Release 396世代の新しいWHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)通過リリースは,北米時間9月6日に始まる予定となっている「Battlefield V」のオープンβ版,そして「F1 2018」「Immortal: Unchained」「Pro Evolution Soccer 2019」「Strange Brigade」「Switchblade」に向けた最適化版としての登場だ。日本ではPro Evolution Soccer 2019を購入できないので,事実上,5タイトルに向けた「Game Ready」ドライバということになる。
すぐに入手したい人は下に示したリンクかGeForce Experienceを利用してほしい。
→64bit版Windows 10用GeForce 399.07 Driver(497.98MB)
→64bit版Windows 8.x・7用GeForce 399.07 Driver(438MB)
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 399.07 Driver(497.98MB)
→ノートPC向けの64bit版Windows 8.x・7用GeForce 399.07 Driver(438MB)
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
今回もGeForce 399.07 DriverのNVIDIA公式紹介記事と英文リリースノートの内容は和訳を試みたうえで本稿の最後にまとめたが,全体としては,オープンβ版Battlefield Vをはじめとする新作タイトルに向けた最適化がメインで,いくつかのバグフィックスがサブ要素といった理解でいいだろう。GeForce搭載環境でBattlefield Vのオープンβを待ちわびている人や,すでにF1 2018のプレイを始めている人など,最適化対象となっているゲームが自分に関係ある場合は,ドライバの導入をお勧めする。バグ修正項目に気になるものがある場合も,導入を検討してみてはどうだろうか。
ただし,ドライバのインストール作業は自己責任となるので,その点は十分に注意してほしいと思う。
## 以下,NVIDIAによる公式紹介記事および英文リリースノートまとめ ##
●GeForce 399.07 Driverの対応製品
- NVIDIA TITAN V
- NVIDIA TITAN Xシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX TITANシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 900〜600シリーズ
- ノートPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- ノートPC向けGeForce 900M〜600Mシリーズ
※GeForce 500〜400シリーズとGeForce 500M〜400Mシリーズはサポート終了
●GeForce 399.07 Driverが統合するソフトウェアモジュール
(※比較対象はGeForce 398.82 Driver)
- GeForce Experience:3.14.1.48
- HD Audio Driver:1.3.37.4
- PhysX System Software:9.17.0524
- Vulkan RT:記載なし
- CUDA:9.2
- NView:149.21
●GeForce 399.07 Driverにおけるゲーム最適化
- オープンβ版「Battlefield V」用Game Ready
- 「F1 2018」「Immortal: Unchained」「Pro Evolution Soccer 2019」「Strange Brigade「Switchblade」用
●GeForce 399.07 Driverの新要素
・SLIの拡張
- 「F1 2018」「Immortal: Unchained」用SLIプロファイルの追加または更新
・3D Visionの拡張
- 「F1 2018(Good)」「Strange Brigade(Not Recommended)」用3D Visionプロファイルの追加または更新
※タイトル名の後ろにある( )書きはレーティング - 「MONSTER HUNTER: WORLD(Excellent)」用3D Compatibility Modeプロファイルの追加または更新
※タイトル名の後ろにある( )書きはレーティング
●GeForce 399.07 Driverで解決した問題
- ドライバを(398.82へ)アップデートしてから「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」でTAAの設定を「100%」にしてからメインメニューに戻ると,画面がぼやける問題(※丸括弧内は筆者による推測。 全体として,こういうことではないかと思われるが,原文「[Rainbow Six Siege]: TAA at 100% causes screen to be blurry when not moving in after driver update.」の「move in」が本当に「メインメニューへ戻る」意で正しいかは自信がない)
- Windows側のスイッチャブルグラフィックス設定「MSHybrid」が有効だと,Windows 7環境でGPU GDIを使ったとき対角線上にテアリングが発生する問題(※ということではないかと思われるが,正直,自信はない。原文は「[Notebook][MSHybrid]: Fixed diagonal tearing by using win7-blit model.」)
- GeForce GTX 1070およびGeForce GTX 1050搭載環境でOpenGLドライバがレンダリングコンテキストを正常に解放しない問題
- Oculus VR製ソフトウェアを利用するとBSoDが発生する問題
- Kepler世代のGeForce 700&600シリーズを搭載する環境で2016年版「DOOM」をVulkan版で起動するとテクスチャが表示されない問題
- 「LA Noire: The VR Case Files」を実行すると安定しない問題(※システムとVR環境,アプリケーションのどれが安定しないのかについての言及はない。原文は「[LA Noire VR]: Stability issues occur when running LA Noire VR.」)
- 「Call of Duty: Black Ops 4」で特定のゲーム設定を行うと,スタッター(stutter,カクつき)が生じ,性能も低下する問題
- Windows 10のApril 2018 Updateを適用するとウインドウモードG-SYNCでスタッターが生じる問題
●GeForce 399.07 Driverにおける既知の不具合(※抜粋)
- SLI構成時にHDRを有効化してDirectX 12版「Battlefield 1」を実行した場合,マルチプレイヤーやシングルプレイヤーモードに入ろうとするとゲームが応答しなくなる
- SLI構成に「Immortal: Unchanged」を実行し,GeForce ExperienceからFreeStyleの「Sticker」フィルタを適用すると,オブジェクトが正常に描画されないことがある
- Core 2 DuoもしくはCore 2 Quad搭載環境でGeForce Driverを正常にインストールできないことがある
- GeForce GTX 1060搭載環境をAVアンプと接続した状態でアイドル状態が5秒続くとAVアンプ側が2chステレオモードに切り替わる
- 「Mozilla Firefox」Webブラウザで特定のリンクにマウスカーソルを重ねるとカーソルの表示がおかしくなる
- マザーボード上に搭載されるPLX Technology(現Avago Technologies)製チップを経由したマルチGPU構成を行うと「DPC watchdog violation」エラーがランダムに発生する
- 「Euro Truck Simulator 2」のゲーム中にGeForce ExperienceのFreeStyle機能を有効化するとゲームのフレームレートが低下する
- GPUのモニタリングツールから消費電力の監視を行うとわずかにスタッターが生じる

















