時間2010年2月24日，AMDから，「ATI Catalyst 10.2」に存在するバグを潰したというHotFix版グラフィックスドライバ「ATI Catalyst 10.2 HotFix」が公開された。対応OSはWindows Vista/7で，下記の問題が修正されているとのことだ。

• ATI Radeon HD 4800/4700シリーズ搭載環境で，「Aliens vs. Predator」のゲーム内オプションからDirectX 11関連の設定を有効化すると，ゲームがハングアップしたりフリーズしたりする問題
• Windows 7環境下でマウスカーソルがランダムに巨大化して表示される問題

　マウスカーソルについては，これまでも修正のアナウンスがなされているが，まだ完全ではなかった，ということなのだろう。
　すぐに入手したい人は，下に示したリンクを利用してほしい。リンク先で手に入るインストーラは，32/64bit版Windows Vista/7に対応したシングルバイナリである。

→ATI Catalyst 10.2 HotFix（112MB）

　ちなみに，AMDのHotFix版ドライバは，既存のATI Catalystに対するパッチではないため，再インストールが必須となる。また，十全な検証を経て公開されているものでもないので，導入によって，何か別の問題が発生する可能性もある。この点はくれぐれも注意してほしい。少しでも心配に思うなら，来月以降の“月刊ATI Catalyst”正式リリースを待つべきだろう。