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WHQL認証済みの公式最新版「GeForce Driver 182.06」リリース。182.05 Betaにあった致命的な不具合が修正される
対応製品は,GeForce 6以降のデスクトップPC向け単体GPUおよび同グラフィックス機能統合型チップセット。対応OSはWindows XP,32/64bit版Windows Vistaで,2009年2月19日時点における最新版PhysXソフトウェア,「PhysX System Software 9.09.0203」が統合されている。
すぐに入手したい人は下に示したリンクを,ドライバのダウンロード方法を確認したい人は4Gamerの最新ドライバリンクページをそれぞれ利用してほしい。
→Windows XP用GeForce Driver 182.06(115MB)
→32bit版Windows Vista用GeForce Driver 182.06(111MB)
→64bit版Windows Vista用GeForce Driver 182.06(129MB)
→4Gamer最新ドライバリンクページ
さて,冒頭でも簡単に紹介しているとおり,GeForce Driver 182.06は,同182.05 Betaを導入したWindows XPおよび32/64bit版Windows Vistaの両環境で生じる,
- GeForce 9800 GX2/GTX+/GTX/GTおよびGeForce 8800 GTS/GT/GS搭載環境で,「performance state」を切り替えるとき(※2D/3D動作モードの切り替え時のことを指すと思われる)にシステムがハングアップする問題
が修正され,晴れてWHQL取得となったバージョンだ。「F.E.A.R.2: Project Origin」への最適化や,いくつかのゲームタイトルで10%前後のパフォーマンス向上が謳われている点,あるいはGeForce 8以降のGPUにおける「OpenGL 3.0」フルサポートといった,GeForce Driver 182.05 Betaの特徴はそのまま継承している。
というわけで,このほか詳細はGeForce Driver 182.05 Betaの紹介記事を参照してほしいと思う。
リリースノートを見る限り,182.06と182.05 Betaとの間に,バグフィックス以外の違いはないため,すでに182.05 Beta版ドライバを導入していて,該当するGPUを使っていないなら,あらためて導入する必要はなさそうだ。ただし,それ以外の人,とくにβ版を導入しない主義の人にとっては,
- 最新タイトルへの最適化
- OpenGL 3.0フルサポート
- 最新のPhysXソフトウェア同梱
- ゲームに関連した複数のバグフィックス
が行われたという意味で,導入する価値のある,非常に重要なアップデートということになるだろう。
- 関連タイトル:
GeForce Driver
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