お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2022/08/25 20:11

リリース

SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

10代の金銭感覚についての意識調査2022
配信元 SMBCコンシューマーファイナンス 配信日 2022/08/25

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>

10代の金銭感覚についての意識調査2022
ひと月あたりの収入額 大学生等では平均43,883円、前回調査より24%の大幅増加
「預貯金をしている」高校生では57%と前回調査より10ポイントの大幅上昇、大学生等では64%
預貯金額の平均 預貯金をしている高校生では116,725円、大学生等では267,718円
10代のエシカル消費経験「エシカル消費をしたことがある」62%、前回調査より10ポイント上昇
夢や目標を実現するための費用の準備方法について、それぞれのメリット・デメリットを理解している?
理解している割合「クレジットカード・ローンの利用」は4人に1人、「投資」は5人に1人にとどまる
学校の授業で教えてほしいと思う“社会の中で生きるための知識”
TOP5は「ローン・クレジットの仕組み」「お金のトラブル」「生活設計」「保険・リスク管理」「家計管理」

SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(代表取締役社長:金子 良平、https://www.smbc-cf.com/corporate/、サービスブランド「プロミス」)は、2022年7月8日〜11日の4日間、15歳〜19歳の学生を対象に「10代の金銭感覚についての意識調査2022」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効サンプルの集計結果を公開しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)

*前回調査である「10代の金銭感覚についての意識調査2021」は2021年7月に調査(8月25日発表)しております。


【10代の収入と預貯金】

>10代の収入状況「お小遣い以外の収入がある」は高校生の29%、大学生等では72%
>ひと月あたりの収入額 大学生等では平均43,883円、前回調査より24%の大幅増加

全国の15歳〜19歳の学生1,000名(全回答者)に対し、収入状況について質問しました。

まず、全回答者(1,000名)に対し、現在の収入状況を聞いたところ、「収入はない」は17.3%、「収入はお小遣いのみ」は36.5%、「お小遣い以外の収入がある」は46.2%となりました。学生区分別にみると、高校生では「収入はお小遣いのみ」が52.4%、「お小遣い以外の収入がある」が28.9%、大学生・短大生・専門学校生・予備校生(以下「大学生等」)では「収入はお小遣いのみ」が12.7%、「お小遣い以外の収入がある」が72.1%でした。

画像集#001のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

また、ひと月あたりの収入額を聞いたところ、高校生では平均11,813円、大学生等では平均43,883円でした。

前回の調査結果と比較すると、ひと月あたりの収入額の平均は、高校生では1,160円の増加(前回調査10,653円→今回調査11,813円)、大学生等では8,495円の増加(前回調査35,388円→今回調査43,883円)と、大学生等では24.0%の増加となりました。“ウィズコロナ”のもと、社会経済活動が徐々に活発化していることが、10代の収入額増加の背景になっているのではないでしょうか。

画像集#002のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

>ひと月あたりのお小遣い額の平均 高校生は4,417円、大学生等は10,140円
>1ヶ月のアルバイト代の平均 大学生等は32,903円、前回調査より6,468円の大幅増加

次に、お小遣いとアルバイト収入について質問しました。

全回答者(1,000名)に、家族からもらっているお小遣いは、ひと月あたり、いくらくらいか聞いたところ、高校生では平均4,417円、大学生等では平均10,140円でした。前回の調査結果と比較すると、家族からもらっているお小遣い額の平均は、高校生では870円の増加(前回調査3,547円→今回調査4,417円)、大学生等では1,871円の増加(前回調査8,269円→今回調査10,140円)となりました。

画像集#003のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

また、1ヶ月のアルバイト代はいくらくらいか聞いたところ、高校生では平均6,961円、大学生等では平均32,903円でした。

前回の調査結果と比較すると、1ヶ月のアルバイト代の平均は、高校生では267円の増加(前回調査6,694円→今回調査6,961円)、大学生等では6,468円の増加(前回調査26,435円→今回調査32,903円)となりました。商業施設や飲食店の多くが通常営業を再開し、アルバイトを行う学生が増えたことにより、収入額が増加したことが考えられます。

画像集#004のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

>10代のフリマアプリ利用実態「フリマアプリで収入を得ている」19%、収入額は平均3,160円/月

アルバイト以外の収入源のうち、フリマアプリでの収入について質問しました。

全回答者(1,000名)に、フリマアプリで収入を得ているか聞いたところ、「得ている」が18.9%、「得ていないが、得たいと思う」が46.4%で、合計した『前向き(計)』は65.3%となりました。『前向き(計)』と回答した人の割合は、女性では72.6%と、男性(58.0%)と比べて14.6ポイント高くなりました。

画像集#005のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

フリマアプリで収入を得ている人(189名)に、フリマアプリによるひと月あたりの収入金額を聞いたところ、「1,000円未満」(30.7%)や「1,000円〜2,000円未満」(28.6%)に多くの回答が集まり、平均は3,160円でした。

前回の調査結果と比較すると、収入額の平均は689円の増加(前回調査2,471円→今回調査3,160円)となりました。

画像集#006のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

>「預貯金をしている」高校生では57%と前回調査より10ポイントの大幅上昇、大学生等では64% 預貯金額の平均 預貯金をしている高校生では116,725円、大学生等では267,718円
>預貯金をする理由「将来のため」がダントツ「買いたいものがあるため」は前回調査より7ポイント下降、「投資をするため」は前回調査より4ポイント上昇

続いて、現在の預貯金の状況について質問しました。

全回答者(1,000名)に、預貯金をしているか聞いたところ、「している」は59.9%、「していないが、したいと思う」は34.7%、「していないし、したいと思わない」は5.4%となりました。預貯金をしている人の割合は、高校生では57.3%、大学生等では63.8%と、どちらも半数を超えました。

画像集#007のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

前回の調査結果と比較すると、預貯金をしている人の割合は、高校生では10.0ポイントの上昇(前回調査47.3%→今回調査57.3%)、大学生等では1.8ポイントの上昇(前回調査62.0%→今回調査63.8%)と、特に高校生での上昇幅が大きくなりました。コロナ禍での社会や経済の先行き不透明感が、将来への備えに対する高校生の意識に大きな影響を及ぼしているのではないでしょうか。

画像集#008のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

預貯金をしている人(599名)に、今、どのくらいの預貯金を持っているか聞いたところ、高校生では平均116,725円、大学生等では平均267,718円でした。

前回の調査結果と比較すると、預貯金額の平均は、高校生では29,952円の増加(前回調査86,773円→今回調査116,725円)、大学生等では51,503円の増加(前回調査216,215円→今回調査267,718円)と、大幅に増加しました。社会の経済活動再開が進む一方で、社会情勢の不透明感が貯蓄行動を促し、預貯金額の増加につながっていると考えられます。

画像集#009のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

預貯金をしている人・預貯金をしたいと思っている人(946名)に、その理由を聞いたところ、「将来のため」(57.9%)が特に高くなりました。将来の夢・目標の実現のためや将来不安に対する備えのため、計画的な貯蓄を実践しようと考えている人が多いのではないでしょうか。次いで高くなったのは、「買いたいものがあるため」(38.6%)、「万が一のときのため」(37.0%)、「一人暮らしをするため」(25.4%)、「旅行に行くため」(22.9%)でした。

前回の調査結果と比較すると、「買いたいものがあるため」は7.4ポイントの下降(前回調査46.0%→今回調査38.6%)となったのに対し、「投資をするため」は3.8ポイントの上昇(前回調査4.6%→今回調査8.4%)となりました。経済の先行き不透明感や急激な物価上昇は、現在の消費意欲を減退させる一方で、将来へ投資する意欲を増進させるのかもしれません。

画像集#010のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

>「今の貯蓄状況に不安を感じている」10代の55%、女性では60%

全回答者(1,000名)に、現在の自分の貯蓄状況について、不安を感じているか聞いたところ、「感じている」は54.6%、「感じていない」は45.4%となりました。

不安を感じている人の割合は、女性では59.6%と、男性(49.6%)と比べて10.0ポイント高くなりました。自分の貯蓄に対し不安感を抱いているのは特に女性に多いことがわかりました。

画像集#011のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート


【10代のお金の使い方】

>ひと月あたりの消費額の平均 高校生は5,831円、大学生等は23,645円

お金の使い方について質問しました。

全回答者(1,000名)に、ひと月あたり、いくらくらいお金を使っているか聞いたところ、「1,000円未満」(14.6%)や「3,000円〜5,000円未満」(14.6%)、「5,000円〜10,000円未満」(15.0%)、「10,000円〜20,000円未満」(12.8%)に回答が分かれ、平均は12,974円でした。学生区分別にみると、高校生では平均5,831円、大学生等では平均23,645円でした。

画像集#012のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

前回の調査結果と比較すると、ひと月あたりに使っているお金の平均は、高校生では51円の増加(前回調査5,780円→今回調査5,831円)、大学生等では2,687円の増加(前回調査20,958円→今回調査23,645円)と、特に大学生等での増加幅が大きくなりました。大学生等では、ひと月あたりの収入額が大幅に増加した結果、消費にあてられる余裕が生まれた人が一定数いるのではないでしょうか。

画像集#013のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

>10代がお金を使うことが多いもの 男性1位「自分らしいもの」、女性1位「コスパがいいもの」
>10代が信用できると思う商品・サービス 高校生1位「家族や友人が使っているもの」、大学生等1位「メーカー・ブランドが有名なもの」

全回答者(1,000名)に、どのようなものにお金を使うことが多いか聞いたところ、「コスパがいいもの」(43.5%)と「自分らしいもの」(43.0%)が高くなりました。お金をかけるときに費用対効果を意識する人や、自分らしさを表現できるものにお金をかける人が多いようです。次いで高くなったのは、「一目惚れしたもの」(37.5%)、「長く使い続けられるもの」(36.0%)、「とにかく安いもの」(26.5%)でした。

男女別にみると、男性では1位「自分らしいもの」(40.0%)、2位「コスパがいいもの」(36.6%)、3位「長く使い続けられるもの」(33.6%)、女性では1位「コスパがいいもの」(50.4%)、2位「自分らしいもの」(46.0%)、3位「一目惚れしたもの」(45.4%)でした。

画像集#014のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

信用できると思う商品・サービスはどのようなものか聞いたところ、「家族や友人が使っているもの」(36.5%)が最も高くなりました。身近な人の評価を参考にしている人が多いのではないでしょうか。次いで高くなったのは、「メーカー・ブランドが有名なもの」(33.3%)、「商品・サービスレビューが高評価なもの」(27.7%)、「SNS(TwitterやInstagram)で紹介されたもの」(23.6%)、「昔からあるもの(伝統・歴史がある商品・サービスなど)」(21.8%)でした。

学生区分別にみると、高校生では1位「家族や友人が使っているもの」(38.4%)、大学生等では1位「メーカー・ブランドが有名なもの」(34.2%)でした。また、高校生では「動画配信サイト・アプリ(YouTubeやTikTok)で紹介されたもの」が24.4%と、大学生等(17.7%)と比べて5ポイント以上高くなりました。

画像集#015のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

>10代がお金をかけたいもの 男性TOP2は「アニメ・マンガ」「友人との交際」、女性TOP2は「推し活」「ファッション」

全回答者(1,000名)に、お金をかけたいと思うものを聞いたところ、「ファッション」と「推し活(アイドル・キャラクターのグッズなど)」(いずれも37.3%)が同率で最も高くなり、「友人との交際」(34.5%)、「アニメ・マンガ」(30.5%)、「旅行・観光」(30.2%)が続きました。

男女別にみると、男性では1位「アニメ・マンガ」(32.6%)、2位「友人との交際」(27.6%)、3位「旅行・観光」(26.8%)、女性では1位「推し活(アイドル・キャラクターのグッズなど)」(55.0%)、2位「ファッション」(53.2%)、3位「美活(メイク・美容院など)」(49.4%)でした。

画像集#016のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

前回の調査結果と比較すると、「推し活(アイドル・キャラクターのグッズなど)」は9.3ポイントの上昇(前回調査28.0%→今回調査37.3%)となり、今回の調査では順位を大幅に上げ1位でした。好きなアイドルのライブに行って応援したり、好きなキャラクターのグッズを買ったりするなど、“推しごと”に対し積極的にお金をかけて楽しみたいと考えている人が増えているようです。

画像集#017のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

>10代の節約手法「貯めたポイントを利用」が51%で1位 「100円ショップを利用」「プチプラコスメを利用」「プチプラ服を着る」では男性より女性のほうが20ポイント以上高い

全回答者(1,000名)に、節約のために行っていることを聞いたところ、「貯めたポイントを利用する」(51.4%)が最も高くなり、「学割を利用する」(43.9%)、「クーポンを利用する」(41.9%)、「100円ショップを利用する」(38.6%)、「徒歩や自転車で移動する」(37.7%)が続きました。

男女別にみると、女性では「プチプラコスメを利用する」が39.0%、「プチプラ服を着る」が35.8%と、男性(順に5.0%、5.0%)と比べて30ポイント以上高くなりました。女性には、“プチプラ”アイテムを上手く活用した節約術を実践している人が多いようです。また、女性では「100円ショップを利用する」が52.2%と、男性(25.0%)と比べて20ポイント以上高くなりました。

画像集#018のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

前回の調査結果と比較すると、「学割を利用する」(前回調査32.8%→今回調査43.9%)と「徒歩や自転車で移動する」(前回調査23.9%→今回調査37.7%)は10ポイント以上の上昇となったのに対し、「外食を控える」(前回調査37.0%→今回調査26.4%)は10ポイント以上の下降となりました。節約目的で外食を控える人が減った一方、割引サービスの活用や交通費の節約に取り組む人が増えており、節約術の変化がうかがえる結果となりました。

画像集#019のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

>10代の53%が「投資に前向き」、前回調査より9ポイント上昇
>10代投資家が投資で得ている利益「わからない」は34%、利益額を把握している人の平均は5,106円/月

投資(株式投資、仮想通貨、実物投資、ポイント運用・ポイント投資など)について質問しました。

全回答者(1,000名)に、投資をしているか聞いたところ、「している」は10.5%、「していないが、したいと思う」は42.4%で、合計した『前向き(計)』は52.9%となりました。投資をしている人の割合は、男性では13.2%と、女性(7.8%)と比べて5.4ポイント高くなりました。また、投資に前向きな人の割合は、大学生等では56.1%と、高校生(50.7%)と比べて5.4ポイント高くなりました。

前回の調査結果と比較すると、投資に前向きな人の割合は、全体では8.9ポイントの上昇(前回調査44.0%→今回調査52.9%)で、高校生では9.4ポイントの上昇(前回調査41.3%→今回調査50.7%)、大学生等では8.0ポイントの上昇(前回調査48.1%→今回調査56.1%)となりました。10代では、金融教育などを通じて、投資に対して関心を持つようになった人が増えているのではないでしょうか。

画像集#020のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

投資をしている人(105名)に、投資をしているものを聞いたところ、「株式」(24.8%)が最も高くなり、「投資信託」(20.0%)、「FX」(14.3%)、「仮想通貨」「服」(いずれも13.3%)が続きました。

画像集#021のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

他方、投資をしたい人(424名)に、投資をしたいと思うものを聞いたところ、「株式」(54.0%)が突出して高くなり、「FX」(23.1%)、「服」(18.9%)、「投資信託」(15.6%)、「金(ゴールド)」(14.9%)が続きました。

画像集#022のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

また、投資をしている人(105名)に、投資で得ている利益は、ひと月あたり、いくらくらいか聞いたところ、「0円(ない)」(24.8%)や「2,000円未満」(19.1%)、「10,000円〜20,000円未満」(10.5%)、「わからない」(34.3%)に回答が分かれ、利益額を把握している人(「わからない」を除く)の平均は5,106円でした。

画像集#023のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

>「自己投資をしている」高校生の25%、大学生等の35%
>ひと月あたりの自己投資額の平均は6,156円、前回調査より2,028円の大幅増加 取り組んでいる自己投資 TOP3は「外見磨き」「資格取得」「教養・知性磨き」

自己投資(自分の成長のためにお金や時間をかけること。外見や内面の自分磨きに関することも含む)について質問しました。全回答者(1,000名)に、自己投資をしているか聞いたところ、「している」は29.0%、「していないが、したいと思う」は39.8%で、合計した『前向き(計)』は68.8%となりました。自己投資をしている人の割合は、女性では37.0%と、男性(21.0%)と比べて16.0ポイント高くなりました。また、自己投資をしている人の割合は、大学生等では34.9%と、高校生(25.0%)と比べて9.9ポイント高くなりました。

前回の調査結果と比較すると、自己投資に前向きな人の割合は、男性では9.0ポイントの上昇(前回調査55.8%→今回調査64.8%)、女性では4.0ポイントの上昇(前回調査68.8%→今回調査72.8%)、高校生では4.4ポイントの上昇(前回調査58.5%→今回調査62.9%)、大学生等では9.4ポイントの上昇(前回調査68.1%→今回調査77.5%)となっており、いずれの層においても上昇傾向がみられました。10代では、自身の目指す理想像に向け、自己研鑽や自分磨きに積極的に取り組みたいと考える人が増えているようです。

画像集#024のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

自己投資をしている人(290名)に、自己投資に、ひと月あたり、いくらくらいお金を使っているか聞いたところ、「10,000円〜20,000円未満」(25.2%)に最も多くの回答が集まったほか、「1,000円〜2,000円未満」(17.9%)や「5,000円〜10,000円未満」(16.6%)にも回答がみられ、平均は6,156円でした。

前回の調査結果と比較すると、平均は2,028円の増加(前回調査4,128円→今回調査6,156円)となりました。

画像集#025のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

また、どのような自己投資を行っているか聞いたところ、「外見磨き」(75.9%)が突出して高くなり、「資格取得」(27.6%)、「教養・知性磨き(読書など)」(25.2%)、「健康維持」(23.8%)、「身体能力の向上(筋トレなど)」「コミュニティづくり(友人など)」(いずれも21.0%)が続きました。

画像集#026のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

>「サブスクリプションサービスを利用している」大学生等の35%、前回調査より2ポイント上昇
>ひと月あたりのサブスク利用額の平均は1,425円、前回調査より38円増加

“サブスクリプションサービス(サブスク)”について質問しました。全回答者(1,000名)に、定額制サービス(動画配信や音楽配信サービスなど、利用期間に応じて支払いが発生するサービス)の利用をしているか聞いたところ、「している」は28.0%、「していないが、したいと思う」は33.1%で、合計した『前向き(計)』は61.1%となりました。

前回の調査結果と比較すると、定額制サービスを利用している人の割合は、男性では1.6ポイントの上昇(前回調査26.8%→今回調査28.4%)、女性では2.4ポイントの下降(前回調査30.0%→今回調査27.6%)、高校生では2.1ポイントの下降(前回調査25.1%→今回調査23.0%)、大学生等では2.0ポイントの上昇(前回調査33.4%→今回調査35.4%)となりました。

画像集#027のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

定額制サービスを利用している人(280名)に、定額制サービスに、ひと月あたり、いくらくらいお金を使っているか聞いたところ、「500円〜1,000円未満」(36.4%)や「1,000円〜2,000円未満」(35.0%)に多くの回答が集まり、平均は1,425円でした。

前回の調査結果と比較すると、平均は38円の増加(前回調査1,387円→今回調査1,425円)となりました。

画像集#028のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

>「ゲーム課金に前向き」高校生の39%、大学生等の25%高校生では前回調査より6ポイント上昇
>ひと月あたりのゲーム課金額 ゲーム課金をしている高校生の平均は2,506円、前回調査より817円の大幅増加

ゲームへの課金について質問しました。全回答者(1,000名)に、ゲームでのアイテムの購入やガチャ等の利用(ゲームへの課金)をしているか聞いたところ、「している」は13.4%、「していないが、したいと思う」は19.7%で、合計した『前向き(計)』は33.1%となりました。

前回の調査結果と比較すると、ゲーム課金に前向きな人の割合は、男性では7.6ポイントの上昇(前回調査35.6%→今回調査43.2%)、女性では1.8ポイントの下降(前回調査24.8%→今回調査23.0%)、高校生では5.5ポイントの上昇(前回調査33.4%→今回調査38.9%)、大学生等では0.8ポイントの下降(前回調査25.3%→今回調査24.5%)となりました。

画像集#029のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

ゲーム課金をしている人(134名)に、ゲームでのアイテムの購入やガチャ等の利用(ゲーム課金)に、ひと月あたり、いくらくらいお金を使っているか聞いたところ、平均は2,571円でした。

前回の調査結果と比較すると、平均は全体では513円の増加(前回調査2,058円→今回調査2,571円)、男性では597円の増加(前回調査2,124円→今回調査2,721円)、女性では237円の増加(前回調査1,958円→今回調査2,195円)、高校生では817円の増加(前回調査1,689円→今回調査2,506円)、大学生等では181円の減少(前回調査2,931円→今回調査2,750円)と、高校生での増加幅が特に大きくなりました。

画像集#030のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

>「課金してでもゲームを有利に進めたい」10代男性の5人に1人
>「ゲーム課金したことに後悔した経験がある」大学生等の男性の3人に1人

続いて、ゲーム課金に関する意識について聞きました。<お金を使ってでも(課金してでも)ゲームを有利に進めたい>では「そう思う」は14.8%となりました。「そう思う」と回答した人の割合は、男性では20.6%と、女性(9.0%)と比べて11.6ポイント高くなりました。

<ほしいアイテム・キャラを手に入れるためのお金は惜しみたくない>では「そう思う」は21.8%、<お金を使わないと楽しく遊べない>では「そう思う」は13.6%、<レアアイテムやレアキャラを手に入れたときは誇らしい気持ちになる>では「そう思う」は49.8%となりました。

画像集#031のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

また、ゲームでお金を使ったこと(ゲーム課金したこと)に後悔したことがあるか聞いたところ、「ある」は23.6%、「ない」は76.4%となりました。男女・学生区分別にみると、後悔したことがある人の割合は大学生等の男性(33.7%)が最も高くなりました。

画像集#032のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

>10代のエシカル消費経験「エシカル消費をしたことがある」62%、前回調査より10ポイント上昇
>10代は環境問題や貧困問題の解決につながる選択的消費に意欲的?
エシカル消費として積極的に買いたいもの TOP3は「リサイクル素材を使った商品」「フェアトレード商品」「省エネ商品」

エシカル消費(人・社会・地域・環境に配慮した買い物)について質問しました。全回答者(1,000名)に、エシカル消費の経験を聞いたところ、エシカル消費をしたことがある人の割合は62.1%でした。

前回の調査結果と比較すると、エシカル消費をしたことがある人の割合は9.7ポイントの上昇(前回調査52.4%→今回調査62.1%)となりました。学校教育を通じて“SDGs”に対する理解が深まるなか、エシカル消費に積極的な10代が増えているのではないでしょうか。居住エリア別にみると、東海では19.9ポイントの上昇(前回調査48.8%→今回調査68.7%)と、上昇幅が特に大きい結果となりました。

画像集#033のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

エシカル消費をしたことがある人(621名)に、エシカル消費として買ったことがあるものを聞いたところ、「リサイクル素材を使った商品」(59.6%)が突出して高くなり、「地産地消になる商品」(37.8%)、「省エネ商品」(34.8%)、「フェアトレード商品(児童労働や労働搾取の撤廃につながるもの)」(32.5%)、「寄付付きの商品」(21.4%)が続きました。

画像集#034のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

また、全回答者(1,000名)に、エシカル消費として積極的に買いたいものを聞いたところ、「リサイクル素材を使った商品」(36.2%)が最も高くなり、「フェアトレード商品(児童労働や労働搾取の撤廃につながるもの)」(30.8%)、「省エネ商品」(29.6%)が続きました。社会的課題を解決するために、環境への配慮がなされた商品や貧困地域の支援につながる商品を意識的に選択しようとする10代が多いようです。

居住エリア別にみると、北陸・甲信越では「フェアトレード商品(児童労働や労働搾取の撤廃につながるもの)」(45.2%)と「地産地消になる商品」(35.5%)が他のエリアと比べて特に高くなりました。

画像集#035のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

>「幸せになるためにはお金が必要だと思う」10代の4人に3人
>幸せになるために必要だと思う世帯年収の平均 男性のイメージでは「単身世帯」511万円、「夫婦2人世帯」889万円、「夫婦・子ども2人の世帯」1,584万円 女性のイメージでは「単身世帯」415万円、「夫婦2人世帯」768万円、「夫婦・子ども2人の世帯」1,400万円

全回答者(1,000名)に、幸せになるためにお金が必要だと思うか聞いたところ、「そう思う」は74.7%、「そう思わない」は25.3%となりました。幸せになるためにお金が必要だと思う人の割合は、男性では76.6%、女性では72.8%でした。

画像集#036のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

幸せになるためにお金が必要だと思う人(747名)に、幸せになるために必要だと思う世帯年収を世帯構成ごとに聞きました。

幸せになるために必要だと思う世帯年収の平均は、<単身世帯(ひとり暮らし)の場合>では465万円、<夫婦2人だけの世帯の場合>では830万円、<夫婦と子どもが2人(高校生と大学生)の世帯(4人家族)の場合>では1,494万円でした。

男女別にみると、<単身世帯(ひとり暮らし)の場合>では男性511万円、女性415万円、<夫婦2人だけの世帯の場合>では男性889万円、女性768万円、<夫婦と子どもが2人(高校生と大学生)の世帯(4人家族)の場合>では男性1,584万円、女性1,400万円でした。

画像集#037のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

>人生を楽しむために一番大切にしたいと思うもの 高校生の男性では1位「趣味」、高校生の女性では1位「自分らしさ」 大学生等の男性では1位「恋人・パートナー」、大学生等の女性では1位「家族」

全回答者(1,000名)に、人生を楽しむために一番大切にしたいと思うものを聞いたところ、1位は「趣味」(13.0%)でした。自分の好きなことに没頭することで、人生がより豊かになると感じている人が多いのではないでしょうか。次いで、2位「家族」(11.7%)、3位「自分らしさ」(11.3%)、4位「恋人・パートナー」(11.0%)、5位「生きがい」(8.9%)となりました。

男女・学生区分別にみると、高校生の男性では1位「趣味」(16.9%)、2位「恋人・パートナー」(13.8%)、大学生等の男性では1位「恋人・パートナー」(13.8%)、2位「自分らしさ」(11.6%)、高校生の女性では1位「自分らしさ」(15.7%)、2位「家族」(12.9%)、大学生等の女性では1位「家族」(15.5%)、2位「趣味」「自分らしさ」(いずれも11.8%)でした。

画像集#038のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

>夢や目標を実現するための費用の準備方法 TOP3は「働く」「預貯金する」「不用品を売る」

全回答者(1,000名)に、夢や目標を実現するための費用の準備方法について質問しました。

まず、利用したことがある方法を聞いたところ、「働く(アルバイト、単発の仕事も含む)」(37.7%)が最も高くなりました。学業に励むかたわら、アルバイトなどをすることで、夢や目標に向けた蓄えに取り組んだ人が多いようです。次いで高くなったのは、「預貯金する」(31.7%)、「不用品を売る」(18.0%)、「家族や知人などから借りる」(14.2%)、「クレジットカード・ローンを利用する(奨学金含む)」(11.9%)でした。

学生区分別にみると、大学生等では「働く(アルバイト、単発の仕事も含む)」が65.1%と、高校生(19.4%)と比べて45.7ポイント高くなりました。

画像集#039のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

また、今後(または今後も)利用したいと思う方法を聞いたところ、「働く(アルバイト、単発の仕事も含む)」(59.5%)が突出して高くなり、「預貯金する」(35.3%)、「不用品を売る」(23.9%)、「投資する(株式投資、仮想通貨投資、実物投資、ポイント運用・ポイント投資など)」(18.5%)、「クレジットカード・ローンを利用する(奨学金含む)」(18.0%)が続きました。

学生区分別にみると、大学生等では「働く(アルバイト、単発の仕事も含む)」が68.3%、「クレジットカード・ローンを利用する(奨学金含む)」が25.4%と、高校生(順に53.6%、13.0%)と比べて10ポイント以上高くなりました。

画像集#040のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

>夢や目標を実現するための費用の準備方法について、それぞれのメリット・デメリットを理解している? 理解している割合「クレジットカード・ローンの利用」は4人に1人、「投資」は5人に1人にとどまる

夢や目標を実現するための費用の準備方法で、特徴(メリットやデメリット)を理解している方法を聞いたところ、「働く(アルバイト、単発の仕事も含む)」(67.0%)が突出して高くなりました。仕事をして稼ぐということについて、メリットやデメリットを把握できている人は多いようです。他方、「クレジットカード・ローンを利用する(奨学金含む)」(25.4%)は4人に1人、「投資する(株式投資、仮想通貨投資、実物投資、ポイント運用・ポイント投資など)」(20.3%)は5人に1人が理解しているにとどまりました。クレジットカードやローンは計画的な利用を心がけることが重要です。また、投資は効果的な資産形成の一つですが、リスクについて十分に把握しておかないと予想外の損失を被る危険性もあります。そのため、金融教育などの機会を活用し金融リテラシーの向上に努め、クレジットカード・ローンの利用や投資についてしっかりと理解を深めることが大切です。

画像集#041のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート


【10代のマネートラブル経験と金融リテラシー】

>10代の9人に1人が「詐欺などのトラブルの被害にあったことがある」、経験した詐欺被害1位は「ワンクリック詐欺」
>10代の3人に1人が「詐欺などのトラブルの被害にあいそうになったことがある」

詐欺などのお金に関するトラブルについて質問しました。全回答者(1,000名)に、これまでに、詐欺などのトラブルの被害にあったことがあるか聞いたところ、「あったことがある」は11.6%、「あったことはない」は88.4%となりました。詐欺などのトラブルの被害にあったことがある人の割合は、男性では13.0%、女性では10.2%でした。

画像集#042のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

これまでに、詐欺などのトラブルの被害にあったことがある人(116名)に、被害にあったことがあるトラブルを聞いたところ、特定ページの閲覧後に契約成立の宣言画面が表示され金銭を要求・請求される「ワンクリック詐欺」(25.9%)が最も高くなり、「フィッシング詐欺」(20.7%)、「無料商法」(19.8%)、「キャッチセールス」(16.4%)、「ネットオークション詐欺」「マルチ商法・ねずみ講」(いずれも14.7%)が続きました。

画像集#043のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

また、全回答者(1,000名)に、これまでに、詐欺などのトラブルの被害にあいそうになったことがあるか聞いたところ、「あいそうになったことがある」は30.4%、「あいそうになったことはない」は69.6%となりました。詐欺などのトラブルの被害にあいそうになったことがある人の割合は、男性では32.4%、女性では28.4%でした。

画像集#044のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

これまでに、詐欺などのトラブルの被害にあいそうになったことがある人(304名)に、被害にあいそうになったトラブルを聞いたところ、「ワンクリック詐欺」(49.0%)が最も高くなり、「フィッシング詐欺」(28.9%)、「無料商法」(19.4%)、「マルチ商法・ねずみ講」「キャッチセールス」(いずれも9.2%)が続きました。

画像集#045のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

>学校の授業で教えてほしいと思う“社会の中で生きるための知識” TOP5は「ローン・クレジットの仕組み」「お金のトラブル」「生活設計」「保険・リスク管理」「家計管理」

全回答者(1,000名)に、学校の授業で教えてほしいと思う“社会の中で生きるための知識”を聞いたところ、「ローン・クレジットの仕組み」(36.0%)が最も高くなり、「お金のトラブル」(35.4%)、「生活設計(人生設計と人生に必要な資金の計画)」(32.7%)、「保険・リスク管理(事故・災害・病気などへの備え)」(32.3%)、「家計管理」(28.8%)と、お金に関する知識が多く挙がりました。また、近年注目されている「SDGs」(19.8%)や「異文化・多様性」(18.5%)は5人に1人が挙げました。

学生区分別にみると、高校生では1位「お金のトラブル」(34.9%)、2位「ローン・クレジットの仕組み」(33.2%)、3位「生活設計(人生設計と人生に必要な資金の計画)」(31.4%)、大学生等では1位「ローン・クレジットの仕組み」(40.1%)、2位「お金のトラブル」「保険・リスク管理(事故・災害・病気などへの備え)」(いずれも36.2%)となりました。

画像集#046のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

>成年年齢引き下げで新たに18歳からできるようになったものは? 「親の同意なしでクレジットカードをつくる」「親の同意なしで携帯電話を契約する」「親の同意なしで一人暮らしの部屋を借りる」「親の同意なしでローンを組む」に対する正答率が大幅上昇

2022年4月から成年年齢が18歳に引き下げられました。まず、成年年齢引き下げによって、新たに18歳からできるようになったものを聞いたところ、「親の同意なしでクレジットカードをつくる」(63.6%)と「親の同意なしで携帯電話を契約する」(60.1%)、「親の同意なしで一人暮らしの部屋を借りる」(53.4%)は半数以上が正しく理解していたのに対し、「男性が結婚する」(21.9%)や「普通自動車運転免許を取得する」(21.5%)は2割強が挙げており、もともと18歳でできていたことを“18歳で新たにできるようになったもの”と誤って理解している人が少なくない結果となりました。

前回の調査結果と比較すると、「親の同意なしでクレジットカードをつくる」(前回調査40.3%→今回調査63.6%)と「親の同意なしで携帯電話を契約する」(前回調査39.0%→今回調査60.1%)、「親の同意なしで一人暮らしの部屋を借りる」(前回調査33.1%→今回調査53.4%)、「親の同意なしでローンを組む」(前回調査27.1%→今回調査47.1%)は20ポイント以上上昇しました。成年年齢の引き下げにより18歳から新たにできるようになったことを正しく理解できている人は増加しているようです。

画像集#047のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

>18歳になったら行いたいと思うこと「親の同意なしで一人暮らしの部屋を借りる」27%、「親の同意なしでクレジットカードをつくる」26%
>成年年齢引き下げ後に18歳・19歳が行ったこと「親の同意なしでクレジットカードをつくる」18%、「親の同意なしで携帯電話を契約する」6%

18歳未満の人(544名)に、18歳になったら行いたいと思うことを聞いたところ、「親の同意なしで一人暮らしの部屋を借りる」は26.8%、「親の同意なしでクレジットカードをつくる」は25.7%、「親の同意なしで携帯電話を契約する」は22.2%、「親の同意なしでローンを組む」は6.1%でした。

画像集#048のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート


他方、18歳以上の人(456名)に、成年年齢引き下げ後(2022年4月1日以降)に行ったことを聞いたところ、「親の同意なしでクレジットカードをつくる」は18.2%、「親の同意なしで携帯電話を契約する」は5.7%、「親の同意なしで一人暮らしの部屋を借りる」は5.3%、「親の同意なしでローンを組む」は4.4%となりました。

画像集#049のサムネイル/SMBC,10代の金銭感覚についての意識調査2022レポート

<調査概要>
◆調査タイトル:10代の金銭感覚についての意識調査2022
◆調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする15歳〜19歳の学生
◆調査期間:2022年7月8日〜11日
◆調査方法:インターネット調査
◆調査地域:全国
◆有効回答数:1,000サンプル
男性 女性
500 500(内訳)
◆調査協力会社:ネットエイジア株式会社

※SMBCコンシューマーファイナンス調べ
  • この記事のURL:

キーワード

下線
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:05月02日〜05月03日