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Thermaltakeは“4-way SLI”サポートの「GF100」対応PCケースを準備中
そのなかに,NVIDIAブースにも展示のあった製品で,Fermiベースの次期GeForce「GF100」(開発コードネーム)対応PCケースとして初めて認証を受けたものであるという「Element V NVIDIA Edition」が含まれていたので,その概要をお伝えしたい。
Element V NVIDIA Editionは,PCケース前面から拡張スロット部へと外気を直接導入できるよう,エアダクトを設けることで,グラフィックスカードの冷却性が高められている。また,側面のサイドパネルにも,グラフィックスカードの(GPUクーラーに搭載された)ファン周りへ外気を導入するエアダクトを搭載可能になっているが,Thermaltakeの担当者は「通常,サイドパネル部のエアダクトは不要。これは“4-way SLI”で必要になる」と説明していた。
HDDベイに取り付けられるエアダクト。ファンを搭載したアクティブクーリング仕様だ。3-way SLIに対応する |
で,こちらがサイドパネルに取り付けるエアダクトである。Thermaltakeによれば,4-way SLI用とのことだったが…… |
なお,Element V NVIDIA Editionは,投入時期こそ未定ながら,米国市場では170ドル前後で発売になる見通しだ。
高性能冷却ユニットの第2弾を展示
ゲーマー向けキーボード市場へも参入
第2世代Xpressarは,5インチベイ4基分を使って,CPUやGPUを強力に冷却するとのこと。デモではCPUヘッド部が−6.7℃にまで下げられ,CPU温度は5℃程度に保たれていた。Thermaltakeは,本製品を第3四半期までには市場投入する構えだ。
Thermaltakeは,Challengerシリーズの通常版「Challenger」と,その上位モデル「Challenger Pro」の2製品を先行投入する予定。通常版のChallengerでは,プログラムマクロを登録できるキーが2個用意されるところ,Challenger Proではこれが18個になるほか,オフラインの大会へキーボードを持って運ぶときの利便性から,USBケーブルの着脱を行えるようになっているとのことだ。
FPS(など)をプレイするときのホームポジションへ風を送る機能をサポート。どこまで実用性があるかは議論がありそうだが…… |
USBインタフェースを採用するChallengerシリーズ。Challenger Proは,ケーブルの着脱も可能だ。USBハブ機能も搭載する |
同社はさらに,2010年後半には「Challenger Ultra」もラインナップへ追加予定。「Tt eSports」シリーズとして,ゲーマー向けデバイスの拡充を図っていく構えを見せている。
- 関連タイトル:
GeForce GTX 400
- 関連タイトル:
Tt eSPORTS
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