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[GC 2006#43]オープンワールドにこそスピーディさが必要だったことを証明する傑作「Just Cause」
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印刷2006/08/26 11:16

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[GC 2006#43]オープンワールドにこそスピーディさが必要だったことを証明する傑作「Just Cause」

 スウェーデンのデベロッパAvalanche Studiosが開発し,SCi Entertainment GroupのEidos Interactiveからリリースされる,期待の三人称視点アクション「Just Cause」。E3 2006ではクローズドブースでプレイ実演を見るだけだったが,GC 2006では一般向けにプレイアブル版が出展されていた。
 海外では9月26日発売予定なので,ほぼ完成していると見てよさそうである。

 展示されていたのはドイツ語バージョンだったので,ミッション内容などは分からなかったが,どうやら車で移動中のターゲットを追いかけ,殺害するというのが最初のオブジェクティブのようだ。

 ゲームが始まると,男前の主人公Rico Rodriguezはいきなり大空をダイブ中。はるか眼下では,道路を走る車の1台にターゲットを示す赤い矢印が点灯している。ここからがJust Causeの本領発揮シーンだが,主人公Ricoは信じられないスタントアクションをやってのける男である。途中でパラシュートを開いて普通に降りてもいいのだが,そのままターゲットの車の真上に落下し,素手で車につかまって張り付くとのが,よりJust Causeらしいアクションといえる。



 敵のターゲットは,車で山の中に入っていった後,ヘリで逃亡を図る。これを許してしまうとミッション失敗なので,なんとしてもその前に殺害したいところだ。前述したように,空から直接ターゲットの車に乗り込んでもいいし,ほかの車で追いかけてもいい。
 本作の自動車での移動中は,とにかく猛烈にスピードが出る。かなりの速度に到達すると画面にブラー効果が表れるので,この車のスピードは開発者が意図したコンセプトの一つだろう。

 車ごと葬り去るという手もあるのだろうが,とりあえず体当たりをカマしてみた。一般車も巻き込んで立派な車の山が築かれ,たまらずライフルを手に飛び出してきたターゲットを始末すると,次のオブジェクティブに移行した。
 その先は敵組織が築いたと思われるバリケードをすべて破壊し,とある建物(車で移動)の屋上に停められたヘリを奪い,空へと飛び立つことになる。
 目的地の一つ一つがミニマップ上に表示されるのは当然のこと,通常のゲーム画面にもピンポイントで赤い矢印が(遠方のときは空に)表示されるので,次の目的地が非常に分かりやすい。これはオープンワールド型のアクションゲームとしては大変助かる仕様だ。



 なんといっても,本作はスピーディさが素晴らしい。いわゆる「GTA風アクション」は,もっさりした動作というのが当たり前だと思っていたのだが,スルスル動く本作はとにかく展開が早く,実に「大暴れしている」という気持ちにさせてくれる。主人公のありえないスタントアクションも,このめまぐるしいスピードの中にあってこそよく映えるのだ。

 プレイアブル版はどうやら主人公が不死身状態らしく,どれだけ撃たれても倒れることはなかった。おかげで本作の難度がどの程度のものかは分からなかったが,途中かなり方々から撃たれまくって蜂の巣状態だったので,実はかなり難しいゲームかもしれない。
 しかしわずか数十分のプレイだったにもかかわらず,割と心を奪われっぱなしだった本作,個人的に買おうと思わせる一本だった。(Kawamura)

  • 関連タイトル:

    Just Cause

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