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「RED STONE」プレスカンファレンス2013で今年夏〜来年初頭のロードマップが発表に。トークセッションでは,新キャラクター「メイド」のさらに詳しい話も
プレスカンファレンス2013では,運営プロデューサーの嶋田真人氏とEMアース氏(イベントマスター)が司会を担当し,ロードマップと共に各アップデートの内容を発表した前半と,L&K Logic Koreaの開発スタッフとのトークセッションで各アップデートの詳細に迫った後半,という流れでプログラムが進行した。とくに後半では,次々と明かされる詳細に嶋田氏が驚くほか,来場者の期待を大きく高めた場面もあった。
今回は,そんな会場の模様を紹介していこう。
7月の大型アップデートで新キャラクター「メイド」が実装!
2014年初頭までのロードマップを公開
ロードマップで最初に予定されているのは,2013年7月の大型アップデートだ。このアップデートでは,新キャラクター「メイド」のほか,モンスター召喚アイテムやベルセルク称号,「光奏師」向けのインフィニティ武器,そして転生者向けメリットが追加される。
2013年8月には,「GoldEXワールド」がオープンする。GoldEXワールドといえば,通常のワールドよりも多くの経験値が獲得できる仕様となっていた期間限定ワールド(関連記事)。これが再び期間限定で開放されるのだ。
さらに,期間終了後のGoldEXワールドは,通常のワールドと同じ仕様になり,11番めの新ワールドとして稼働を続けるという。
2013年9月には,人気の高いPvP専用ワールド「決戦ワールド」がプレミアムゾーンとして常時オープンするようになる。さらに「闘士」と「光奏師」の参戦が決定されているので,より激しい戦いが繰り広げられるだろう。
また,最強ワールド決定戦が2013年冬に予定されており,決定戦で上位に進出したチームは,オフラインで開かれる頂上決戦に挑める。さらに日本チームと韓国チームによるエキシビションマッチも実施されるとのことだ。
また,全10キャラクター分の「覚醒システム」が,2013年11月には適用される見通しだという。隼 優紀先生による描き下ろしイラストにも注目だ。
2014年初頭に登場する新コンテンツの情報も一挙に公開された。2014年上半期に「光奏師」の裏職「獣人(仮)」,下半期に「メイド」の裏職(名称未定)が実装される。さらに,実装時期は未定ながら,キャラの見た目を変えて能力もアップできる「アバターシステム」の登場も告知された。
ちなみに,途中で「眼鏡を取るとツノが生えて……」と嶋田氏がメイドの裏職に関する情報をチラっと漏らしていた(?)。詳細は後半のトークセッションで判明している。
衝撃の事実が次々と明らかになったトークセッション
「メイド」の正体は,なんと半人半魔でプリンセスの姉!?
李氏いわく,新キャラクター「メイド」は日本の運営チームから挙げられた候補案からL&Kが選んだ1体で,ストーリーが面白かったことや,既存のキャラクターとつながりのある設定が実装するきっかけになったそうだ。ゲームでは,箒などの掃除用具を武器として使うキャラクターとして登場し,スキルモーションも面白く仕上がっているという。
さらに,メイドの裏職に関する情報も明かされた。なんとメイドは,既存キャラ「プリンセス」の腹違いの姉だ。悪魔の子供という設定もあり,半身半魔のキャラクターに変身でき,通常の姿とはまったく異なる能力を発揮できるそうだ。なお,この悪魔は現在ゲームに登場する悪魔とは別物という話だが,詳しくは語られなかった。
次はメイドと同時に実装される「モンスター召喚システム」の概要が説明された。モンスター召喚アイテムはツボの形をしていて,モンスターがドロップしたり,ギルドダンジョンや秘密ダンジョンで入手できたりするらしい。
ツボには多彩な種類があり,ツボによって出現するモンスターは異なる。簡単に手に入るツボからはあまり強くないモンスターが召喚されるが,レア度が高いツボの場合は,ギルド単位で人を集めないと倒せないようなモンスターを召喚することもあるという。
「光奏師」向けインフィニティ武器の性能については,物理と魔法によるハイブリッド攻撃を可能にする武器と紹介されていた。
李氏は決戦ワールドについても言及し,すでに実装されている決韓国では,さまざまなワールドのプレイヤー達によるコミュニケーションの場としても好評を得ていると語った。また,日韓のエキシビションマッチの開催をとおして,新アイテムや新システムのアイデアが得られるかもしれないと期待しているという。
2014年以降は,高レベルキャラクター向けのコンテンツを多く用意する予定があり,ギルドシステムやミニペットのリニューアル,そして新しいミニペットの実装も考えているという。さらに2013年下半期の新コンテンツに対するプレイヤーの動向を見て,それらを反映するようなアップデートも予定していると話していた。
こうしてトークセッションは幕を閉じ,質疑応答の時間が設けられた。来場者から次々と寄せられる質問に李氏が答えていったので,その内容も合わせて掲載しよう。
Q.日本と韓国とではスキルの仕様に違いがあります。日韓戦ではどちらの仕様で行われるのですか?
A.現在調整中です。近日中に発表できると思います。
Q.今回の「GoldEXワールド」は終了時に新ワールドになるとのことですが,既存のワールドにキャラクターを送ることはできるのでしょうか?
A.前回,好きなワールドに送れるようにしていたのですが,プレイヤーさんから「GoldEXワールド内でともに育った仲間達と別れるのがイヤだ」という意見がありました。ですので今回は,「GoldEXワールド」がそのまま新ワールドになるということにさせていただきました。
Q.7月にモンスター召喚システムが実装されるとのことですが,アリーナワールドでの使用は可能でしょうか?
A.詳細が決まり次第公開しますが,現時点では決まっていません。基本的には秘密ダンジョンやギルドダンジョンで出てくるアイテムという感じです。
Q.ベルセルク称号は対人戦でも使えるのでしょうか?
A.現時点では協議中で,詳細は今後のアップデートで発表する予定です。ですが,使いたいというプレイヤーさんの声も多いようなので,意見として受け取っておきます。
Q.対人戦で覚醒スキルが使えるようになるのでしょうか?
A.いま協議中です。やはり,スキルのバランスが対人戦でどうなるか分からないところがあるので,それらを調整する作業を行う予定はあります。ちょっと時間が掛かってしまうかもしれませんが,楽しみに待っていてください。
Q.決戦ワールドでも覚醒スキルは使えるのでしょうか?
A.現在は考えておりません。しかし,プレイヤーの皆さんのご要望が多かった場合は,検討の余地があると考えています。実装するとしても,スキルポイントなどのバランスも考えて調整が必要なので,それらを含めたうえで協議して判断します。
質疑応答の後,「平日にもかかわらず,皆様にお集まりいただきありがとうございました。皆様の前で新情報を公開できたことがすごく嬉しいです。皆様もブログやTwitterなどでぜひ今回の情報を配信していただければと思います。本日はどうもありがとうございました」と嶋田氏が挨拶し,「REDSTONE,最高!」のかけ声をあげつつ,プレスカンファレンス2013を締めくくった。
多くの内容が発表された場となったプレスカンファレンス2013だが,中でもトークセッションや質疑応答では,各アップデートについて詳しく言及され,今後の期待が大いに高まったのではないだろうか。とくに質疑応答でPvPに関する質問が多く飛び交っていたのが印象的で,PvPに対する関心の高さがうかがえた。2013年冬に開催される予定の頂上決戦,そして日韓戦の盛り上がりなどにも期待したいところだ。
「RED STONE」公式サイト
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