当サイトもはるか昔にデモ版を掲載した（「こちら」），じっくりと遊べるシングルプレイ専用RPG「Divine Divinity」。最短40時間，最長200時間と言われるその自由度の高い楽しみ方は，腰を据えてプレイするタイプのRPGファンには最適だ。さまざまなスキルを活用して進むそのシステムと，細かく描き込まれた雰囲気のあるグラフィックスは，日本人にも比較的とっつきやすいのでは。
　欧米で熱狂的に迎えられているこの名作を，ネットビレッジが版権を獲得して日本語版を発売することを決定したのは，9月11日のお知らせ（「こちら」）どおり。

　英文の多いゲームだけあって，その日から「日本語版はいつなのか」と期待がもたれていたわけだが，本日ついに公式に「2002年12月20日」という発売日が明らかになった。CD-ROM3枚組で，価格は9800円（Windows 98/Me/2000/XP対応）。25万ワードにも渡る英語を翻訳するのは，PCゲームローカライズ業界では定評のあるチームなので，その出来にもかなりの期待が持てそう。残念ながら日本語版の画面写真などはまだだが，出てくるのは時間の問題だろう。
　FAQコーナーも新設され，世界観やゲームシステム，キャラクターなどを細かく解説した公式サイト「こちら」だが，日本語版デモムービーやBBSなどのサービスも開始する模様。ファンなら今後目を離すことのないように。英語版ながらScreenshotsも多く載っているので，今日始めて存在を知った人もぜひ一度見に行ってみよう。（Kazuhisa）

■製品名
　Divine Divinity（ディヴァイン・ディヴィニティ）〜完全日本語版〜
■予価
　9800円（CD-ROM3枚組）
■動作OS
　Windows 98/Me/XP/2000
■公式サイト
　http://www.game-village.ne.jp/divine/