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「GeForce 441.66 Driver」が登場。「MechWarrior 5」やPC版「Detroit: Become Human」などへ最適化を行う
Relase 440世代のWHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)通過版ドライバとなるGeForce 441.66 Driverは,Piranha Gamesのアクションゲーム「MechWarrior 5: Mercenaries」と,Quantic Dreamが年内発売を予定しているSFアドベンチャー「Detroit: Become Human」(以下,Detroit)のPC版への最適化を行ったのが見どころだ。
NVIDIAによると,Detroitでは,GeForce RTX 2080 Ti使用時に4K解像度で60fps以上が得られるという。
また,GeForce 441.66 Driverでは,NVIDIA独自のディスプレイ同期技術「G-SYNC」との互換性を確認した「G-SYNC Compatible Monitors」に,液晶ディスプレイ2製品を追加している。これにより,合計60機種以上の液晶ディスプレイが,G-SYNC Compatible Monitorに加わったそうだ。
独自ハードウェアを必要とするG-SYNCを放棄したわけではないものの,VESAの標準規格であるAdaptive-Sync対応ディスプレイで,動作検証を行うG-SYNC Compatible Monitorsプログラムは,順調に対応製品を増やしているというところだろうか。
なお,G-SYNC Compatible Monitors対応機種の一覧は,NVIDIAのWebページを参照してほしい。
ドライバのアップデートが自己責任となる点は理解してもらったうえで,すぐにでも入手したい人は,下に示したリンクかGeForce Experienceを利用してみよう。
NVIDIAはRelease 418世代から,従来のドライバソフト(Standard)だけでなく,Windowsの新しいドライバモデルであるWindows Modern Driver(またはUniversal Windows Driver)に対応する「DCH」ドライバも提供している。ほとんどのゲーマーは,Standardドライバを入手すればいいが,どちらのドライバを入手すべきか分からない場合は,「NVIDIAコントロールパネル」の「ヘルプ」メニューから「システム情報」を選び,表示されたダイアログで「ドライバータイプ」の欄を確認すれば分かる。
→64bit版Windows 10用GeForce 441.66 Driver(575.79MB,Standard)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/155705/jp
→64bit版Windows 10用GeForce 441.66 Driver(528.35MB,DCH)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/155741/jp
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 441.66 Driver(575.79MB,Standard)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/155723/jp
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 441.66 Driver(528.35MB,DCH)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/155759/jp
→GeForce RTX 20シリーズ向け64bit版Windows 7用GeForce 441.66 Driver(529.59MB)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/155687/jp
→GeForce GTXシリーズ向け64bit版Windows 8.x・7用GeForce 441.66 Driver(529.59MB)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/155669/jp
→ノートPC向けの64bit版Windows 8.x・7用GeForce 441.66 Driver(529.59MB)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/155651/jp
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
https://www.4gamer.net/games/999/G999902/FC20110422001/
## 以下,NVIDIAによる公式紹介記事および英文リリースノート(リンク先はPDF)まとめ ##
●GeForce 441.66 Driverの対応製品
- デスクトップPC向けGeForce RTX 20シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 16シリーズ
- NVIDIA TITAN RTX
- NVIDIA TITAN V
- NVIDIA TITAN X,Zシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX TITANシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 900〜600シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GT 600シリーズ
- ノートPC向けGeForce RTX 20シリーズ(※Windows 10のみ)
- ノートPC向けGeForce GTX 16シリーズ
- ノートPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- ノートPC向けGeForce 900M〜800Mシリーズ
- ノートPC向けGeForce MX 200〜110シリーズ
●GeForce 441.66 Driverが統合するソフトウェアモジュール
- GeForce 441.41 Driverから変更なし
●GeForce 441.66 Driverにおけるゲームへの最適化
- 「MechWarrior 5: Mercenaries」「Detroit: Become Human」への最適化
●GeForce 441.66 Driverの新要素
- MSI製液晶ディスプレイ「MAG251RX」とViewSonic製液晶ディスプレイ「XG270」をG-SYNC Compatible Monitorsに追加
●GeForce 441.66 Driverで解決した問題
- 「Blackmagic RAW」コーデックのメディアを再生中にアプリケーションがクラッシュすることのあった問題
- 「Forza Motorsport 7」を起動して,数ラップ走行すると画面にスタッター(ガタつき)が生じることのあった問題
- 「Fallout 76」でG-SYNCを有効にするとフレーム落ちが生じることのあった問題
- GeForce GTX 1080 Ti搭載機でWindowsのサウンドデバイスのプロパティから5.1/7.1チャンネルサラウンドの設定が失われることのあった問題
- GeForce GTX 1060 6GB搭載機でNVIDIAコントロールパネルが「GPUのフレームバッファサイズが不正」と報告することのあった問題
●GeForce 441.66 Driverにおける既知の不具合
- Windows 7で「World of Warcraft: Battle for Azeroth」をDirectX 11モードからDirectX 12モードに切り替えると,ゲームがクラッシュすることがある
- 「Sniper Elite 4」および「Shadow of the Tomb Raider」のDirectX 12モードでV-Syncを有効にしても,フレームレートがリフレッシュレートに制限されないことがある
- 「Grand Theft Auto V」が頻繁にクラッシュすることがある(NVIDIAはデベロッパとともにこの問題の解決に取り組んでいるとのこと)
- 関連タイトル:
GeForce Driver
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